2010年02月13日

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

結論から言う。
将来的にJリーガーになるには協会が「プロテスト」制度にして、それに合格してライセンスをとらないとJクラブに入団できないという仕組みにしたらいいのではないかと思う。

試験は一般教養試験があって、特に英語がどのくらい話せるかが試験の合否の基準とする。


理由は、サッカーだけ上手くてもだめということ。せめて英語ができなければ世界では通用しない。と多くの方が提言している。

浦和のフィンケ監督は「エルゴラッソ」で日本人選手が海外で成功するためのカギとして語学の重要性を指摘している。サッカー界で国際的に使われている言語として英語は重要で、ピッチ上の指示は英語で出すという。
「将来的にヨーロッパに移籍したいと考えている選手には『どこのリーグを目標としていても、大切なのは日本で1年から2年間、最低でも英語を勉強しておくこと』」と指摘。1*

オシム元代表監督も、パチンコばかりしている若手の有望選手について、
「残念だ。時間があれば、本を読むとか、語学を勉強するとかできるのに」とぼやいていたというし。2*

犬飼会長も『日本人選手はなぜ海外で通用しないのか?』というテーマのラジオ番組で。
オーストラリア人選手と日本人選手をくらべ何が違うかを考えた場合
「コミニュケーション能力が違う。まず言葉の問題でまずつまずいてしまうのが原因」
なぜ多くの日本人選手がヨーロッパへの移籍で失敗したかについても
海外にいく日本人は凄いといってもヨーロッパでは並の選手。同じくらいレベルの選手がいっぱいるから。そんな中でも言葉が不自由でもそれでもやってやるぞというメンタルが強い選手が少ない。と話した。
もう行くだけじゃすまない。行って結果をださなければならないのだ、と。3*

つまり多くの人がいってることは、日本人の失敗の多くはサッカーの能力以前に(それを含めた総合力でという意味で)コミニュケーション能力のところでスポイルされてるのが現実だということ。はじめに言葉ありき、のヨーロッパで日本人が英語が話せないことが一番の問題だということ。
もちろん諸悪の根元は日本の英語教育・国の教育制度の貧困さが大きいのだろうけど、それをいっても始まらないわけで。結局のところ選手個人がどれくらい世界で成功したいかという問題意識をどれくらい持っているか、成り上がってやろうかと信念を持っているかところに帰結するのであるし、協会もリーグもクラブもやれることも限られるのはわかるのだが。。。とはいえ、このままダメだダメだ。できないできないと言って逃げてるのでは、将来にわたっても日本人は海外で成功する確率は低いといわざる得ない。

ならば
組織としてどう取り組むか。ここが重要だ。
最低限のコミュニケーションができるくらい英会話を勉強させること。
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる程度の英会話能力がJリーガーになるためには必要と言う制度にすれば、移籍してから苦労することはない。

その試験が「プロテスト」だ。
Jリーガーになるのに試験なんかいるのか?とも思うが、このままだとダメなのだ。そもそもJリーグは日本が将来世界のトップ10レベルになるために作られたリーグである。世界で活躍するために学ぶステップのリーグがJリーグなのだ。しかし今のJのレベルではとても世界に追いつけそうもない。むしろ引き離されてしまっている。
ならば才能ある日本人をどんどんヨーロッパで活躍できるようリスクを減らしてやろうと考えるべきだ。
現状の問題点として語学力がないことで選手がまず海外に行って言葉でつまづく。言葉ができないことでスポイルされるなら、あらかじめ日本にいる時にこそ言葉を覚えさせるべきだろう。
そのために英語力試験を含んだ「プロテスト」を合格することでJリーガーになれることにする。で欧州クラブからオファーが来るまでJリーグで地道に真摯にサッカーに取り組み切磋琢磨すればいい。
でオファーが来たら即向うで活躍できるよう、コミュニケーションで躓かぬよう日本で準備を整えておけばいいのだ。
そのくらいのことやらないと南米の選手やアフリカ人と外国人枠競争ができないだけでなく、サッカーではほぼ同レベルのアメリカ人やオーストラリア人たちにも負けてしまいかねない。彼らは普通に英語を話すわけだし。まず英語だ。そのための「プロテスト」。ヨーロッパに移籍してから言葉で苦労するのが分っているのなら中学生高校生の時から自覚してもらって勉強しててもらえば将来そのハードルはとても低くなるはずだ。


