2009年03月31日

【画龍点晴を欠く秋春制】海外移籍しやすくなるって本当か?

■そもそも、なぜ秋春制をやらなければいけないのか?

まずそこが騒霊はまったく理解ができない。

犬飼会長や秋春制支持のジャーナリストたちは
欧州のサッカー先進国で主流の秋春制に合わせると
日本サッカーが日本代表が強くなるという。

シーズンを合わせると欧州から上手い外国人選手が補強しやすくなり、
日本人選手も海外移籍しやすくなり、日本人選手のレベルも上がるという。

でもはたして本当にそうだろうか?



■秋春制になるとビッグネームの選手がやってくるのか?

そもそもそんなすごい外国人選手が今時日本にくるかが心配になる。
Jリーグ創成期の頃と今とではもう時代が違う。
今では中東の方が日本より外国人選手に移籍ビッグマネーを払えるし獲得してる。
日本は出せるクラブも限られるし、出せたとしても遅い。
中東の独裁的な経営者たちとマネーゲームができる程クラブに体力・力量の有る無しが問われてくる。
たぶん秋春制を導入しても今よりどのくらいいい外国人選手が移籍してくるかは答えづらいが、少なくても中東にくる選手より格下の選手なのは間違いなさそうだ。
けして可能性はゼロではないと思うが、何よりかにより
それに外人選手にとって移籍のタイミングも大切だが、もっと大事なのは
やはりお金だろう。

だとしたら秋春制になってもやはり同じ秋春制をしく中東のクラブのオイルマネーには勝てないはず。
そう考えると外国人選手については秋春制になっても今と大して変わらないのでは?と思えてくる。不思議だ。

最近は中国もかな。個人的にはトンマージは中国でなく日本に来てほしかったけど残念。
日本のクラブは金がないのかネットワークがないのかもともと関心がないのか、はてさて。まずそこの分析から始めた方がいいと思うのだが、、。


■秋春制になると日本人選手が移籍しやすくなるのか?

移籍の話を分かりやすくするため、年齢で分けてみる。
A:ティーン世代(〜20才)
B:オリンピック世代(〜23才)
C:オーバー世代(〜25才)
D:その他(27才〜)

前提として27才くらいのサッカー選手のキャリアの絶頂期までが移籍の旬。27までの逆算した年齢が多いほど移籍のチャンスがある。
移籍は若ければ若い程いい。青田買いが世界の現実。移籍ビジネスとしてみればリスクヘッジも含めて考えれば若い方が利鞘が大きい。
選手が移籍をキャリアとしてのチャンスと捉えてると同様に、受け入れる側のクラブにも移籍は上のクラブへ高く売れるチャンスと捉えている。

中田英にしても小野にしてもパクチソンにしてもAにちかい極めて若い時期に移籍できた。
ただ全体的日本人はフィジカル的な成長途中の選手も多いし、何よりオリンピックが移籍市場の世界展覧会みたいな位置づけでもあったこともあり
Bの23才くらいで移籍する選手が主流。稲本、大久保、松井とか。

このランクの選手は若く活躍の可能性も高い。活躍できた場合、
選手にもメリットはあるし、移籍先のクラブにもメリットがある。加えてその選手が代表で還元してくれるから日本もよしという、
売り手よし買い手よし世間よしという三方よしのめでたしめでたしの関係ができる。
つまり基本的に23才までのAとBのランクの選手までは日本サッカーを成長させる目的にも当てはまるので、協会はこの世代の才能ある選手の移籍をどんどん後押ししてやるべきだと思う。

ただ
Dの27才以上は移籍ビジネスとしては価値の小さい。
それでも何らかのスポンサーメリットとかあればそれはそれで良い移籍だと思うが、マクロな日本サッカーのレベルアップの移籍という訳ではない。

