白鳥城の騒霊

【白鳥城の騒霊】酒井宏樹というチャレンジ ~サイドバックに求められるもの~

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ブラジル戦。4-0。4失点のいうのもいただけませんが無得点というの何だかなって感じです。
早い時間で先制されたのが痛かったですよね。
ミドルシュートでやられたのも日本らしい。
個。個。個。
やっぱり個でした。
日本も海外組が増えて個のスキルが上がったとはいえ、個はまだまだです。
研ぎ澄まされた感っていうのを感じません。
遠征前にザックは「タフな試合がしたい」と言ってましたけど、日本代表はタフになってたか? タフだったか? ブラジル戦に限ればそうではなかった。そんな気がします。


■ブラジル戦は、内田が45分。酒井宏も45分。

注目してた内田。
予想通り先発でしたね。パフォーマンスもイメージどおりでした。
ただ前半で交代はちょっと驚きました(もうちょっと引っ張るかと思いましたが)でもまあ仕方ないです。良くも悪くも内田でしたから。 やっぱりリスキーという印象は変わらなかったです。

でも交代して入った酒井宏もまああれでしたからね。 所属チームでポジションも取れてないわけですから、この結果も致し方なしです。

で思ったのはやっぱりザック的には酒井への期待値はすこぶる高いのだな、、と、これだけは間違いなさそうです。

現段階で考えれば右サイドの総合的な評価、つまり順列は
①内田 ②駒野 ③酒井宏
でしょう。

でもブラジルW杯まであと1年半。長いといえば長いですが、代表で集まれる時間は短いですから。 もしかしてザックはまだまだな面があっても酒井宏を使い続けるかもしれませんね。 内田や駒野はほっといても頑張るでしょうし、酒井のポテンシャルは高いですから、もし間に合ったら日本代表にとってとても大きな力になるわけですから。。

これからは
①酒井宏 ②内田 ③駒野  になるかもしれません。
今後のザックの選択は楽しみです。。。


もちろんそのためには酒井は結果を出さなければなりません。所属チームでもポジションをとる必要があります。 ただここ半年くらいはその結果がなくてもザックは彼を抜擢し続けてもおかしくない。 騒霊はそんな気がします。


以前サカマガでこんなザックのインタビューがありました。

 ――選手やチームの状態をみるうえで意識していることはなにか

  • ザック: 技術的な話をすると、その選手は何ができるのか、攻撃ができるのか。そしてその選手の最大限の状態なのか、まだ隠れた能力・伸び城を残しているのかということを見ます。 仕事のやり方としてはミスをきっちり見てあげて、それを修正しながら能力を伸ばしていく方法をとっています。あとはピッチで感じたことを書き込んでパソコンに打ち込んでカルテ化します。 選手が持ってる能力や特徴をできるだけ把握したいという思いが強い。 私はずっとクラブチームを率いてましたから個人がどれくらいできるかすごく気にしてます。 代表監督はマネージャーでいられません。 要は能力のある選手をピックアップしてそれをまとめられるかが代表監督だと思いますから。


 ――国内の選手たちがスタメンに割り込むために
    「ここを高めてほしい」というポイントはありますか。

  • ザック: 国内の選手たちに言えることは、まずクラブの監督から与えられたタスクを遂行してほしい。 ただし理解してほしいのはそういう選手が代表に来たとき代表のやり方にいち早く順応してほしい。 代表とは柏やFC東京のようなJリーグのチームと試合をするわけではありません。 ブラジル代表やアルゼンチン代表といった国々と試合をすることを目指している。そのためにJリーグと異なるサッカーをやっていますし、そういったものを目的としています。 そういう意味では海外組は幸運というか、Jリーグのやり方にプラスしてインターナショナルなやりかたを学んでますからね。

  (サカマガ 2012/07/10)


これはザックのチーム作りについての話です。
なるほどと思ったのは、ザックは代表は所属チームと違うサッカーをしていると断言してるところ。
もちろんこれはJリーグについてですが。。
でもそれはとうぜん海外組についても同じことがいえるのだと思います(もちろんJと比較すればその差は小さいでしょうが、、)。

