2008年02月23日
久しぶりに腹が立った一件。
2月7日のエントリにあるとおり、7月よりNJKFスーパーフェザー級王座決定Tが開催されます。
1回戦は久保(兄)vs赤十字、TURBOvs中須賀です。まあこれまでの実績を考えると、9月の決勝戦は順当にいけばTURBOvs久保(兄)でしょうか。いやいや楽しみですね。
さて、MAキック4/29大会の対戦カードが一部発表になりました。
メインイベント第1試合は、WMAF世界Sフェザー級タイトルマッチ・TURBOvs久保(兄)…え?
これはトーナメントの興を削ぐにも程があるというものです。
発表されたのがNJKF→MAの順番だったのでなんとなくMAが悪者のように見えてしまいますが、実際のところどちらのカード決定が先だったのかはわかりません。
MAの世界戦が決まっていたにもかかわらず、NJKFがトーナメントを強行したのだとしたら、これは完全にNJKFの自爆。4階級Tで唯一見所だったSフェザー級もこれで潰してしまったような。
逆にNJKFのト-ナメント開催を知りながら、MAが世界戦を組んだのだとしたら、非常に悪質。もはや営業妨害でしょう。
ただいずれにしても、MAの世界戦が組まれるにあたって1度は久保(兄)選手の所属団体であるNJKFを通っているはず。なぜNJKFはGOサインを出してしまったのか。ここは断るべきでしょうに。
よくよく考えると、これから国内の王者決定Tに出場する選手同士で世界タイトルを争うという構図も充分に滑稽なのですが、もうそんなことじゃ驚きません。
今言えることはただひとつ。赤十字選手、中須賀選手、頑張れ、マジで。
posted by bjkf |17:08 |
コメント(8) |
トラックバック(0)
2008年02月21日
さて散々書き殴ってきてますとおり、日本にはキックの団体が多数あるわけでありまして。
なんとなくですが、MA・全日本・新日本・NJKFまでは辛うじて団体の体をなしていて、残りはインディという印象をもっております(上位4団体をメジャーとはいうつもりはないです)。
しかし実際のところ、そのへんの勢力分布はどうなのかと、ふと気になりまして。
ビジネス用語で言えばシェアってやつですか。シェアNo.1はどこなのかと。
何をもって団体の実力とするかは非常に難しいです。
集客力や話題性なら全日本が一番で間違いないんですが、それを測る術もないわけで。
そこで選手層を調べることがひとつの指針になるかなと思ったのです。
選定基準としては、WBCムエタイの日本ランキングなら第三者機関の作成だし、特に偏ってもいないので一番無難かなと(もちろんWBCムエタイが真実を表してるなどというつもりは毛頭ありません)。
そのランキングの中で各団体の選手の占める割合を出してみましたので、ご覧あれ。
なおWBCムエタイ日本ランキングでは在日タイ人も対象となっていますが、それを入れるのはズルいかなと個人的には思ったものですから、在日タイ人を敢えて抜いたデータを( )内に示しています。ウィラサクレック軍団とセンチャイ軍団のみなさん、あと泰輝選手、ごめんなさい。
NJKF:13人(11人)/25%(24%)
全日本:10人(10人)/19%(22%)
新日本:6人(6人)/11%(13%)
MA:6人(6人)/11%(13%)
J-NET;1人(1人)/2%(2%)
NKB:1人(1人)/2%(2%)
フリー:16人(11人)/30%(24%)
なんとびっくりNJKFが一番になってしまいました。
まあフリーのなかでも増田選手や望月選手など全日本を主戦場にしている選手は多いので、そのあたりを取り込めていることを考えるとNJKFと全日本はほぼ互角?
