白鳥城の騒霊

【白鳥城の騒霊】2月開催によって札幌と山形は苦行を強いられている。 ~秋春制。我慢というなら降雪地クラブだけに強いるのではなく、Jリーグ全クラブに公平に強いるべきです~

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秋春制。なぜJリーグは秋春制移行を20年近く議論していて、いまだに移行が実現しないのでしょう? ここはいったん根本的な問題に立ち返ってみませんか。 なぜ秋春制が実現しないのかは、秋春制に反対する人たちが少なくない人数の単位で存在するからです。 反対する人たちには反対する人の理由と根拠があって、その問題となる根の部分を解決しない限り、反対する人たちの反対する声がなくなることはない。 だから秋春制移行は反対され、いまだJリーグが春秋制であり続けるわけです。

では秋春制移行の障害となっている問題とは何か。根とは何なのか。 一言で言えばそれは「雪」です。

日本という国は、冬の時期に雪が降る土地が存在します。 雪によって、半端ななく人間の生産活動を滞らせる原因となることがあります。 そういう活動が不便になる時期である冬の時期に、入場料を運営原資とするJリーグが、なんでスポーツ興行を行わなければならないのか? 秋春制に反対する降雪地クラブに関わる人たちは、つねにそこの疑問にぶち当たるのです。

そもそも日本の国土は、北は北海道から南は沖縄まで国土が南北に長く、そのため気候帯も違い天候風土が極端に違う環境が存在する国なのです。 「雪」が降る土地と「雪」が降らない土地で、日本の気候は二分されます。 前者は、北海道、東北、北陸、山陰。ざっくりいうと日本海側の地方です。 後者は、関東、東海、関西、九州、沖縄など太平洋側の土地です。

雪の降る地域では、雪の降る時期、生産活動が滞るといいました。 しかし、同じ時期(雪の降る地域で雪が降ってる時期)に、雪の降らない地域では、何不自由なく生産活動が進んでいるのです。 雪国の人間が、新幹線に乗って山一つ越えると、そこは別世界が広がっている。この時期には考えきれないくらい快晴で、東京からも富士山がスッキリ見えるくらい青空をみると、なんで20年たっても秋春制の議論が収束しないか、が何となくわかる気がします。

関東の冬は、もちろん冬だから寒いです。雪が降らないといっても寒風は強く吹きますから、吹きさらしの中でスタジアムでサッカー観戦なんてしたくないと思う人も多いです。サッカー興行も成立しないと思います。 だからこそ、秋春制を主張している田嶋会長も「1月から2月中旬まではウィンターブレイクを設ける」というのでしょう。

しかし、サッカーができるかできないか、練習ができるかできないか、といえば、雪の降らない土地は何不自由なくサッカーができますし練習もできます。 ここが降雪地とのはっきりとした違いです。 関東や東海、関西という雪の降らない土地では、サッカーができますし練習もできます。 対して、雪の降る、北海道や東北、北陸では、サッカーができませんし満足な練習もできないのです。

その違いがJリーグではどのように表れてくるかというと≪練習日≫に表れてきます。

ガンバ大阪は一番わかりやすい例でしょう。

G大阪 1/16(月)~1/25(水)  沖縄キャンプ 1/27(金)~2/06(月)  練習(大阪吹田) 2/07(火) ACLプレーオフvsジョホール・ダルル・タクジム(ホーム吹田) 2/08(水)~2/18(土)  練習(大阪吹田) 2/19(日)~2/23(木) オーストラリア遠征 2/22(水) ACL第1節vsアデレード・ユナイテッド(アウェーハインドマーシュスタ) 2/24(金)~      練習(大阪吹田) 2/26(日) J1第1節vs甲府(ホーム吹田)

1/27(金)から本拠である大阪吹田の練習場でじっくりと仕上げれています。

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【白鳥城の騒霊】2月開催によって札幌と山形は苦行を強いられている。 ~秋春制。我慢というなら降雪地クラブだけに強いるのではなく、Jリーグ全クラブに公平に強いるべきです~

私はモンテディオ山形を応援していて、山形市内在住です。
ホームゲーム開幕は3/19ですが、3/16には降雪がありました。
また、3/24には日中吹雪になりました。
仮に2月末~3月初めにサッカーが出来る環境になったとして、アウェイチームのサポーターは、吹雪になる可能性が高いなか、応援しにくると思いますか?地元サポですら2時間も屋外で応援するのは、耐えられません。
最初にJ1に上がった年、ホーム開幕戦で降雪がありました。ボールが見えず、オレンジのカラーボールを使用してました。私も観戦しましたが、風雪を凌げる屋根の下・壁の横で応援してました。選手からも「吹雪で目を開けていられない」との声があったと記憶しています。
秋春制推進に人には、あーだこーだ言っても聴く耳を持たないでしょうから、一言だけ言いたい。
「まず来い」と。

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