Cについては判断が難しい。キャリアの絶頂期に近く伸びしろが小さい。
移籍先のクラブで運良く活躍できたとしても上位クラブに移籍させ利鞘を稼ぐという意味で受け入れるクラブとして旨味はない。
それでも日本人はスポンサーを連れて移籍しちゃうアクロバット手法ができる可能性はあるけど、、。選手とクラブ間でウィンウィンならまあそれでも良いのだろうけど、、Dと同様マクロとしてのレベルアップという視点で、A、Bのような三方よしの関係では言い難い。


で今秋春制にしたらどうなるか考えた場合、
何だかんだで日本サッカーが期待しているABの移籍はそれほど増えずにCとかDの移籍数がスゲー伸びる皮肉な結果になるのではないかと思う。
まあC、Dの選手たちにとっては本場でサッカーができるのは嬉しいし頑張りがいもあるのだろうけど、
日本サッカーのレベルアップという視点では、あまり効果がある施策とは言えないのではないだろうか。

つまり日本サッカーのレベルアップという目的ならABランクの選手に対してタイミングよく移籍できる何らかの施策を考えてやる必要はある。でも
そもそも今までも中田英にしろ小野伸二にしろAランクの移籍に際してはベルマーレやレッズともにトラブルなく移籍できたはず。
結局このランクの選手はクラブの方も日本サッカーの期待の星であることを理解し応援してるから、今までも問題なく移籍できてたと思うし、これからも問題なく移籍できると思うのだけれど、、。

逆に問題をよく起こしてたのはCランクの選手。
年齢的にも所属のJクラブの中核になってる選手たち。彼らも最後のチャンスと思って欧州移籍を探っていて、いろいろな駆け引きも存在しただろうから、ある意味トラブルが起こるのは当たり前。

トラブルがあるのはいいことではないけど、
だからといってここら辺の問題解決のために秋春制を導入し
日本サッカーとして彼らの移籍を後押ししてやる程の必要性はないと思う。
いずれにしろ近い将来、移籍金廃止も導入されるだろうから、どうしても移籍したい選手は今までよりスムーズに移籍できるはずな訳で問題は少なくなっていくはず。

その意味からも秋春制にすれば移籍がしやすくなるというのは間違いだと思う。


■確かに冬より夏のマーケットだけど

「でもさー、何が何でも欧州移籍したいという選手にとっては夏の移籍マーケットはチャンスだよね。だって冬のマーケットより長くて大きいじゃん。秋春制だと便利なんだよねー」

何事にもタイミングは大事だ。
ほんとに世の中には偶然というものが存在するし。
ビッグネームの外国人がたまたま何所とも契約してなくて、試しに日本に来てみようかーって話はよくある。日本人が移籍する際もたまたま枠がぽっかり開いてしまったなんて話もよくある。

でもそんな偶然性を期待して秋春制にしていいのか。
個人なら分かる。めっけ物だったですむ。しかし日本サッカーを強くするメリットの一つとして偶然性を期待してるというのなら、いささかお粗末ではないか。

騒霊としては
基本的には日本サッカーとして移籍を後押しする年代は23才までのティーン世代とオリンピック世代で、
ティーンなら半年くらい待っても遅くはないと言うかもしれない。
ただチャンスを逃したくないという気持ちも分かる。
でもやっぱりそれは本人次第。しっかり海外移籍の為に時間をかけて準備調整しておけば、たとえシーズン途中になろうと在籍のクラブやサポは理解してくれるはず。将来の日本を背負うと期待の選手ならきっと応援してくれると思う。
前項でも言ったように近い将来、移籍金廃止も導入されるだろうから、どうしても移籍したい選手は今までよりスムーズに移籍できるはずで問題は少なくなっていくはずだし、必要とあらばこの年代のサポートスキームを作ればいい。