しかし大局的にみれば上位4団体はまだまだ拮抗しており、どこも頭ひとつ抜け出せていない状況とみるべきでしょう。大連立とはいいませんが、4団体のうち2つ手を組めばそこが覇権を握れるような。
でまあ、インディは所詮インディですね。
posted by bjkf |08:06 |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年02月18日
今週は週末にかけて4日連続でキックの大会が開催されます。
ということで4本まとめてプレビュー。
皆勤する人はいるんですかね。
2月21日(木) TRIBELATE@新宿FACE
メインは笠原淳vs川崎亮。
いきなりですがTRIBELATEはよくわからないですね…ごめんなさい。
2月22日(金) R.I.S.E.@新宿FACE
新設される(またかよ…)3階級タイトルに向け、いわば予選的なカードが多数組まれております。
70kgでは日菜太vs水谷秀樹、喜入衆vsNITRO大輔。
いまやK-1MAX日本王者の城戸選手にKO勝ちしている(それも掟破りの逆ハイキックで)水谷選手。
逆襲を図るならここしかないというタイミング。
J-NETでSウェルター級王座決定Tが始まるのに喜入選手は何故こっちに…。
60kgでは末広智明vs菅原勇介、オノリュウvsファイヤー原田。
全員が昨年のFtCの出場メンバー。タイトルも同じようなメンバーで争われるのでしょう。
あとは歌川選手が出ますかね。
ヘビー級では百瀬竜徳vs森口竜。
ヘビーの試合にチームドラゴンの選手が出ないのがなんかすごい新鮮…。
2月23日(土) 日本キックボクシング連盟@後楽園ホール
メインは野口康裕(王者)vs山田大輔(8位)のバンタム級チャンピオンシップ。
8位の選手がタイトルに挑戦するというのも国内タイトルでは非常に珍しいケース。
山田選手が現ウェルター級王者の武笠選手とライバル関係だったのも今は昔。というか今じゃ体格差ありすぎですね。
セミは高野洋一vs岩田洋。
高野選手はチャンピオンで岩田選手は7位。でもこちらはノンタイトル戦。
連盟の大会でタイトルマッチでもないのにK-U同士の試合というのも、もう全然違和感がなくなってきました。
2月24日(日) 新日本キックボクシング協会@ディファ有明
メインはレオン・ケイスケ(王者)vsがってん古川(1位)のフライ級チャンピオンシップ。
過去2回の対戦はいずれもレオン選手の勝利。その後がってん選手が特別活躍したというわけでもなく、まあマッチメイクに苦戦しているなあという印象。鎖国してるとこうなります。
またメインの前にランカーvsタイ人の試合が3戦組まれております。このあたりも新日本キックらしい。
posted by bjkf |19:18 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年02月16日
3つくらい前のエントリの最後に、何の気なしに書いてみた、
日本国内だけで何人チャンピオンを作るつもりなんでしょうかねこの業界は。
数えてみました。
MA日本キックボクシング連盟
F級:飛燕野嶋
B級:RIOT
Fe級:駿太
SFe級:竹内裕二
L級:山本佑機
SL級:壮泰
W級:水町浩
M級:城戸康裕
H級:神谷友和
UKF世界L級:山崎通明
WMAF世界SW級:白須康仁
WMAF世界M級:K・ルイス
全日本キックボクシング連盟
B級:藤原あらし
Fe級:山本真弘
SFe級:石川直生
L級:増田博正
W級:山本優弥
SW級:山内裕太郎
M級:中村高明
IKMF東洋L級:吉本光志
WPKC世界L級:大月晴明
WFCA世界SL級:サトルヴァシコバ
IMTC世界W級:金沢久幸
新日本キックボクシング協会
F級:レオンケイスケ
B級:深津飛成
Fe級:菊地剛介
L級:石井宏樹
W級:正木和也
M級:松本哉朗
H級:内田ノボル
ニュージャパンキックボクシング連盟
F級:久保賢司(兼・WPMO世界F級チャンピオン)
B級:前田浩喜
Fe級:久保優太(兼・WPMO世界SFe級チャンピオン)
L級:桜井洋平
W級:笛吹丈太郎
WMCインターコンチネンタルSF級:TOMONORI(兼・UKF世界B級チャンピオン)
WMCインターコンチネンタルB級:米田貴志
J-NETWORK
F級:藤鬥嘩裟
SF級:KENT
B級:牧裕三
Fe級:AKIRA
L級:細野岳範
SL級:寒川慶一
W級:北山高与志
M級:寒川直喜
H級:ファビアーノ・サイクロン
NKB
F級:青木秀太
B級:野口康裕
Fe級:巨輝
L級:高野洋一
W級:武笠則康
M級:若生浩次
M-1
B級:ワンロップ・ウィラサクレック
SB級:コムパヤック・ウィラサクレック
Fe級:カノンスック・ウィラサクレック
SFe級:大宮司進
W級:ゲンナロン・ウィラサクレック
SW級:クンタップ・ウィラサクレック
M級:我龍真吾
以下のタイトルは除外しています。
シュートボクシング(趣旨に反するので)
トーナメント(真王杯・MACH55など)の優勝歴(趣旨に反するので)
フリー選手の世界タイトル(めんどくさいので)
女子(めんどくさいので)
ローカルタイトル(めんどくさいので)
posted by bjkf |08:15 |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2008年02月14日
今はDREAMの話題一色だと思いますが、こういうときこそ渋めのキックネタで攻めてきますよ私は。
小ネタにしときますが。
【JMC横浜GYM5周年記念ラジャダムナン遠征は5戦5敗】
大輝選手をはじめ5選手いずれも残念な結果に。
(そういや佐藤皓彦選手は何処へ?JMC横浜GYMのウェブサイトからも名前が消えてますが)
しかしこれが「JMC横浜GYMラジャ遠征は5戦5勝」だったとしたら、「何だゆるい相手選びやがって」ってことで、逆に印象が悪かったように思います。
むしろ5連敗だったからこそ、ちゃんとした相手と戦ったということで、本気度合いが伝わったかと。
(本当は5人とも練習不足で負けたのだとしても)
負けたことで逆にジムの株が上がったような。ふしぎなもんですね。
新日本キックが昔やってたラジャ遠征とか全日本キックのSWORD FIGHTもそうなんですが、結局勝つか負けるかについては選手個人の頑張りよりも主催者(マッチメーカー)の匙加減のほうが影響力があるわけで。
見る側も無意識のうちにそのへんを差し引いているのかなと。
posted by bjkf |07:52 |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年02月11日
一昨日の全日本キック大会、メインの石川直生vs赤羽秀一の5回戦は、石川選手の順当な勝利。
そもそもがスーパーフェザー級王者とフェザー級7位の試合。本来組まれるものではなく、「試練の七番勝負」という枠組みあってこそ。もちろん1年間全7戦という長い道のりを考えると、格下相手の試合も組まれてしかるべきですが、そろそろ文字どおり「試練」となるような相手との試合が組まれてもよいのでは。
というわけで、今後5戦の対戦相手を妄想してみました(とりあえず日本人限定で)。
可能性のあるところで全日本キック・他団体各5人ずつ挙げています。
記号は個人的な期待値、( )内は石川選手からみた過去の戦績です(不戦勝・不戦敗は含めていません)。
全日本キック
◎大月晴明(初顔合わせ):これは見たい。
◎前田尚紀(1勝1敗):前回がやや消化不良だったので、是非もう1度決着戦を。
○藤原あらし(初顔合わせ):相当な体格差があるものの、あらし選手ならアリ?