ところで「マイスタージンガー」ってご存知だろうか。ワグナーのオペラになってるやつだ。4*
昔ドイツでは、手工業の“親方”達(いわゆるマイスター)の中には、優れた歌い手であるものがいた。彼らは手工業のプロであると同時に、伝統に則った規則に従い、作詞、作曲をも行ったアーティストでもあったという。
そんなマイスターの中のマイスターを、人々は「マイスタージンガー」と呼び、教養ある人物として一目も二目も置いていたという。いわゆる本物の職人はスーパースターで町中のアイドルでもあったらしい。

プロサッカー選手は「プロテストに」合格した文武両道の選手だけがになれる。
文武両道でサムライ魂をもつスポーツマンがJリーガーだといわれたい。
Jリーガーというだけでマイスタージンガーみたいに尊敬される。ステータスももっと高い存在になれればいいなと思う。
そのくらいすれば、きっと代表の強化につながるはずだ。



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posted by 騒霊 |23:09 | national team | コメント(8) | トラックバック(0)
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Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00000493

せっかくのご提案なのですが、賛成しかねます。この案の最大の問題点としてどのようにして基準を設けるか、それが有効であるかになります。あまりに高い基準を設けると才能のある選手を落としかねず、逆に優しすぎる基準では作った意味がなくなります。
大相撲は身長と体重が基準を超さないと力士にはなれません。力士は体が資本ですし、一見するとこの基準は合理的です。ただ例外というものはいつもありまして、今相撲解説で有名な「舞の海」さんは身長が足らず、頭に詰め物をして合格した話は有名です。もし、検査でこのときの不正が見つかり不合格だったら、後に技の宝庫ともてはやされた華麗な相撲を楽しむことができなかった。
管理人さんが言われるように外国語が話せたほうが良いに決まっていますが、サッカー選手で大事なのはまずサッカーが上手なことでしょう。通訳を目指すならともかく、日常会話など外国で半年もいれば大概の事は不自由しない程度には話せるものです。英語が話せる選手かどうかでサッカーの試合を見に行けますか?
サッカーで上手かどうかどのように基準を作りましょうか?体の大きさも基準にいれますか?あるいはスピード、スタミナ、テクニックをどのようにみるか?100m走、長距離で良い成績のものを選ぶ、ではテクニックはどうしましょう?テクニックを判断するのはまた難しい。さらに厄介なのはメンタル面をどのように判断するかです。私はここが、選手が大成するか否かの、もっとも大きなところと見ていますが、これをどうやって基準にいかしましょうか?
外国選手でも外国では結構な成績を上げていても日本に来ればまったく役に立たないで帰国する選手もいます。外国選手は多くは体力やテクニックでは日本人選手を上回りそうですが、全ての選手が日本でよいプレーを出来ていません。このように活躍できなかった選手には異国に来て、新しい環境になれなかったこと、求められる生活態度に順応できないなどの精神的な影響が左右したようにも思う。日本語が話せるかよりも精神的なストレスに耐えられたかが大きいようだ。
またサッカー選手の大事な要素として、試合勘がある、センスが良い、といった先を読む力、頭の良さがある。センスのある選手は攻撃時にパスの出しどころがうまいし、守備ではパスコースを消しボールをよく奪っている。ただ普通の学業試験ではセンスの良さと試験成績は必ずしも一致しない。試合を見る限りずいぶんセンスがいいなと思う選手でも、学業は全く振るわなかったという選手はいるものです。
私は選手が優れているかどうかの総合的な判断は結局試合にでないと分からないし、クラブに加入させて見ないとその選手が使えるか否かは見分けられないと思う。逆に基準があるために将来性のある選手を除外してしまう恐れのほうが高いように思うが、いかがでしょう。