今の順列は確かに内田がトップでしょう。

でもザックの目線でいえば自分のサッカーにどれだけフィットできるかなのです。

その時内田がシャルケで結果を出していようと、酒井にこれだというものがあれば、酒井を起用するのです。 それはブンデスのデータの優劣ではないのだと思うんです。


■サイドバックに求められるもの

日本代表の最終ラインでいえば、ディフェンダーは左から
長友・今野・吉田・内田   です。
DFはストッパーやスイーパーなどいろいろ役割はありますが、基本は自分のエリアに入ってきた敵をはね返す・押し返すことが本業。それはSBの選手にも同様な役割が求められます。

ただSBはCBに比べてそのタイトさは要求されてないっていうか厳しくない。
それはSBに攻撃することで相手を攻めさせないという鉾の役割も求められているからで、盾の役割はそのバランスの中で評価されます。
その意味でいうと、長友は典型的に盾より鉾を評価されている選手です。盾の役割~はね返す・押し返す~ことよりもむしろ相手の攻撃を遅らせる、そんな盾の役割が評価されています。

で内田です。
騒霊は内田は長友と同じタイプだと認識しています。 鉾つまsり攻撃に長所がある選手。 盾も遅らせる役割を評価すべき選手だと思います。
ただここは意見が異なる人がいます。彼ははね返す・押し返すタイプの選手だと。。
加えてここのビルドアップ能力・ゲームメーク能力が高いところが彼のストロングなのだと。。

内田のビルドアップ能力は確かに高いですよね。
でも騒霊はそれが一番見てて危なっかしいと思うのです。
彼はははね返す・押し返すタイプでない、そんな選手が最終ラインに残ってビルドアップをする。
近くに身体能力の高い敵のFWがいたらと思うと、正直怖いです。

特に日本代表の最終ラインは、長友・今野ら高さにウィークのある選手ですから。
彼らがドイツ人のように高く屈強だったら、一人内田のような選手がいても、さほどウィークにならないかもしれませんが、現実の日本代表は違いますから。 やっぱり内田はリスキーだと思わざるをえんのです。

そう思うと酒井宏樹です。
彼は攻撃にスピードとクロスの精度の高さという長所があり、守備も堅いです。 鉾も良いが、盾も良い。 盾のタイプも長友や内田の遅らせるタイプでなく、はね返す・押し返すタイプの守備をする選手だと思うんです。 SBというよりもCBに近いSB。 それが酒井宏のポテンシャルだと見てます。

ザックは事あるごとに3バックを口にします。

今はまだ酒井の力はまだまだですが、もし所属チームでポジションをゲットし経験と結果を積むことができれば、今の4バックでも3バックのようなこともすぐできる。
3バックができれば長友だって内田だってもっと攻撃的なポジションで使えるわけで、彼らだってもっと成長できるでしょう。

長友はインテルでもたまに3バックでウィンガーとして起用されるわけで、日本代表だってそれができればきっと攻撃の幅が増えると思うんです。
内田だって彼のゲームメーク能力はひとつポジションが高い位置のほうが効果があると思うんです。

なので
現時点の右SBの順列は確かに内田でしょうが、それでも酒井を使いたくなる、そんな気持ちをザックに感じるのですよ。
ワールドカップまであと1年半。
長いと思うか。短いと思うか。

酒井を無理やりでも伸ばす(伸ばしたい)。
と考える人はきっと短いと思ってるはず。

ある意味、賭けですが、ザックにはぜひともチャレンジしてほしい。
騒霊はそう思います。


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追記:mk082063さん。コメントありがとうございます(騒霊)


この遠征は特にそう思いました。
アジアだとなんとか誤魔化せるし、仮に失点しても取り返せますからね。チームとして勝てれば問題ないや、ってつい思ってしまう。
それがこのレベルだと誤魔化せない。
そんな感じでしたね。。。



追記:nabeさん。コメントありがとうございます(騒霊)


そうなんですよ。ホントはシステムじゃなくて、個の判断でリズムを変えたり流れを変えたりしたいんですけどね。
でも今の日本はまだそのレベルじゃないですし、となるとやっぱりシステムという引き出しをいくつ持ってるかなんだと思うんです。

少なくとも引き出しを持ってる、それを使えるという自信があるだけでも、メンタルとしても随分ポジティブになれると思うんですよ。

それから、われわれファンとしては、その様々なシステムに誰を当てはめるか、それを考えるだけでも楽しくなる、それがまた好いんですよね~。



追記:大阪人さん。コメントありがとうございます(騒霊)


