2008年03月04日
以前ドイツWC暴露本? 「敗因と」読んでとのテーマで書かせていただいたのですがコメントに「誇り」のほうがおもしろいとの意見を頂きましてさっそく購入してみて読んでみました。
「中田 英寿 誇り」 幻冬舎 小松成美
中田英寿の引退をテーマとしたドキュメンタリー本。主にドイツWCでの話が中心です。
仕事仲間へ引退告知した頃から2006年のワールドカップドイツ大会での最後のブラジル戦、引退までの流れをを追って書かれた本です。
「敗因と」と違う点は長年にわたっての取材、中田の裏方のサニーサイドアップの次原社長のインタビューや中田に対してのサポート内容、イタリアで1番の実力代理人ジョバンニ・ブランキーニとの出会いまでの経由、ブラジル戦に親友の前園が中田のレプリカユニを着て応援していた(引退は知っていた)、ワールドカップでの本人の苦悩、中田のプロ意識など試合見てるだけではわからない裏事情もいろいろあり個人的には「敗因と」よりも内容は時間かかってるなと作者の取材努力が感じることができました。
一番印象に残ったインタビューが
「経験をつめば積むほど、自分の求めるプレーは高度になっていく。自分が思い描いた理想のプレーを理屈で考えれば十分すぎるぐらい理解できるのに、実際に自分の中で表現できないことがある。これまではそのギャップをうめようと思ってたけど、最近はジレンマを感じることのほうが多くなっていった。これは引退を決めた大きな要因だからね」
「本当に何をするにしても百かゼロ。それが自分のスタイルだと思う。サッカーだからこう考えるのではなく、何にしても手を抜かないっていうのは自分のやり方なんだ。1回妥協を始めたら、何か人生においてずっと妥協していってしまう。完璧にこだわってきた障害かもしれないけど、そういう怖さが自分の中に何かあるんだ。」
ただ小松さんは長年取材していたこともあり、中田が本当に好きということは伝わってきましたが感情移入しすぎでは?!と透けてみえてしまうのが・・・残念でしたが、それを引いてもおもしろかったですね。
ただ自分がこういうサッカー選手のドキュメンタリー本に慣れていないのかもしれませんが・・・
もし興味でてきたら読んでみてください!
この作品読んで古本屋での前の作品 中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫) も読みたいと、興味はでたので購入したので読んでみようと思ってます。
もしよければ他にお勧めのサッカー関係ヒューマンドキュメント本お勧めありましたらお教えお願いします!
個人的に今探しているのですが、何年か前に週刊サッカーダイジェストにロナウド物語?が何週かにわたって連載してたのですが、もししっている方いればあの内容の本の題名お教えお願いします!
posted by blogandblog |18:10 |
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2008年02月17日
ドイツWC日本代表の日本が負けた敗因があまりにもいろいろ噂されててジーコが監督素人だったとか協会の川淵が黒幕だったとか中村、小野、中田ヒデ、宮本、柳沢が戦犯だったとかはっきりいってサスペンスドラマみたいな感じだったので真実かどうかわかりませんがずいぶん前に興味あって買ってしまいました。
「敗因と」 金子 達仁、戸塚啓、木崎伸也
ドイツW杯、日本代表は内部崩壊していた!
あの時、日本代表内部になにが起こっていたか?
そして日本サッカーに未来はあるのか--------?
その真相に迫った書き下ろし渾身ノンフィクション
今回はこの本読んでの感想語りたいと思います!