■とどのつまり

大事なのは移籍することではなく、移籍してから活躍して成長すること。
はっきり言ってアジアU-20でも結果を出せず、オリンピックでも結果を出せず、将来の日本を背負おうとするその年代のトップ選手が世界にはね返されている状態の今現在で何をや言わんかって感じだ。
まず、行きたいではなく、来てほしいという選手を育てることが大事なはず。

はたして秋春制は本当に日本サッカーのレベルアップする移籍スキームなのか?
そこまで想定してメリットを計っているのだろうか甚だ疑問。

簡単にいうと
秋春制にすれば海外移籍しやすくなり幾分かのメリットになるかもしれないけど、
ただそれは単にエゴっていうかすごく個人的な話で、日本サッカーの将来構想を語る中では不適当。ミクロな話とマクロな話をごちゃ混ぜにして語ってるようにしか思えない。もっと語るべきはマクロな話でありスキームの話だと思う。

犬飼会長や秋春制賛成のサッカージャーナリストの方々の言葉が心に響かないのは、
そこの整理がされていないのか、騒霊の心がねじ曲がってる所為なのか、
きっとどちらかだと思うのだが、、、。
はたしてどちらでしょうw。





※前回のエントリーもあわせてお読みください。
画龍点晴を欠く秋春制と変なレギュレーションのナビスコ杯
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/blueja/article/95



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2009年03月30日

画龍点晴を欠く秋春制と変なレギュレーションのナビスコ杯

■秋春制は日程の問題か?

西部謙司さんは
《秋春制は日程の問題》で秋春制は支持するが、べらぼうな金額が予想される設備投資は諦めたほうがよい。
そして日程を調整して秋春制を検討するべきと主張されている。

はたしてこれは可能なことなのだろうか?って騒霊は思う。

もし秋春制をするなら、ウィンターブレークを導入し適度な試合間隔をとり
・試合数を減らす。
・J1チーム数の削減。
しかない。

でも
これについては以前鬼武チェアマンが
「移行することで、どんな楽しみ、リターン、果実があるのか見つからない」
と発言していて、これがすべてを総括した答えだと思う。

日程を調整するということは
試合数を減らすこと。すなわち収益が減ることでもある。

Jリーグや各クラブに何らかの果実を提示できなければ、とてもすべてのJクラブが受け入れられる訳ない。猛反発されるだけだ。

日程調整をした秋春制でも、全部のJクラブが収益を減らすのは確実。
犬飼案の秋春制で雪国クラブが背負わされる負担が単純に全Jクラブに当分に押し付けられる損失を割り振ったにすぎない。
秋春制にするならそれに伴う損失をいかに補完できるかを考えることこそ大切なのだ。そのアイデアがない限り
単に日程の調整だけではどうしようもないはずなのだが、、、。


■前門の不景気、後門の秋春制

ただでさえこの不況で青息吐息のクラブ。
この上、秋春制のために試合数を減らすという。
頑張って頑張っても前年売り上げを達成できないこのご時世なのに、
さらにそんな時に身内とも言うべきサッカー協会の会長がJリーグという市場をシュリンク(縮小)させようというルールを作ろうとしている。これではクラブ経営者は怒って当然だ。
特に地方クラブ経営者は憤懣やるかたない。

そもそもをいえば
彼らは川淵チェアマンの時代。
『地域密着』『Jリーグ百年構想』で掲げた夢に理念に共鳴して、今の地方クラブを立ち上げていったはずなのだ。

その過程にはサッカーにスポーツに理解を示さない自治体首長や関係者もいたはずだ。
それでも時にはふるさと納税の旗頭におらが町にJリーグをとか、スタジアムには補助金が出るとか、その時々の話題をネタに説得しまわって、苦労して今の形にまでクラブを作り上げて来た。

で今回の秋春制だ。
この不況も加わりただでさえ赤字なのに、さらに収益を減らす秋春制とは、彼ら経営者も呆れてモノが言えないはず。
特に親会社の後ろ盾がない地方クラブの経営者たちは、地方行政や議会からなんでこんな制度にしたのだと追及される。
また地方に尻拭いをさせる気か、税金で負担させるつもりかと糾弾されかねない。