共感感謝です。
内田も酒井もどちらもがんばって成長してほしいですね。
高いレベルの競争こそファンが求めるものだと思いますから。。

酒井には特にです。明らかにザックの大抜擢ですからね。
所属チームで石に噛り付いてもポジションをゲットし試合経験を積み上げてほしいですね。

あとコメントが長いとは感じてませんから大丈夫です。。
過去にはクレーマーかよと思うくらい長い人もいました。 むしろ短いくらいです。 シンプルいずベストだと思います。



追記:モウリスタさん。コメントありがとうございます(騒霊)


騒霊もそう思います。
日本代表でインテルのような3バックの長友を見てみたいですね~。

酒井はこのレベルでは、今まで日本にいないタイプのサイドバックですよね。たしかに騒霊もそう思います。




追記:まあそれ以前にさん。コメントありがとうございます(騒霊)


まあそれ以前にさんのおっしゃるとおりだと思います。
マジに所属クラブで結果を出さなくてはいけません。

騒霊も以前エントリーした記事でも同じような発言をしたことがあります。

  • 彼は恵まれているものをいっぱい持っている。期待もされてる。 でも彼自身がその器に安穏としたらそのときが彼の限界でしょう。  この一年、いやもう半年とちょっとくらいかな、彼への期待には賞味期限がある。。。 もちろん酒井もそれを理解してると思います。きっと。。。

残された時間は少ない。
酒井もわかってると思いますので、きっとやってくれると信じてます。。



追記:nabeさん。コメントありがとうございます(騒霊)


なるほど。おもしろいです。
サッカー感の違いとして言わせてもらえば、攻撃陣に岡崎がいないこと、中盤にヤットがいないことが悩ましいです。。あと、高橋ですが、騒霊の勉強不足で彼を語れるほど多く彼のプレーを見てないのでここはなんともいえませんです。><(すみません)

システムについて言わせてもらえば、相手のスタイルに対してどうシステムを使うかと議論は確かにほしいですね。
たとえばスペイン・ブラジルのように背は低いけど技術はある相手とどう戦うか。。フィジカルが強く背が高いがポゼッションしてくるドイツやオランダに対してとか、背か高くフィジカルを生かしロングボールを蹴ってくる相手とか。。それぞれ違うシステムがあってもいいと思ってるんで、
そこらへんの目的に応じた引き出しの使い方なんかが整理されるといいんじゃないかな、、とか思っちゃいました。。

ブラジルW杯まであと2年を切ってます。
そう思うと沸々と燃え上がるものを感じますよね。
楽しみです。



追記:日本代表って…さん。コメントありがとうございます(騒霊)


興味深い指摘ありがとうございます。
それも複数あるので、細かいところは明日返事させてください。(もしかしてネタにしてエントリーするかもしれません。)

ひとつだけお答えします。
酒井には所属クラブでしっかり結果をだしてから代表に使うべき、というのは一理あると思います。
騒霊が監督ならきっとそうすると思います。

でも酒井はとりあえずドイツのクラブで日常的にトレーニングをしている。出場できないのはライバルに経験のあるいい選手がいるから、ならばチャンス自体そう与えられないでしょう。そもそも酒井は五輪でクラブのキャンプに参加できず、チームに戻ってきても怪我を抱えてました。 たぶん今の立場は仕方ないはずです。

話は変わりますが、橋下大阪市長と週間朝日のバトルの会見のとき、他社の記者が市長に「まず週刊朝日と話をしてから、朝日新聞に異議をいうべきなのではないか?」と指摘しました。 でも市長は「一緒でもなんの問題もない」と言い返したのですよね。 あくまで入り口の話で本質の問題ではないと答えたのです。 結果はご存知のとおりです。橋下市長に朝日新聞も週刊朝日も謝罪しました。

回りくどい言い方をしましたが、どういう選手を使うかは監督の専権事項なのです。 AKBのように人気投票で決めたり、試合に何試合出たかとか、そういうルールはないんですよね。
極論をいうとサッカー監督は独裁者なのです。
もちろん勝てない監督は批判されますが、とりあえずザックはこれまでのところ結果を出してますからね、。。

日本代表って…さんのお腹立ちは理解できますが、多くの方は納得できないけどザックのやりたいようにやれば。。と思ってると思うんです。

ザックも橋下市長と同じくらい世論には敏感です。 今ならやれると思ったから酒井を使った。今なら酒井を使っても批判されないと思ったから使った。。
騒霊はそう認識してます。。


