2008年04月10日
「アジア枠」でJは試される(前編)
Jリーグでの「アジア枠」2年後導入目指し検討: Jリーグが、2010年からアジア連盟(AFC)加盟国の選手を外国人扱いから外す方針であることが8日、 分かった。現行の外国人3人枠のほかに、アジア枠1つを設けるもので、そのための検討グループを来月中に 立ち上げる。アジア全体の底上げを目的とするもので、韓国、中国なども賛同。欧州のEU枠をイメージした もので、最初は1人枠だけだが、将来的には人数制限も撤廃する。 だ、そうです、、、。 まだ大枠の話で、細かいところを掴みきれてないので、是非を云々いうのは正直 疑問 疑問のところもありますが、 でも一応このブログはSNOBをモットーにしてるブログなので、旅の恥は書き捨てw とばかりに今思うことを予断バリバリで妄想を織り込みながら書き進めたいと思います。 【アジア枠のメリット】 「アジア枠」がJリーグのレベルアップに繋がるのかはまったくもって微妙です。 たぶん短期で見たらアップにならないといってもいいと思います。 本来外国人枠というのは、助っ人であり切り札。チームの骨格を担う日本人選手より 技術、アイデア、経験等日本人が身に付けにくい部分を補完する選手のことで、あら ゆる意味でトップクラスの選手のことを言います。 とすれば「アジア枠」の選手とどのような位置付けになるのでしょうか? Kリーグの事務総長がこう言ってます。 「現実問題、アジアの選手が南米や欧州の選手と競合するのは難しい」 欧米系選手と競争し枠を勝ち取るのはまず無理。Jに来る選手がJにとって「何を もたらしてくれる」かを考えた時、彼らがJリーグのレベルアップにストレートに 繋がるとは思いにくいです。それならば『アジア枠』ではなく外国人枠の選手数を現状 の3人から4人に増やせばいいだけの話し。その方が確実に即効性があるはずです。 【勘違いしてはいけないメリット】 次は日本人選手が日本以外のアジアのリーグに挑戦する場合の話。 日刊に書いてあった、Jで通用しなかった選手の再挑戦の場に中国、韓国、オースト ラリアに移籍、なんてことは絶対(たぶんw)ありえないと思います。 日本に比べリーグシステム、ビジネスモデルが整っていない韓国中国では「アジア枠」 は使いこなせないでしょう。中国も韓国も過去何人かの日本人選手が海を渡りましたが 今現在はまったくその道は切れてます。逆にJの場合は年々韓国人選手がJに挑戦して きます。それも最近は高卒とか若手の選手が多い。根本的に日本と韓国中国とは受け入 れる側の意識に違いがあり過ぎなのだと思います。 たぶんそこの意識の転換がなされない限り彼の国にとっても「助っ人枠」が増えるだけ のお邪魔な話なのではないでしょうか。彼らも日本人を雇うよりもっと安価な欧米系の 選手を雇うはずですから、日刊の記者は妄想家 ry)、、。 アジアに放映権が売れるかも、、というのも眉唾ものでしょう。スポンサーを引き連れ てやってくるとか、この手の話題が先行しても、結局は一過性の話題になるだけ話で、 最終的にはサッカーとして戦力として結果が付いてこなければ、、それは傍論のメリット でしかないと思います。 【現在のJクラブの方向性】 今のJリーグは昔のJリーグと違います。 昔のJは金満クラブがこれでもかお金を積み上げとマスコミの話題性を狙ったような 外タレ選手を引っぱってきた印象がありますが、現在は適正な投資に見合った結果を 出す外国人選手を取るのが主流です。 たとえば 浦和・鹿島・ガンバ等の強豪クラブにしても外国人選手枠を余らせて日本人選手を 地道に育てたり、下位のクラブから補強してチーム作りをしてるのが現状です。 今は単純にスーパーな外国人選手がいても勝てない。勝つためにはスーパーな助っ人より もかれらを支えるスーパーな日本人選手をいかに揃えるかが重要だってっことに上位クラ ブも気付いてチーム作りを行ってます。 今Jクラブ全てが 『地域密着こそクラブの生命線』と考えている訳で、 クラブにとってみれば、地元生まれの一流プレーヤーをいかに生み出すかが最重要な 使命で、単に話題を集めるだけの傭兵のような助っ人は長い目で見れば集客・クラブ 強化に効果的ではないと考えているから、昔とは違った外国人枠の使い方をするの でしょう。 そんなJの風潮の中でこの「アジア枠」って実にビミョーです。 【日本の現状とアジア枠】 それに今、日本経済がサゲサゲの不況といわれる時期に アジア枠を増やしてもなんの価値があるのでしょうか。まさかビジットジャパンキャン ペーンの一貫で浅草、秋葉原についでJリーグ観戦を観光の目玉しようとしてのなら、 それはそれで凄いアイデアなんでしょうが(笑)。 でも、、、、ネガティブに語ってる騒霊も この 「アジア枠」が意味がないのかといえば、「実はそういう訳ではない」と思ってます。 ものは考えようです。 このまま AFCの中でグローバルルール化の流れ進むのであれば、いくらJに何のメリットが なかったとしても、なにもしないというのも、もっとも愚策でしょう。 何もしなければ結局は韓国人・中国人選手などのアジアでそこそこの国だけに好都合な ルールに利用され、不本意ながらと言ってまた日韓ワールドカップの時のように 煮え湯を飲まされる事態にもなりかねません。 どうでしょう。たとえば在日枠のように「マイノリティー枠」と考えたらどうでしょう。 もしくは「助っ人」ではなく「育成枠」の位置付けなら「アジア枠」はJでも有効に 活用できる気がします。 たとえばタイ(仮に)の潜在的運動能力の高い子が日本の育成システムで育てたら、 それなりにJでも通用するプロ選手に育つ気がします。 そんな子が活躍したらその子はタイの為だけでなく日本にとってもひいてはアジアの 底上げになりサッカー以外の部分にもベストな国際交流になるともいえるでしょう。 サッカー版の交換留学制度の要素も組み込んだ制度だったら、お互いの国にとって 好意的にかつ長い目で見ればJのレベルアップに繋がるといってもいいのではないで しょうか。 もしそのような制度であれば、一応条件付きですが、 騒霊はこの「アジア枠」に賛成です。 (後編に続く) もっと、騒霊を読みたいという方はこちら↓ サッカーイラストの『A'schema(エスキマ)』
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posted by 騒霊 |18:31 |
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