白鳥城の騒霊

【白鳥城の騒霊】ラモス瑠偉氏の「雪国クラブ差別発言」にレッドカードを! ~ジャパン・プレミアリーグとはJクラブをふるいにかけるための制度である~

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ラモス瑠偉氏が吼えてますね。 秋春制議論が、これほど長く続いている理由は簡単です。

Jリーグを現在の春秋制から秋春制移行したいという人と春秋制のままでいいという人の意見で二分化されているからです。

「春秋制のままでいい」と秋春制移行に反対する人たちの多くは「寒冷地、雪の多い地域のクラブや応援する人たち」です。彼らはいいます。 冬期は雪のために試合や練習がホーム地でできず、雪の降らない場所で練習するにしても12月から2月までの2~3か月間の長期キャンプを張らなければならない。そのための費用も馬鹿にならない金額のお金がかかる。負担するのも雪国クラブだけで、雪の降らないクラブはこれまで通りでなんの負担はない。雪の降らないクラブはホーム地で練習をしてホーム地で試合をして経営的負担なくサッカーができる。そういう格差ある仕組みを作ってまで、秋春制に移行するのは公平ではない、というのが秋春制反対者の言葉です。

逆に、「公平ではない」という指摘に、秋春制にしたいという人たちは「公平」というテーマで議論をしません。 むしろそんな話よりも、世界基準という言葉を使い、世界に追いつくためには、それは関係ないと言います。

ラモス氏はそういう賛成派の一人なのでしょう。そういう雪国の事情は無視して話を展開させます。 氏は、「とてつもなく大胆な提案」と言っています。 しかし大胆な提案とは「ジャパン・プレミアリーグの創設」ではありません。

むしろそのあとに続く言葉です。

『地域密着を目指すクラブと、世界を目指すクラブが同じリーグで戦っていていいのか? クラブW杯で優勝を目指すクラブと、そうではないクラブは、それぞれ違うステージで違う夢を描いて切磋琢磨(せっさたくま)すればいい。』

地域密着を目指すクラブと、世界を目指すクラブが同じリーグで戦っていていいのか?

ラモス氏の世界観では、どうやらサッカーには地域密着を目指すクラブと世界を目指すクラブの2通りがあり、地域密着を目指すクラブは世界を目指すクラブになれない、と言われてるようです。

簡単にいうと、Jリーグの理念である「地域密着」と「百年構想」「J100クラブ構想」を止めろ、と言ってるわけです。

それぞれ違うステージで切磋琢磨するということは、プレミアリーグとJリーグを分けて、プレミアはプレミアで世界と対峙するリーグで、JはJで「地域密着」「百年構想」を全うするリーグ、別々の理念でやっていけばいいということですよね。 ラモス氏の言葉をそのまま受け取ると、プレミアとJリーグのクラブの入れ替えもないということになります。もし毎年入れ替えがあるとするなら別の理念ではなく同じ理念ということになりますから、つまり「入れ替えはない」ということです。

そもそも論としてラモス氏の言う「世界を目指すクラブ」とは具体的になにを指してるのかよくわからないので、何とも言いようがないのですが・・。 騒霊が思うに、雪国クラブである新潟も札幌も山形も「世界を目指すクラブ」「目指しているクラブ」だと思います。 そもそも新潟はユース出身の酒井高徳をブンデスリーガに輸出させたという実績があります。新潟は現在進行形の「世界を目指すクラブ」ですよ。 むしろラモス氏が言われる雪国クラブである新潟も札幌も山形が「世界を目指していない」という根拠はなんなんでしょう? まずそこからしてラモス氏の言わんとするところの議論が必要かと思うのですが・・。

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「【白鳥城の騒霊】ラモス瑠偉氏の「雪国クラブ差別発言」にレッドカードを! ~ジャパン・プレミアリーグとはJクラブをふるいにかけるための制度である~」へのコメント

世界、特にヨーロッパと足並みを合わせることが必要になることを考えれば秋春制にすることがベストなのは間違いないでしょう。
そうなると雪国クラブは足手まといになることは仕方ないことです。
ドームスタジアムが作れないのなら、雪国のクラブで新しいリーグを作れば良いのではないでしょうか?
雪国リーグは変わらず春秋制ならば雪の問題もなくwin-winになりますよね。

【白鳥城の騒霊】ラモス瑠偉氏の「雪国クラブ差別発言」にレッドカードを! ~ジャパン・プレミアリーグとはJクラブをふるいにかけるための制度である~

私は秋春制反対派なので、前半は納得しますし、賛成です。

ですが、ラモスのことを「ブラジル人(一応、日本人)」と呼ぶ騒霊さんも差別なさっているじゃないですか。
ラモスが差別したからと言って、騒霊さんが差別をして良いということにはなりません。
ラモスは、ふつうの日本人です。
全く以って、ブラジル人ではありません。
首都圏に長く住んでいた日本人(ラモス)が雪国の日本人を差別した、と騒霊さんが認識しないのであれば、騒霊さんもラモスと同じ穴のムジナにしか見えませんよ。

【白鳥城の騒霊】ラモス瑠偉氏の「雪国クラブ差別発言」にレッドカードを! ~ジャパン・プレミアリーグとはJクラブをふるいにかけるための制度である~

新潟に雪降ってリーグ最終節の新潟対柏がカシマスタジアム開催になった。
甲府に雪降ってリーグ開幕節の甲府対鹿島が国立開催になった。
これだけの「実績」がすでにあるのに、それでも秋春言う人は、何を見てるんですかね。
さらにACLの現行の日程とも合わないし、学校の卒業の時期とも合わないんですよ。ユース上がりはともかく、高卒大卒の選手は全員、シーズン途中で移籍してくるような立場になるんですか? チームにフィットするのだけでも半年遅れますよ。

海外移籍しやすくなる? 今だって結構できてるじゃないですか。
でもそれって、選手個人の努力で道を開いたり、クラブや高校や大学が育成に力入れてそれが結実したり、そういうことによって増えたんであって、制度のおかげじゃありませんな。
海外の選手を獲りやすくなる? はっきり言ってJクラブの経済力では誰もが知ってるような選手はもう買えませんよ。でもそれは日程のせいではありません。日程を秋春にしたからといって海外の選手を買えるようになるかと言ったら、なりませんな。日程が理由じゃないんだから。

これだけ長く議論してるはずなのに、結局「秋春になったらJリーグのここが良くなる」を理解させられないんだから、ダメでしょ、やっぱり。

【白鳥城の騒霊】ラモス瑠偉氏の「雪国クラブ差別発言」にレッドカードを! ~ジャパン・プレミアリーグとはJクラブをふるいにかけるための制度である~

ちなみに北海道コンサドーレ札幌のスローガンは
北海道から世界へ
です。

更に言うとドーム型スタジアムを保持していますが
天然芝なので冬の間は当然のように使えません。

今度ラモス見かけたらあの髪掴んでそのまま札幌へ連れて行き
2月の早朝に札幌ドームの前に4時間ほど立たせてあげたいですね。
それでもプレミア云々言えたなら認めてあげたいなと。
まぁ九分九厘物言わなくなっているでしょうが。

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