追記:日本代表って…さん。コメントありがとうございます(騒霊)


お待たせしました。補足します。
「この遠征に対しきっちりとコンディションを仕上げてきた選手」に対しては、なんともいえません。
でも佐藤寿人は言ってますよね。

  • 「選手として、出られなかったことを受け入れてはいけない。僕にできることはゴールしかない。これからも、そこにこだわっていきます」。2年半ぶりの代表で、選手の目標が高いことにも「すごく刺激を受けました」ときっぱり。所属の広島でリーグ制覇に貢献し、ザッケローニ監督にアピールしていくしかない。(日刊スポーツ)

騒霊もそう思います。選ばれなかった選手は選ばれるまで努力するしかないのです。

酒井についてですが、酒井だけの話ではないですが、今回の遠征で何もかも駄目だったわけじゃないですよ。内田にもウィークがあって酒井にも足らないところも多い。
でも、どちらもポジティブですからそこを修正して向上しようとしています。

彼らは世間のイメージとか風当たりとかはあまり気にしてないし関係ないとも思ってるはず。そんなことを考える時間があるんだったら、その時間を練習してもっと上手くなるほうが有益だと彼らは思ってますから。。
だから我々ファンもそういう視点で彼らを見ないほうがいいんじゃないかな、、って騒霊は思うんです。



追記:nabeさん。コメントありがとうございます(騒霊)


なるほど。
今回の欧州遠征については少なくとも、ザックは引き出しを作ろうとしているというのは確認できたかなと思います。
それが出来上がるか間に合うかは別にして、新しい選手を呼んだのもそんな意図なんでしょうね。
あと大事な点は、世界のトップと戦うために落としどころっていうかどこを現実に見定めるか、ここもポイントなのだと思います。
で、どのような選手を選択してくるのだろうか? と騒霊はザックジャパンを見てるんですが、結果としてどういうチームが出来上がるか。。怖くもあり楽しみでもあり、そんな気持ちです。



追記:arasiさん。コメントありがとうございます(騒霊)


なぜ交代したかはザックに聞いてみてください。
ザックの言葉がないという前提で言わせていただくと、怪我であれ怪我でなかったとしても、内田が日本代表のSBでリスキーであるとの印象は騒霊の中で変更ありません。。



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【白鳥城の騒霊】酒井宏樹というチャレンジ ~サイドバックに求められるもの~

大分前の記事へのコメントで申し訳ありません。

一つ分かったことがあったので、報告させていただきます。
騒霊はサッカーに相当詳しいと思いますが、ブンデスリーガなどのニュースも見ていますか。
私はそちらもチェックする方です。

フランス戦の後からブラジル戦の前の間に、内田は怪我をしていたようです。それ故に、ザックは出場時間を短くしたのではないでしょうか・・・。

【白鳥城の騒霊】酒井宏樹というチャレンジ ~サイドバックに求められるもの~

岡崎と遠藤に関して、おっしゃりたいことは大体想像つきます。
理想メンバーには、期待値が思いっきり入ってます。
吉田、宮市、酒井、高橋、宇佐美といった育成枠の成長に、宇佐美の守備力向上>清武の積極性向上>岡崎のテクニック向上とか。

高橋は酒井以上にまだまだではありますが、センターバックとボランチができるのが魅力的です。
本選ではさらに高齢化する今のボランチでは、今以上は期待できず、強豪国相手にはアンカーが必要にならざるを得ないとなると、南アW杯と同じですし。

ザックは相手のスタイルに合わせながら選手あてはめてるので、問題は(議論するとすれば)、そのポジションに置かれた選手が、あたえられたタスクを理解した上で実践できているかの方ですかね。
まだ、ザックの引き出しですら出しきれていないですから。

身も蓋もない言い方をすれば、現代サッカーは、サッカーを教わったことのない小学生がやってる(ボールを中心に人が集まる)サッカーを組織的にめちゃくちゃ洗練させる(アメフト、バスケ、ハンドボール等の戦術を導入する)という方向に進んでおり、それぞれのポジションに求められるタスクが半端なくなってますので、一芸に秀でているだけのオールドタイプのサッカー選手にはきつい時代です。