秋春制はJリーグをシュリンク(縮小)させる政策だ。
黙っていても市場が小さくなっていくこの時勢に、そんな政策を行ったら一体どういうことになるのか分かっているのだろうか。
進むも地獄、引くも地獄。なぜそんな地獄巡りをさせるのか。まったくもって呆れる限りだ。


■秋春制?そんなことより

一方でこのような意見の方もいた。
上嶋紀雄さんの
《春秋制だっていいじゃないか》。

上嶋さんは超現実視点。
「冬は大変だ。だから、春秋制だっていいじゃないか。私はそう思う」と言い切る。
ただ
今問題になってる過密日程の問題。
これは「今の春秋制の中で解決すべきではないの?」という意見だ。

例えば
一部の選手がJリーグと代表で日程がぐちゃぐちゃになってコンデションを保つのに用意でないという問題。
正月に決勝がある天皇杯の日程をずらして12月前までに終わらせれば、各チームの休み期間は、ばらばらにならないとか。

そもそもカップ戦を二つ行う必要があるのか。欧州ではカップ戦が一つのところが多いとか。

確かにそういう手もあるなというアイデアだと思った。
(個人的には元日の天皇杯決勝はやってほしいなーとは思うけど、、w)


■ナビスコ杯のレギュレーションは末期状態

上嶋さんのいう

>そもそもカップ戦を二つ行う必要があるのか。欧州ではカップ戦が一つのところが多い。
という提案については

なるほどと思う。
とくに今年のナビスコ杯のレギュレーションは酷い。
ACLで鹿島、川崎、名古屋、ガンバを除く、J14チームを2グループに分け1回戦総当たりの予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進む。

つまりナビスコでは
最低何試合できるかを考えると、10チームが6試合。うち収益の出るホームは3試合しかない。(決勝トーナメントに進む4チームは+α)
そもそも1回戦総当たりというのもおかしい。ホーム&アウェーでないならリーグ戦のフェアさが失われている。
はたしてこれがまともな大会かと疑問を持たざる負えず、ただやらんがためが目的の大会になっているのではないか。

加えて
ナビスコ杯1試合あたりの入場者数も少ない。ホームも早期敗退のチームはたった3試合しかない。大会で得られる収益が減ったとしてもそもそも額を考えれば影響も小さい。
リーグ戦を減らす場合のことを考えれば、
たぶんではあるが地方クラブも受け入れるギリギリのめる範囲の削減案なはず。
何よりかにより、大会としてフェアなレギュレーションが組めないまま、はたして今後ナビスコ杯を続ける必要があるのか?
だとしたらもはや廃止してもいいのではないかとも思うのだが。


■そもそも秋春制って

そもそもなんで秋春制をしなければならないのか。
未だもって騒霊は腑に落ちてない。

秋春制を云々言う前に
まず今の春秋制でもっと解決しなければならないことが山ほどあるはず。
例えば
ベストメンバー規定の廃止。
審判改革。
そしてナビスコ杯の廃止。

まずこの3つを早期に手をつけてはどうか。
そうすればかなりの度合いでファンへの満足度を高められるはずだと思うのだが。

そこを飛び越えてなぜ秋春制になるのか。
やっぱり疑問だ。

ウィンターブレークを入れ秋春制にすれば解決でしょとライトに秋春制導入を言う人たちを含め、彼らの主張する秋春制のメリットはどこか画龍点晴を欠くようなロジックである気がしてならないのだ。(この点は次回のエントリーで再度検討したいw。)







