2010年02月04日
秋春制ニュース忘備録('09/12〜'10/01)
■2009/12/25 秋春制あきらめない…犬飼会長が再提案へ1*
日本協会の犬飼会長は24日、来年1月12日の常務理事会でJリーグの秋春シーズン制移行を再提案する意向を示した。 秋春制は各クラブの経営にマイナスとして導入が見送られたが、議論が不十分とする同会長は「お客さんが入るのは対戦カードによる。夏だとか冬だとか季節ではない」とJリーグがまとめた観客データを踏まえて主張。「もうちょっと(Jリーグに)検討してほしい」と話した。[スポニチ]
- え〜騒霊です。しかし、この話題って去年3月の話ですよ。Jリーグ将来構想委員会で各クラブの経営面にマイナスの影響が出るとして導入しないことを決めた秋春制を、犬飼会長自身が議論が不十分とひっくり返し、犬飼会長の方で観客の志向や寒冷地域のスタジアムの暖房機器設置費用などの再調査を進めていたはずです。当初は10月頃発表とか言っていたような。。ほぼ1年ですよ。。まだデータが揃ってないんでしょうかね。。。できるっていうデータを無理矢理作るのはやっぱり大変なんでしょうね。。。騒霊にも犬飼会長が船場吉兆の女将に見えてきました(苦笑)。
■2009/12/28 秋春制より先に考えることがある:釜本邦茂のニッポンFW論2*
12月23日に、小学生と中学生を対象としたサッカー教室を新潟で開いてきた。この季節、日本海側は雪が深い。グラウンドには20〜30センチ積もっていた。「体力トレーニングになるから、雪かきせい!」と子供たちをグラウンドに出したが、練習そのものは屋根付きのフットサル場で行った。狭いコートに大人数がいては、ミニゲームはできるけど、キックなどのしっかりした練習にはならなかった。
しかし、秋冬制にしたとして、新潟の例をみても、いったいどのようにやるつもりなんだろう? 試合で使うピッチはたまに雪かきすればいいかもしれないが、クラブが日々使う練習場はどうするのだろうか? 体育館に人工芝を敷き、4分の1程度の大きさのコートでプロが毎日練習しろというのか? Jリーグが使うスタジアムのスタンドも、多くは冬仕様にはなっていない。各地に屋根付きのスタジアムと練習施設を作るべく、日本サッカー協会が金を出すわけにはいかない。現実味のない案だ。[釜本邦茂]
- え〜騒霊です。たしかに練習施設は重要な問題ですよね。冬雪が降った期間ずっと狭いフットサル場で練習はないでしょうから。スタジアムにヒーティングシステムを導入するなら練習場にも導入してしてください。。。ってそこまで予算があるのか。犬飼構想には疑問。疑問。
■2010/01/14 【プレミア緩めなコラム】土の下の温もり 〜秋春制とプレミアの歴史3*
先週末、何とか開催にこぎつけたプレミアリーグの試合を見ていて目を瞠ったのは、そのピッチコンディションの良さである。先述のヒーティングシステム、現地ではアンダーソイル・ヒーティングと呼ばれる設備が冬場のピッチコンディション管理に一役買っていることは、熱心なフットボールファンであればご存知のことであろう。
このアンダーソイル・ヒーティング、僕は漠然と床暖房の規模が大きくなった芝生版みたいに考えていたのだが、ちょっとリサーチしてみた限りでは果たしてそのニュアンスは間違っていないようだ。アンダーソイル、つまりはピッチの下層土に電熱版もしくは温水パイプを敷設するシステムが一般的で、イングランドではチームによっては練習グラウンドやアカデミーの施設にまでこのシステムを導入している。プレミアリーグでは大半のスタジアムにこのシステムが敷設されているが、完全に義務化されているわけではなく、ポーツマスのフラットン・パークやフルアムのクレイブン・コテージのように、このシステムが導入されていないスタジアムもほんの一握りではあるが存在する。現地では今冬の寒波の影響を受けて、義務化を提唱する声もあるようだ。このヒーティングシステムの起源は意外と古く、1958年にエバートンのホーム、グッディソン・パークにインストールされたシステムをイングランドにおけるアンダーソイル・ヒーティングの先駆けとするのが定説となっている。
(中略)この土中の温もりには幾多の改良が加えられてきた。それにしても、冬の荒天の最中、一点の曇りもない表情を見せるスタジアムの芝生を目にすると、フットボールに対する純粋な情熱を感じずにはいられない。それはもはや情熱なんていう大げさなものではなく、人々の日常に浸透したフットボール的文化レベルが為す必然性なのかもしれない。やれ春秋だ、やれ秋春だなんて議論をする前に、僕らには、少なくとも僕にはもっと他に考えなくてはならない事があるのではないだろうかと思う。[平床大輔]
- え〜騒霊です。イングランド凄いですね。アンダーソイル・ヒーティングが当たり前で、練習グラウンドやアカデミーの施設にまでこのシステムを導入しているんですか〜。。。半世紀をかけ作り上げてきた文化の力ですよね。その情熱は見習うべきで。確かに目指すべき所はここなんでしょうけど。><。。
■2010/01/15 オランダで試合延期が続出4*
この冬、降雪に悩まされているオランダ。道路や歩道は雪や凍結で危険な状態。ロッテルダムの最高気温は3度、最低気温はマイナス2度。残雪・凍結の影響が和らぐ気配はない。
その日暮らしで精いっぱいの2部リーグのチームに、ピッチの雪を溶かすヒーティングシステムを備える予算はない。多くのスタジアムのピッチに雪が残ったり、芝が凍ったりしているという。
今回はエクセルシオールのホームゲームも中止になった。ヒーティングシステムを備えていてしかるべきだったが、財政難でその設置を猶予されていた。ただし、残雪・凍結による試合中止が起こった場合、罰金を払わなければいけなかった。