筆者が金子 達仁、戸塚啓、木崎伸也の3人ですが、金子 達人は知っています。他の2人はしりませんでした。
金子はサッカーが好きというより野球のほうが(阪神)好きみたいでこの人からはサッカーの魅力を伝えるというプライドというものがライターとして伝わってきませんでした。あくまで金のため!金儲けの時期になると頻繁に取材するように感じます。
金子 達仁について
特に個人的に気になった内容
藤田 「海外でプレーするとボールを奪いに行く感覚がJリーグとは違う。そのギャップがある。僕もボールに対してディレイすることがある。こう見るっていうかな。海外ではボールに噛み付くシュチュエーションが多いんですよ。日本ではディレイが多い。一人はディレィしたい。一人は行きたいっていうギャップがでちゃう。国内と海外でやってこの問題はすごくあるなと感じた。」
ある選手は最終予選の初戦の北朝鮮後にヤケクソになってこう漏らした
「ジーコじゃやばいよ」
三都主がSBやるということはチームの負担が大きい。空気を読めない選手がいると組織的なサッカーができないと感じる選手も少なくなかった。
「彼は外国人枠だから」
そうとでもおもわないとやりきれなかった。
代表の七不思議
代表にツネ(宮本)がいること
中村が風邪にもかかわらず起用されてる現状でチーム内での立場は最悪になった
中田ヒデは孤立していた(中田浩二以外)
本では主に中田の話題が多いのでここでは中田の内容が多くなることはご了承ください!
- みんなが食べ終わった時に食べに来る
- 中田に怒られると正しいこと言われても、言い方が鋭すぎて腹がたってしまう。ドゥンガは後で気づくことあり感謝されてた
- 「なんで、あいつだけ特別扱いなんだ?」
- 横たわり泣いてる姿見ても人気とりの演技のためだと感じる選手もいた
- 「またキラーパス(味方殺しのパス)がきたな」チームでは中田不要論が噴出し、何人かの選手は「ヒデは終わった」とささやきあった。
- 「俺達がヒデを無視していたんじゃない。俺達が無視されていたんだ」
ファンデ・ラモス監督「どこからプレスかけるかラインの高さを設定するかは監督の仕事」
ジーコはまったく設定せず選手達で話し合うが意見まとめられない。
宮本「ラインあげたくない」
高原、中田ヒデ「ラインあげろ」
選手が守備の論争で疲れていて選手は自分の立ち位置すら見失っていた。
クロアチア戦の前日になってはじめてジーコはフォーメーション練習しはじめた
かなり大雑把な内容ですが量多くてとても全部は書き込めません。興味ある人は購入してみては・・・・
感想
本の中身全部のせてるわけでないので誤解招くかもしれませんが感想述べさせていただきます。ただし本の内容にのってあくまでレビューさせていただきますのでよろしくお願いします。
大会期間中、DFラインの位置をどうするかで、プレス、カバーリングなどさんざん意見が割れ、話し合えば合うほど意見がまとまらずチームとしてのまとまりが失われていったというが、本来ジーコ監督が決めるべきことなのだから、一貫して戦術面での指導を怠ったり大会や試合が終わるとすぐにブラジル帰りリーグ戦があるのに日本にいない。特定のスタでしか試合を見ない。風邪ひいてる中村を起用してたりとジーコにも責任があるのは否めないと思います。
運動量豊富な潰しや的な存在のボランチがいなかったのは痛かったのでは・・・
本では主に中田の話題が多いのでここでは中田の話になりますが、
中田ヒデが、周囲からは以前よりパフォーマンスが落ちていると見られていたにもかかわらず、チーム内での自らの立ち位置を見失い、試合以外、ピッチ外、練習も含めてひたすら傲慢きわまりない「王様」的態度に終始したために、人望を徐々に失い、修復不能な不和を招く原因となったことは、否定できないでしょう。中田だけが戦犯というわけではないですが。
別に私は選手の中で中田だけが悪いという考えではございません。
個人的には好きな選手なんですけどね。
ライン設定は宮本の意見より中田の意見が正しいとは思うが。
能力の高い個々の選手の好きにさせておけば大丈夫、というブラジル人的な放任主義が当時の日本代表に合っていたとは思えないのだから、結局のところ、最大の責任は、ジーコを選んでおいてひと言の弁解もせず、次期監督オシムと言っちゃったねと批判をかわすことしか頭になかった協会トップではないでしょうか?!
宮本、中田ヒデ、柳沢、協会の川淵会長、その当時の技術委員長田嶋さんなどのインタビューはなかったのですが、日本の敵はもはやオーストラリアでもクロアチアでも、ましてブラジルでもなく、協会含めて日本代表自身であったというのが個人的な感想でした。
posted by blogandblog |16:06 |
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