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2009年03月16日

鹿島は確かにACLでお疲れだったけど、新潟は他力勝利だったとは言ってほしくない(笑)。

09年ホーム開幕だ。寒かったけど予想の範囲。途中雨も降ったけど日が射したりもあったして、前日の山形のような天気ではなかったのでまずはホッって感じの観戦。

鹿島は今週ミッドウィークにACLがあってお疲れモードだった。
特に前半は鹿島サポだったら見たくないっていう展開。
前半9分にキショーにあれれ?のバックヘッドゴールを決められ、1−0。新潟先制。
直後の12分に伊野波のトラップミスを逃さないマルシオが奪ってキラーパス。走り込んだPJがGK曽ヶ端と1vs1になり鮮やかにゴールに流し込む。2−0。新潟追加点。
序盤戦で追いかける展開となった鹿島に対し、新潟はリスクをかけずのカウンター狙い。攻撃的SBのジウトンにもデシンプリンが徹底されてた感じ。新潟いいね〜。
新潟の3トップは1トップ4シャドーにも変化する。キショーやPJだけじゃなくマルシオだったり松下がどんどん仕掛ける。そんな新潟に対してコンデションの整っていない鹿島は攻守の切り替えの遅さで負けた感じだ。
後半。鹿島は興梠と新井場を下げ小笠原と田代が入りなんか鹿島ペース。
やっぱり小笠原が入ると怖いね。ボールを持てるし、アイデアもある。終盤になると新潟の中盤がケアの遅れ始めちょっと一方的な鹿島って感じ。最後の最後に1点取られ2−1で終了したのはご愛嬌だね。岩政のゴールというよりキショーのオウンゴールに近い。でも八面六臂で動き回ってたキショーを責める新潟サポは誰もいないはずだ(苦笑)。


総評すると、コンデション不良の鹿島と戦えたことは新潟にとってはラッキーだったかもしれない。
鹿島の青木は「韓国から帰ってくるのは、大分からよりも移動時間は短いし、楽だと言い聞かせて臨む」とマインドコントロールをかけたらしいが、選手の疲労は顕著だ。
ただどうしようもないと言うコンデションではなかった。その証拠に後半の猛攻はすばらしい。それが前半にできていたら結果は変わったはずでその意味で、小笠原が「(問題は)集中力以外の何物でもない」というのも頷ける。
これは鹿島に限らないが、強いチームが格下チームと対戦する時の性でもあるのだが、どうも相手に合わせて試合に臨んでしまうという悪癖がある。それが前半のぬぼ〜〜とした鹿島の入り方だったと思う。
たぶんこれがリーグ終盤でタイトルが見えて来た試合なら前半から集中力を高めて怒濤の攻撃でゲームに臨んだに違いないが、リーグまだ始まったばかりの序盤戦だ。
たぶん鹿島にはそんな隙がどこかにあったのだろう。

逆に言えば、そんな鹿島におつきあいせず勝ち抜いた新潟の方を評価すべきかもしれない。
今までだったら「どうぞ勝ってください」と相手がプレゼントしてくれる試合を、新潟自ら潰してしまい、同点もしくは逆転され『あ〜あ、もらったチャンスを情けねえ』ってシオシオになってる展開だったはずだ。
そう考えると今年の新潟は成長してる(かもしれないw)。相手に関係なく自分のサッカーができるチームに変貌しつつあるのかなという気もするが、結局鹿島も前節のFC東京に引き続きコンデション不良が目につく対戦相手。はたして新潟の力量はどれくらい付いてきたのか???もうちょっと試合をこなしてから判断したいけど、もしそうであればそれはそれでとても嬉しい。


それに
鹿島はもう一つ隠された問題があるような気がする。
それは鹿島だけに限らないのだが。
それは『マンネリズム』。
鹿島は強い。選手は現代表、元代表、年代別の若手代表も多く、上手いしフィジカル能力も高い。監督は歴戦の名将だ。
だが去年から見てチームは選手の入れ替わりもほとんどなく戦術も変わっていない。選手間のヒエラルヒーも変化がない。モチベーションが上がらない。去年からの試合の疲れもはたしてどれだけ取れているのか。そこもよく分からない。
オリヴェイラは名将だし。たぶん練習も間違ったことをしていないだろう。
でもほとんど去年と同じメンバー。戦術も同じで
どこか新鮮さが欠如するのも当たり前。
一番いいのは新たな若い選手の突き上げなのだが、それって大迫???。それとも韓国の人?。