posted by 南田神田 | 2010-02-15 12:52

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00000235

日本代表が強くなるにはすべてのポジションの選手が海外でレギュラーを獲れるようにならなければ無理だとおもう。Jリーグも成長してるだろうけど世界のトップリーグの成長はもっと速い。しかし海外志向の強い人ばかりではないだろうしJリーグで給料もらえれば十分という選手もいるだろうからすべての人にテストは必要ないかもです。海外に挑戦したい若い選手はまずは語学力、これは間違いないとおもいます。ちなみにプレミアでは近々、諸外国からくる選手達に英語の能力検査たるものの導入をすると聞いたことがあります。

posted by 卵が先か | 2010-02-14 10:34

Re:Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID :

英語という形で限定するより、コミュニケーション能力の問題だと思います。海外では自分の意思をシンプルな言葉で相手に伝えようとする力は最低限必要でしょう。しかし全てのJリーガーが海外に行く訳でもなく、Jリーグ入団は当然サッカーの能力で判断するべきでは。ただサッカー以外に何の興味も持たせない育成の仕方は問題ありますよね。

posted by takkun | 2010-02-14 10:15

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00000941

一般教養テストってのは良いと思いますけどね。本当に才能有ればクラブがお金出して勉強させることもあるだろうし。日本代表ってのがあまり馬鹿でも困るしね。試合中の共通語も英語になれば海外からの選手も来やすくなるかもしれないし、コミュニケーション基盤が広がって悪いことなど一つもないから。アメリカの4歳児が覚えられる程度の英語でも十分だと思うから導入すれば良いのに。

posted by N/A | 2010-02-14 09:39

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00001013

個人的には英語位は話せないとと思います、そもそもサッカー・フットボールどちらでも呼び方は構わないが英語な訳で、凄くシンプルに言うとボール・ゴール・パス・シュートも英語(日本語英語って奴かもしれませんが)、海外で勝負するしないは別としてフットボールは海外から輸入された物、せめて海外基準に合わせてピッチの中でだけでも英語で会話してみたらどうでしょうか、海外からの輸入選手も順応し易いし海外に出ても困る事は無い、結論を言うとあるに越した事は無い、使えるに越した事は無いんじゃないかと、郷に入りてはでは無いですけれどもフットボールは海外から入ってきてる物なのだから言葉は統一したほうが都合が良い、例え知識や教養が無くても英語でのコミュニケーションをピッチ内でしていれば新しく加入した若い選手も自然と順応していくし否定から入ってしまっては何も変わらないでしょう、ブルガリアなんて5カ国語話せるの当たり前な国な訳でTOTOやらで学校に芝をと言うのであれば語学サポートから入った方が良いのではと思います、知識はあって損は一切ありませんし、英語の部分だけでは無く文化も教えても面白いかもしれませんね

正直サッカー全然解らないんですけもどね、Jの選手が監督になるケースが多いですが監督も海外に場を移す時代がきっと来ると思うので基礎知識・基礎英語位はしっかりやらせておくべきじゃないでしょうか、監督レベルでも語学は必要だと思いますので。

posted by ジェシー | 2010-02-14 08:18

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00000497

海外リーグに興味が無い、欧州クラブからオファーが来ても断る、という選手(選手候補か)にとっては辛い制度ですね…

また、欧州クラブに行けるのなら行ってみても良いかな、って程度で
ちょっとした力試し、違う環境を体感したい、みたいな感じの選手にとっては、
英語試験自体は有用でも、ここに書かれているような"成功"については二の次でしょう。
(鈴木規郎なんかこのパターンのような気がする)