家長あたりが覚醒してくれると助かるんですけど。

【白鳥城の騒霊】酒井宏樹というチャレンジ ~サイドバックに求められるもの~

興味深く拝読いたしました。
内田・酒井の現在地、ザックの意図、SBに求められるものなど、管理人さんの見解にほぼ同感です。


しかし、今回の欧州遠征での采配については大いに疑問です。
基本どちらも成長して欲しいと思っていますので、内田・酒井の個々の能力うんぬんという点ではありません。
そもそも日本代表って何でしょうか。


監督は「試合はウソ発見器」と言っています。なるほど。その点酒井は所属クラブで試合に出ていないのでウソ発見器にかけられませんでした。じゃあフランス戦でテストしてみよう。


…待て待て待てっ、「日本代表の試合に出る」
このハードルはいつからそんなに低くなったのでしょうか。


親善試合=テスト。しかし、今回の欧州遠征はただの親善試合ではありません。ザックJにとっても初であり、言わば主力組にとってもテストなわけです。メンバーもずっと「アウェーで強豪国との対戦が必要」と意気込み十分なコメントをしており、主力組も力試しである試合です。


A代表のメンバーは現在ほぼ固定されており、日本代表に入りたいと目指している選手(特にJリーグ)にとって高い壁です。しかし、今回の乾のような「所属クラブで結果を出す→召集される→試合でテスト」という例もあり、これが本来の流れではないでしょうか。では今回、乾・清武と同じようなチャンスを酒井に与えるべきだったでしょうか。同等に並べるべきではないし、その資格すらなかったように思います。

潜在能力や伸びしろがある選手は他にもたくさんいます。本当に育てたいのであれば、酒井には「期待しているから、所属クラブでしっかりと結果をだして這い上がって来い」と言うべきで、それから召集→テストでいい。オマーン戦で勝利したらその後いくらでもテストできます。

他所ではブラジル戦で内田の動きが悪かったからという意見もあります。では他の選手で良かった人いますか?と言いたい。先にも述べたように、主力組にもテストでありチャレンジだったわけです。主力は経験のある選手ばかりなので、前半多少悪くてもハーフタイムで確認しあい、後半に結果を出す…という事もあります。でも内田にはそのチャンスも与えられませんでした。

今回の起用はサプライズでもチャレンジでもない、この遠征に対しきっちりとコンディションを仕上げてきた選手のチャレンジの機会を奪い、将来を期待される若手を心無い中傷の矢面に立たせただけと感じます。


今回の遠征で今まで「試合で酒井を見てみたい」と言っていた層が手のひらを返しているのをよく見かけました。勝手なものです。しかし世論ほど怖いものはありません。
このまま次のオマーン戦まで、内田・駒野・高徳が今スタンスに試合に出続け、出場機会の無いまま酒井が召集されたとします。そしてオマーン戦で酒井が先発で起用されたとしたら…、より酒井対する風当たりは厳しくなると想像できます。
そうなると誰が辛い思いをするのか、それは酒井自身です。
監督の起用法ひとつで選手の運命は変わります。
監督の好みで起用された、という印象が付くのは選手にとって一番避けたいことで、本人の努力以外で選手の成長を止めるのは避けて欲しいと願います。日本代表なのですから。


長々と失礼いたしました。

【白鳥城の騒霊】酒井宏樹というチャレンジ ~サイドバックに求められるもの~

フォーメーションに選手当てはめると、その人のサッカー観がでますよね。
ちなみに、本戦時にザックの3-4-3を今までの選考メンバーで組んだ場合の私の理想とするメンバーは、宮市-香川-宇佐美、長友-本田-今野-内田、高橋-吉田-酒井という、ツッコミどころ満載の布陣ですが、高さがあってつなげる後ろ、攻撃の起点とフィルターになれる中盤、決めきれる前、交代枠最小での布陣変更可能ということで。

さすがに対W杯ベスト8常連レベルですと、1対1で何とか通用するのがギリギリ本田だけなんで、相手のフォーメーションにかみ合わせてアップセットを狙うか、引き籠ってのカウンターでいくしかないんで、固定したフォーメーションで議論してもしようがないでしょうけど。

まあ、代表メンバーの大半が海外組とか、どんな相手でも相手のフォーメーションに合わせて戦えるレベルとか、日本の入るグループが死の組確実とかってのは、Jリーグ以前からサッカー見てた者からすれば、隔世の感がありますけどね。
死ぬまでには、W杯優勝が見れるかもって期待しちゃってますし。

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