試合後、新潟の内田潤は昔なじみの鹿島の大岩、本山に
「お前らがイラついてくれたから勝てたんだよ」と話したという。
だとしたら
鹿島のイラつく原因は内なる心にある。
勝者に付きまとう勝者ゆえの弛み。慣れ故のジレンマ。
最終的な鹿島の問題点はここに行き着くのかな、という気がする。


長いシーズンを考えればどのチームにも取りこぼしの試合はある。鹿島にとって、それが昨日の新潟戦だっただけにすぎないとしたら、それほど深刻に考える必要もなかろうが、
はたしてこのメンバーだけで鹿島はリーグ3連覇できるのか。ACLを制することができるのであろうか、、、、。
騒霊はトゥ・ビィー・コンティニュードと言わざる負えないw。








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match record: 2009.03.15 2009 J1リーグ戦 第2節 新潟 2 - 1 鹿島
venue & watch : 東北電力ビッグスワン


posted by 騒霊 |17:57 | albirex | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年03月12日

【相変わらずな秋春制】犬飼というジャッジマンの下では不毛

犬飼くん。予想通りやってくれました。

秋春制再検討の組織結成へ…(スポ報知)

Jリーグ将来構想委員会で検討し『秋春制はできない』と結論づけた審議結果を
こんなのみとめるかーーーー!!!
と卓袱台をひっくり返し、尚かつ新たに自分が指名したいい子ちゃんたちで秋春制を議論させる!って。
一体なんなんでしょう。
あるブロガーは勝つまでジャンケンをする犬飼とか言ってましたが、まさにそんな感じです。

騒霊が思うに議論したって何も出て来ませんよ。
秋春制にしたければウインターブレークの導入して
・試合数を減らす
・J1のチーム数を減らす
しかない。
人工芝は論外ですし。それをやるのなら降雪地帯だけでなく雪の降らない地域にも敷設しなけりゃフェアじゃない。
豪雪期は連続アウェーで興行するのも同様。それなら全チームが連続アウェーになるように試合をくんでほしいです。
でも無理でしょう。だってそもそも雪の降らない地域にとって豪雪期間なんて何ら関係ない訳で、そんなんで稼げる収益を減らすことなんて誰だってしたくないと思うはず。その考えは同様に雪国のクラブにも当てはまるのです。なぜ収益を減らしてまで冬開催にしなければならないのか?

やっぱり、行き着くところはそこなのです。

いっそ、
降雪地帯にJクラブは必要かという議論をしてもらった方が分かりやすいんじゃないでしょうか(笑)。



秋春制について
↑この山内さんのコラムが典型的な秋春制支持者の思ってることだと思うので
騒霊はすごく興味深く読んでしまいました。(春夏制は論外w)

当面秋春制に現実性はないしできないといいつつ、
将来的には秋春制にしなければいけない。

最近よくこの言葉を使う人が多いけど、はたしてどうなのって感じ。
将来的にはって10年後?20年後?う〜ん、、
まあ100年後と言われるとどうか知りませんが
騒霊的には10年先でも20年先でも秋春制はありえませんよ。

なぜなら
降雪地域にヒーター付きや屋根付きのスタジアム練習場、交通網の整備など改修敷設するための費用は
とても簡単にひねり出せる金額ではない。それは今でも20年後でも30年後でも同じ。
これからJチームを増やしていくというJ100の将来像を考えれば今後どんどん降雪地域にJクラブができる訳で。えてしてそんな降雪地域は地方で過疎の問題を抱えてる地域が多い。ましてや日本は少子化で人口減少国家ですよ。
そうなれば
なんでそんな人の集まらない降雪地域にそんな莫大なコストをかけるのか。そこまでサッカーに金をかける必要があるのか。それなら野球のスタジアムをもっと快適にしろ!って普通の人たちの疑問の声がいずれ上がってくるはず。

