白鳥城の騒霊

【白鳥城の騒霊】4年間で3回のリーグ優勝を成し遂げた森保監督 ~日本人による日本代表監督推薦ランキングあるとしたら・・~

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サンデーモーニングをみる。 あいかわらずの張本さんですね。でも、彼の言ってる「日本代表監督は日本人であるべき」という主張は同感です。 サッカーはその国の文化に立脚しています。ボスニア出身でフランスサッカーの中で薫陶を受けた東欧のボナパルト。彼の思考と行動に、ユーゴの混沌とフランスの美学と合理思想と中華主義が見え隠れします。就任して約1年、やっと日本人の気質はヨーロッパ人と違うということを理解できたくらいで、サッカーとして彼が何を日本代表に新しい知性を植え付けたかという観点で見れば、まったくないといってもいいでしょう。 オシムさんは哲学者といえるくらい賢かったですが、ボナパルトはトルシエなみに遅いし緩い印象です。 このまま彼がワールドカップにいっても岡ちゃん以上の成績は出せるでしょうか。うまくいってベスト16。決勝トーナメント進出くらいのものだろうと考えます。それさえも今の日本代表とって成果といえるべきものかもしれませんが、それでは悲しすぎるでしょう。   でも、これが日本人代表監督であれば、たとえ目標達成できてもできなくても、代表監督が終わって次はJリーグで代表の経験が受け継がれていく、そう思います。いい例がフランスW杯の岡田監督です。岡田さんは代表監督を退いたあと横浜Mでタイトルをとり結果をだしました。その後いろいろあって、南アフリカW杯のベスト8は偉業を達成します。その偉業も元を質せば日本代表監督の経験にあったわけで。南アフリカの奇跡の始まりは、フランスW杯のアジア予選の監督交代劇であったことは言うまでもないでしょう。チャレンジしなければ大きな果実は得られることは絶対ないはずなのなのです。   その意味で日本代表監督には日本人であるべきという声に騒霊は共感します。 そして今一番日本代表監督にふさわしい日本人は誰か? 今年のチャンピオンシップの決勝戦は、そういう裏テーマがある、そういっても過言ではないはずです。

 

長谷川健太と森保一。 どちらの監督も申し分ない結果を現在進行形の形で出していますよね。

長谷川監督は、去年ガンバで三冠を達成させた実績は大きい。さらに言えば清水を経てガンバの監督になった。ここも評価するべきです。つまりカラーの違うチームを自分色に染める指導力があるというところが長谷川監督のプラス評価の部分です。やっているサッカーもモダン。とくに4バックのゾーンディフェンスを指導できる監督は日本人ではトップクラスだと思います。 清水で彼が育てた北京五輪世代(GK山本海人、DF青山、岩下、MF本田拓、枝村匠馬、山本真希、原、岡崎)はその後いろいろな浮き沈みはあったとはいえ、なかなかの一筋縄ではいかない個性を開眼させたともいえますし。ガンバで絡んでるのは岩下(現在怪我で離脱)ですが、なかなかのダークナイトっぷりを発揮して、ガンバのタイトルに貢献しているところが、長谷川監督の人間的魅力というか奥深さといえるでしょう。

一方の森保監督。今回の優勝は、就任4年目で日本人監督として史上最多となる3度目のリーグ優勝です。リーグ優勝3回は、07~09年に鹿島で3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ監督に続いて史上2人目。日本人監督では、横浜FMで03、04年に連覇した岡田武史監督らの2回を抜いて史上最多らしいです。これは偉業でしょう。 初監督の広島でなしとげた偉業。もともと広島にはペトロビッチのサッカー哲学があってそれをベースにして伸ばした。つまり天下餅をついたのはペトロビッチでこねて食べたのは森保さんということになり、その意味では監督の個の力量という意味では、運がよかった。広島というクラブの育成力強化力に助けられたと陰口めいたものもあるでしょう。清水とガンバの2チームで結果を出した長谷川監督の経験に劣る部分があるかもしれないかもしれません、が。。。 とはいえです。 広島は毎年毎年主力を浦和に引き抜かれました。柏木・槙野・森脇・李・西川・石原。。主力選手の半数近くが抜けています。これは結構な人数でしょう。これだけ抜かれればベトロビッチの遺産どころではないでしょう。とくに今年に限って言えばその言葉はまったく当たらない。ペトロビッチの遺産が賞味期限切れしている中での優勝ですから。これはもはや森保サッカーが出来上がってきたといってもいいのではないか。

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