2010年02月21日
ターゲットマンとポストプレーヤー【サッカー現代用語の基礎知識2010年度版】
最近よく耳にするのが「ターゲットマン」。あまり使ってこなかった言葉なのでググってみる。
- ターゲットマン【Target man】:前線で味方からのパスの目標となる選手。
今までその言葉はすべて「ポストプレーヤー」で丸めて使ってたと思う。
- ポストプレーヤー【Post player】:前線でくさびのボールを受け、バイタルエリアに起点をつくれる選手。
いわゆるランドマークになる選手。センターフォワードで、背が高く、フィジカルが強く、ボールをキープできゴール前で狙ったとこ落とせるにことができる能力をもつ選手。またどん欲にシュートを打てるメンタルをもつ選手がこの役割を任される。 相手に攻められてる時はセンターライン近くでボールを待ち、ボールが来たらキープし味方が攻撃に参加できる時間を作れる選手。 近年センターライン付近でボールをキープするのはFWだけでなくMFだったりやテクニックでキープする背の低い選手がこの役割をする場合があるので前のように丸めて「ポストプレーヤー」と言わなくなった。このような選手には「ターゲットマン」という言葉を使うことが多いみたいだ。 つまりポストプレーは位置的概念で分けられ、よりゴールに近いアタッキングゾーンを戦場にする選手を「ポストプレーヤー」と呼び。ミドルゾーンで楔を作る選手のことを「ターゲットマン」と呼ぶ。区別して発言してる方がたぶん多いと思う。もちろん選手によっては両方の能力をもつ選手もいるのでそう言う選手はどう呼ぶのかよく知らない。たぶん場面により言い方を変えるのだと思う。 「ターゲットマン」。 代表的な「ターゲットマン」いうと広島・大分で活躍したウェズレイが印象的だ。彼なんかまさに典型的な選手。背が低いけどしっかりタメをつくり攻撃の起点になって得点も決めてた。「ターゲットマン」は背の高さは関係ない。低くてもそれを補える技術と競り合いに踏ん張れるフィジカルがあればいい。今のサッカーはこの「ターゲットマン」の質がどれくらい高いかでチームの力が決まってしまうと言っても過言ではないと思う。そのくらい重要。騒霊が好きな「ターゲットマン」は、鹿島のマルキーニョス。 彼のこのプレーなんかまさに真骨頂。この後マルキーニョスはゴール前まで走っていってゴールを決める訳だけど。1* 基本鹿島が強いのはこういうセンターラインでタメを作れる選手が多いことや相手に圧力を与えられるところがストロングなとこなんだよね。だから右サイドの内田篤人が機能するんだと思う。今年は左にジウトンが入るからね。センターも右も左もバランスよく攻撃ができる。。対戦相手にとって今年の鹿島は脅威だと思うよ。
閑話休題。 考えてみると 今の日本代表ってこの【ターゲットマン】をかねるFWがいないんですよね。 玉田にしても大久保にしても岡崎にしてもフィジカルで相手CBに潰されるし、テクニックでスペースにボールを落とすしかない。スピードで抜ければチャンスはできるけど、相手も日本のFWはそれしかできないと分ってるからね。当然対処してくるし。だからFWが起点になれない。それで今の代表は遅いんだと思う。後ろから時間をかけてボールを繋いでゴール前に行くしかないんだもの。 正月の特番「新BSディベート:2010FIFAワールドカップ どう戦う日本 勝利への道(BS-1)」2*で 山本昌邦さんがよく「攻守の切り替え」というが、日本の場合は「攻から守の切り替え」というより「守から功への切り替え」が大事といってましたよね。 たぶん日本代表にはこの「守から功への切り替え」ができるスイッチみたいなFW(=ターゲットマン)がいないことが、チームがもうひとつ上のステージに成長できない理由なのではないかと騒霊は思うのですよ。 平山にしても(東京のプレーを多く見てる訳じゃないけど)手元にある映像を見た限りでは、けしてターゲットマンとして機能してるプレーヤーには見えなかった。がっしりとタメを作れたりする訳でなくスペースにボールを落としてたりしたが、その落としどころもややルーズだ。でボールを叩けたあとも連動してゴール前に侵入するプレーが遅く見える。たぶんそんなターゲットの役割のところがチーム戦術という意味で岡ちゃんはお気に召さず、平山をあまり使わない理由なんだと思います。同じ意味で田代も貴章も使われなくなった。巻はそれ以前にドツボに嵌っちゃったし。。。 高さはもちろんある方がいい訳で必要なんだけど岡ちゃんにとっては「ポスト」より「ターゲット」なんだと思います。 唯一の期待は前田なんですけどね。騒霊は磐田のプレーもあんまり見てないので前田をよく語れないのですが、まずケガを治すこと一番ですか。。。3* とにかくターゲットマンという視点で見ると上手い日本人FWって人材が少ない気がします。昔の元気な高原がいたら違うんでしょうけど。。 今さら戦術とか監督とかいってる場合じゃないしやれることは決まっているのだけれど。それにしても東アジア。選ばれた選手たちにはもうちょっとピリッてしてほしかったな。と。。。 関連記事
- MARQUINHOS 2009(YouTube)
- 新BSディベート:2010FIFAワールドカップ どう戦う日本勝利への道(BS−1)
- 前田欠場なら…岡ちゃん視察キャンセル(スポナビ)
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いもあんさん。コメントありがとうございました。(管理人騒霊)
posted by 騒霊 |08:20 |
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ターゲットマンとポストプレーヤー【現代サッカー用語の基礎知識2010年度版】
コメント投稿者ID : imoan
初めまして、いもあんと申します
相太について触れられていたのでついつい反応してしまったのですが、相太に関して言えば東京での方がターゲットマンとしては機能しているかなと思います。
今回の代表戦では少々前に突っ込む意識が強すぎたかなといった感じです。
焦りもあったのでしょうが他の選手の位置取りを考えるとその様に指示されたという面もあったようです。
今シーズンは東京での役割も変わるようなので多少変わっていく面もあるのかもしれませんが、東京ではもう少し下がり目の位置から組み立てに関わる事が多いので厳密にはターゲットマンとは言えないのかもしれません。
日本人FWの中でターゲットマンとしては柳沢選手が一番でないはないかと思います。
動きの質、落とし、キープの仕方など高いレベルにあると思います。
怪我さえなければ代表でも重宝されていると思うのですが…(京都はすごく困ると思いますけど)。
マルキーニョス選手に関しては彼個人の能力の高さはもちろんですが、鹿島のチームとしての完成度の高さも背景にあるのではないでしょうか。
今の代表にマルキーニョス選手を入れて鹿島でプレーする時と同等の力を発揮できるかというと少し難しいのではないかと思います。
それにしてもターゲットマンとして優秀な選手を上げていくとベテランが多いようにも感じます。
元々の資質もあるのでしょうが経験に裏打ちされた動きもターゲットマンには求められるのではないでしょうか。
posted by いもあん | 2010-02-21 09:59
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