なんでサッカーにそんな金をかけなければならないのか?
その疑問に答えることなく
もし克雪対策をハードで解決しようとするなら
絶対10年後20年後でも当然冬開催なんてありえません。

そう考えるといったい
秋春制賛同者の人たちはどの程度の雪対策の施設改善が必要と思っているのでしょうか。

今回Jリーグで出された金額はヒーターとか屋根と完璧な施設を想定して100億円くらいと見積もってました。
となると
今度の犬飼の新しい組織はどのような冬開催用のスタジアムを見積もってくるのでしょうか。たぶんだいぶデスカウントさせた金額を提示してくるでしょうが、
まさか雪の上に緑のペンキを塗ったピッチで十分とか言い出さないか、ちょっと心配ですw。



結局秋春制ってなんだろう?
って山内さんのブログを読んでもわかりません。
マーケットにおける日本の優位性が上がる訳でもないし、レベルアップ効果も早急には期待できる訳ではない。
といってるにも関わらずシーズン移行にはメリットがあるという。

とても不思議な論理。
ほとんど宗教と一緒。
死後あなたは天国へ行けます。
だから皆さん信じましょうって感じ。

秋春制は本当に日本のサッカーにとって天国なのか?
そこには疑うことが許されない世界がある(恐)。



議論を続けてもいいけれど、犬飼というジャッジマンの下でどれだけその論議が意味があるものなのか。冷静に常識的に考えていただきたいなといっても、、、。
もはや秋春制という宗教というか信念に囚われた人にとってそんな話なんか
聞く耳持たないってかんじなのでしょうが、、。

やっぱりこの議論は不毛だと思いますよ。
Jリーグ日本サッカーの将来を考える様々なスキームが同時並行で議論されて、その中の一選択肢として秋春制があるのならまだマシですが、もう秋春制しかないような暴走っぷり。
これでは呆れてモノが言えない。
せめて、するのなら犬飼を変えて議論してくださいよ、と騒霊は言いたい。




追記*
【J秋春シーズン制見送り】
日本サッカー協会が、Jリーグの秋開幕、翌春閉幕の「秋春シーズン制」を見送ることに決めたことを受け、5万人以上の署名を集めて日本協会に提出するなど、積極的に反対活動をしてきたサポーター有志の会は九日、「署名活動が一定の成果を上げられたのかな」と安堵感を漂わせた。(スポニチ)

↑犬飼の勝つまでジャンケンと前後した話題ですが、
秋春制反対署名に賛同してくれた方はなんと55,111人でした。
これがあったからってリコール署名程の力はないにしても、やはりこの数はインパクトのある人数です。
彼らの秋春制反対の熱い思いはきっとサッカーを知らない全国の方にも伝わったと思います。
結果として、
犬飼に拒否された形にはなりましたが、彼らのその行動と思いには感謝と賞賛を贈りたいです。







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2009年03月05日

変えることよりもっと大事なこと

J国内移籍が来年度から完全自由化へ(日刊ス)
国内移籍自由化は、今月10日のJ実行委員会で各クラブの意見を募り、6月の理事会で承認される見込み。アジアを超え、世界を目指すJが、ようやくルール上も世界と同じ土俵に立つことになる。(略)


世界がそうだから日本がそうする必要はないと騒霊は思う。
だが現在のルールがすべていいとは思っていない。
特に移籍係数0となるのは30歳以上。
せめて24とか25歳くらいで0になるようなルールだったら
選手会の方も世界基準に合わせなきゃいけないとかい言わなかったと思うのだが、
こうなる状態までほっておいたクラブもJリーグも悪い気がする。
なのである意味自由化は時の流れとして導入せざる負えないことだと思う。