個人的には、活躍はできなかったが、良い経験になった
というパターンでも"成功"といえると思いますよ。
他所の国と比べてまで、「海外で成功する確率」にこだわることも無いのでは。

posted by 選手協会から拒否反応が出そう | 2010-02-14 04:21

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【日本人はなぜ海外で通用しないのか】

コメント投稿者ID : NID00000555

海外リーグ所属、所属していた選手のなかで言語で苦労してるのって俊輔だけじゃない?ほかの選手はだいたい意思疎通できるだけの言語力をもってるような。例中田(英、浩二)、本田、稲本、小野など。
ジーコも言ってたようにプロなんだから人生のすべてをサッカーに費やすべきだと思いますけどね、パチンコなんかやってるような選手はその程度ってことですよ。

posted by inoki | 2010-02-14 03:18

Jリーガーはマイスタージンガーたれ【Jリーグプロテスト試験】

コメント投稿者ID : snow-white

結論から言う。無理である。荒唐無稽である。
英語力とあるがたとえば世界3大リーグについてご存知だろうか?世界3大リーグとはすなわち、イングランド、スペイン、イタリアである。さてこのこれらの国の母国語は何か。イングランドは確かに英語だが、スペインはスペイン語、イタリアはイタリア語だ。ちなみにイングランドのchelseaの監督はイタリア人のアンチェロッティであるが、彼はイギリスに渡るまであまり英語があまり得意でなかったそうだ。実際彼は選手時代も監督時代もイタリアにいた訳だから英語など必要なかったということだろう。
また英語力を「含んだ」ということは当然英語力以外も試験するわけだが、その試験には当然だが実力のテストというものを含むことはできない。なぜなら、サッカーにはポジションというものが存在するからだ。たとえばCBとFWとGKで同じ試験をして合否を決めることはありえない、というのは当然わかると思う。ではポジション別にしてはどうか、という意見もサッカーという観点から言ってありえない。単純な話FWで入団した選手がCBとして大成するケース、MFがFWになるケースなど、当初のポジションが必ずしもその選手のすべてではないのがサッカーだ。ポジション別の試験をした場合、当然ポジションが変わった際も再試験せねば公平ではない。となると、MFの試験に落ちたFW選手は試合中にMFの位置に下がってはいけない、などという自体が発生しかねないし当然そんなことは不可能である。

また英語力を試す、とあるが、たとえば学校の授業で英語が理解できない可能性を考えると、どうしてもどこかで別に英語を習わなくてはならない。しかしもしその人が貧乏だったら?もし、その人の住んでいる場所に英語の塾がなかったら?もし、単純に頭が悪く物覚えもよくなかったら?きっとその人はサッカー選手になれないだろう。貧乏人や田舎者や勉強のできない人はサッカーするなとでも言うのだろうか?

さらにいうとユース選手のトップチームへの昇格の妨げになるし、北海道から沖縄までいる選手候補をどこで試験するのかもわからないし、24時間年中無休で試験してくれないと緊急補強時などチームは困るし、そもそもそれぞれのチームのスカウトがそれぞれのチーム事情で吟味した選手を協会がテストして落とすなど愚の骨頂であるといえる。

最後にひとつ。Jリーグがトップレベルにあがるためにどんどん日本人が海外に行くというのは矛盾である。日本人がどんどん海外に行ってしまえばリーグの価値や選手の質が下がってしまうのが必然だ。(たとえばとなりの韓国は代表選手をどんどん日本などに送り込んでいるが、それでKリーグの質が上がったなどとは誰も言わないだろう。)
日本代表が強くなるという観点からならともかく、Jリーグを強くしたいということなら、海外ではなくJリーグの中で選手を強化する方法やJのチームの価値、知名度高めていく方法を模索することこそ必要なのではないかと思う。

posted by catlove | 2010-02-14 00:48

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