さらに人工芝のピッチを持つズウォーレやオムニワールドの試合も中止になった。全天候に対応できる人工芝であるが、実際には雪や凍結といった条件下では痛みが早くなる。
16日に予定されているKNVBカップのへーレンフェ—ン対PSVの1試合、17日予定の1部リーグの3試合、NEC対フィテッセ、ユトレヒト対トゥエンテ、NAC対アヤックスは現時点で開催予定である。これらの試合は昨年12月、雪の影響で延期になっていたもの。当時のオランダは交通麻痺や屋根の上の残雪・つららがあり、ヒーティングシステムによって雪を溶かしたとしても、あまりに危険で試合を開催できる状況ではなかった。[Toru Nakata]
- え〜騒霊です。なんだ。オランダも実はしょぼかったんですね。イングランドとは大違い。ヒーティングシステムを備える予算はない。財政難でその設置を猶予されていた。なんかリアルな情景が目に浮かびます。やっぱりヨーロッパでも上もあれば下もあるんだってことですよね。ヒーテングシステム設置と言ったってイニシャル(導入費用)だけでなくランニング(維持費)もある訳で一説には一冬6万ユーロ(約730万円)かかるとか5*。たぶんこれはスタジアムのことでしょうから、毎日使う練習場となったらどのくらいかかるんでしょう。。。日本でこの負担に耐えられるクラブって存在するのでしょうか?犬飼さんは早く試算結果を公表してくれないかな。。
■209/12/12 いまさらですが、「秋春制」の話していいですか?:神社のワンコblog6*
バイエルンミュンヘンのクラブのグラウンド。
こちらは霜は降りてます。周辺と比べると除雪がされてますが。
実際、選手が練習していたのは、雪の積もったグラウンド。
選手も楽しそうにプレーしてますが。
でも、見ての通りドイツの雪は軽い粉雪。
新潟、山形の水分の多い重い雪とは全然違う。
除雪の大変さも全然違う。
重い雪に足をとられたり、滑ったり、
怪我の確率もだいぶ違うと思います(選手も観客も)。
最後に犬飼会長に言いたい事。
「実際、雪かきしてみろ!」
「試合を見る時は一般客と一緒に外で見ろ!」
結局、そこに落ち着く話ですね…。[神社のワンコ]
- え〜騒霊です。ドイツの冬と日本(山形)の冬の実体験がある方の話はやっぱり貴重だと思います。ドイツの冬しか知らない犬飼さんと日本の雪の話をして噛み合ないのもある意味当然な気がしました。。。
■2010/02/02 Jリーグ秋春制について:新潟県サッカー協会澤村会長のコメント。7*
実態調査はしていると思うのだがもっと具体的に潰し(議論)していかなければいけない。
新潟の場合はとくに上越中越といった(100㎞以上)離れた遠方から応援に来る観客も多い訳で、
せっかくここまでJが燃えてきて、新潟も頑張ってきた訳で、J発展の理想的なチームと評価され、新潟のサッカー人気・認知度もどんどん伸び高まってきたのに、ここで秋春制のような制度になったら当然サポーターは心配しますよね。新潟のサッカー協会としても(秋春制は)難しいぞと訴えていかなければいけないと思っています。[澤村会長]
- え〜騒霊です。いいタイミングで澤村先生が発言してくれてよかったです。一般人ができないとか嫌だとか言ってもやっぱり限界がある訳で、その意味で新潟はクラブも協会もサポもまとまってるっていうのは心強いですね。後は秋春制をとことん議論していければけして悪い結論にはならないんじゃないかなと思いました。
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posted by 騒霊 |11:35 |
j-league |
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Re:雪かきしてみろ!
コメント投稿者ID :
言うだけ無駄でしょう。
犬飼会長と言えども馬鹿ではない。雪国クラブに秋春制が非現実的であることなど十分承知の筈です。
会長の真意は「雪国クラブの抹殺」です。
世界を相手にして戦おうという時にろくに日本代表クラスの選手も輩出しない地方の弱小クラブに足を引っ張られるなど会長には許し難いことでしょう。
今や37にも膨れたJクラブのうちの二つや三つが潰れたところで会長は痛くも痒くもないことでしょう。
はっきり言ってしまえばいいのです。
「秋春制に異論を唱えるクラブはやめてもらって結構」と。
大騒ぎするほどのことではありません。新潟が再び「サッカー不毛の地」に戻るだけのことです。
断っておきますが私は新潟産まれ新潟育ちの新潟サポです。
posted by 木東風 | 2010-02-05 20:26
秋春制ニュース忘備録('09/12〜'10/01)
コメント投稿者ID :
秋春制の議論になると「降雪地域」で冬に試合が出来るかということが話題になりますが、あまり雪が降らない地域(北関東&南東北の太平洋側)でも冬の開催に向かない地域はあると思います。
ただ、「雪」という目に見えてわかちやすい状況がないので、この地域の意見はあまり取り上げられませんね。
ここは新潟県のサッカー協会会長様のような、紛れもない降雪地域の幹部の方に頑張って貰いたいです。
posted by 筑波颪 | 2010-02-05 14:25
Re:秋春制ニュース忘備録('09/12~'10/01)
コメント投稿者ID :
この前のベネズエラ戦、観客不入りな上に寒い試合内容だったのが犬飼さんかなりご立腹だったようですね。九州の人も冬の観戦はよほど魅力がない限りは足が遠のくみたいで、地方のクラブと中央の意識の格差は拡がるばかり。
posted by takkun | 2010-02-05 09:40
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