ただこれは諸刃の剣で、
利益を受けるのは名前の売れた限られた選手と資金力のあるクラブしかメリットがない。
あとはその他の普通の選手と資金力のないクラブは今よりもっとドラスティックな道が待ってる可能性が高いと思う。
もちろんそんなことは十分承知の上で選手会は導入を迫ったはずなのだから、なんとも言いようがないのだが、プレーヤーズファーストという皮肉な意味も含めて、それを望んだ選手たちの総意と言う自己責任なんだろうなと思うしかない。たぶん。



このルール変更で一番メリットを受けるのが「代理人」。
この制度が導入されると
欧米みたいに代理人が移籍手数料を稼ぐために移籍させるのではないかと陰口を叩かれる状態がいずれ日本にも来てしまうのかな。
今までもクラブと代理人の関係が険悪になるような痛い事件は少なくなかった。
たぶんクラブは代理人に対して言いたいことが山ほどあると思われる。
それを考えると
代理人については日本で活動する限り何かしらの紳士協定みたいなものがあってもいい気がする。
このままなし崩し的に導入してサッカーがゴシップネタになり代理人も悪の権化扱いされたとしたら双方にとっても良くない事態でもある。
選手が麻薬の運び屋にされるのはもってのほかだが
この複雑化した世の中で代理人を排除することなんてありえない。もはや代理人と選手とは切り離せないものだろうから、ならばこの機会に胸襟を開いてクラブ・代理人双方がサッカーファミリーとしてきちっとした関係作りをすべきだろうな。たぶん。



それとは別にJリーグの理念としての話。
今協会もJリーグも信念を持って変化を指向するのなら、それはそれで時代の流れだと諦めようもあるが、そもそもJリーグ導入当初、川淵チェアマン(当時)はNFLのようなリーグを目指すと言ってたはずだ。
戦力を均衡させどこのクラブにも優勝のチャンスがある。機会の平等を根本に置いた理念だったはずだ。
しかし、15年もたつともはやそんな悠長なことを言ってられない状態なのか。

移籍制をかえれば長い目でみれば、確実に強豪クラブ、中位クラブ、降格争いクラブとヒエラルヒーが固まっていく。現実今もそう言う状態だが、もはや一過性のことではなくなりそうだ。

考えてみれば秋春制だって導入すれば確実に地域密着、百年構想が変容していくはず。
だとしたら尚更だ。
今までの『Jリーグの理念』を再吟味し、当初と変わるのであれば変わるでしっかりとファンサポーター、ステークホルダーたちに説明すべきではないのか、と騒霊は思う。
はたしてこのままなし崩し的に変えていくのなら、これからどんどんJリーグについていけない地域やこぼれ落ちていく人たちが出てくるはずだ。
はたしてそれでいいのか。

新自由主義はグローバルルールの名の下でどんどんお金やモノの流動化させ、「消費者に良いものをより安く」を口当たりのいい言葉で消費者を踊らせ、どんどん利便化されていった。結果表面的には消費者は安くいい商品を手に入れ、企業は増収増益でいうことなしだった。
しかしバブルが弾けてみて分かったことは、社員は正規と非正規に峻別され格差をつけられ、脱落者は人としての権利だけでなく仲間たちの信頼も尽く土台ごと崩壊させられていた。


今回の移籍自由化はそれとは関係なくとるに足らないことかもしれない。
でもできれば
そういうところの【安心】とか【信頼】とかを
中長期のシュミレーションなど、Jのあるべきアドバンスデザインを描いた上で今一度説明してくれるといいと思うのだが、、、。

犬飼はそういうタイプの人間ではないと分かってはいるが
とりあえず言ってみたかったので言ってみた(笑)。






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posted by 騒霊 |21:52 | j-league | コメント(2) | トラックバック(0)
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