○山本元気(1勝1敗1分):元気選手は日本人と戦わないからなあ…。
▲山本真弘(3敗):今はあまり意義のないカード。「七番勝負を全勝した場合のご褒美」として。
他団体・フリー
◎大宮司進(1敗):負けっぱなしで終わるわけにはいかないところ。
◎梶原龍児(1分):これも決着をつけてほしい。
○久保優太(初顔合わせ):スーパーフェザー級現役王者対決になるのなら。
▲TURBO(1勝):1度勝利した相手だがFtCに優勝したことで再戦の可能性も?
▲駿太(初顔合わせ):あまりカードに必然性はないものの、やったらやったでおもしろい。
多くの選手とは対戦経験があり、ストーリーのある選手との絡みが中心になってくれれば、と。
特に石川選手は一度負けた相手への意識が強いですから。
そんな中でも大月vs石川は最後の黄金カードと個人的に思っています。仲良いっぽいですけど。
あと、これまでがファイヤー選手、赤羽選手ときたので、最後まで同じ路線(=根性系)で長崎秀哉選手、KAWASAKI選手、大高一郎選手、竹村健二選手、水谷秀樹選手で七番勝負というのも考えたんですが、それをほんとにやってしまうと暴動が起きます。
posted by bjkf |12:02 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2008年02月07日
またもやNJKFの話題です。気がつけばここ最近のエントリ5件のうち4件がNJKF関連。
もはやNJKF応援blogになりつつある今日この頃(でもよく読むとあんま応援になってない)。
さてさて4階級王座決定トーナメントの概要が発表されています。
参戦選手は以下のとおり。
フェザー級:
・岩井伸洋(シード)
・国崇
・大川直人
スーパーフェザー級:
・久保優太
・赤十字竜
・中須賀芳徳
・TURBO
ライト級:
・砂田将祈
・一輝
・大和哲也
・中山宏美
ウェルター級:
・健太(シード)
・古川照明
・KEN
注目はやはりスーパーフェザー級。
桜井選手こそ出ないものの、若きホープから実力派まで、多彩な顔ぶれが揃いました。このトーナメントを制した選手は、堂々とチャンピオンを名乗れると思います。
また願わくば、このトーナメント優勝の延長線上には桜井選手にもいて欲しいところです。
そして気になるのがTURBO選手の参戦。これまでNJKFのタイトル戦線にフリー選手が絡んだことはなかったわけで、TURBO選手参戦はランキングの開放宣言となるのでしょうか。
ことの是非はともかく、たとえばチームドラゴン等の選手がランキングに顔を出すようになるなら、タイトル戦線がさらに活性化されていくと思います。
ほか3階級については…。まあ肩書が人を育てるということもありますし、温かく見守りましょうか。
フェザー級は、国崇選手が階級を上げて強くなったか弱くなったかに尽きると思います。
ライト級は、せっかくランキングが14位まであるのだからもっと選手がエントリーしてもよかったのでは?
ウェルター級は…あれ、笛吹選手はどこへ?
正直、今のNJKFの選手層でスーパー○○級の新設は時期尚早に感じます。階級数は元のままで、ランキングの密度を濃くしてくれたほうが私はワクワクするのですが。
フェザー級Tに国崇選手だけでなく米田選手も参戦!とか、
ライト級TはSフェザーの4選手も参戦して8選手出場!とか。
日本国内だけで何人チャンピオンを作るつもりなんでしょうかねこの業界は。
posted by bjkf |22:27 |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2008年02月04日
やっぱりK-1は人気があるんだなあ、と素朴な感想。
というのもK-1MAXの観戦記をupした昨日のアクセス数は通常のエントリのときの数倍、コメント欄もかつてない盛り上がり(コメント頂いたみなさま誠にありがとうございます)。
この流れを受けて「今年のMAX世界大会の優勝者予想」「K-160kg級に出てほしいキックボクサー」「K-1 YOUTHは是か非か!?」的なネタをつなぐべきだろうとは思うのですが、私は天邪鬼なのでそうゆうのはひとまずおいといて、今日はマニアックなネタを拾っていきます。
【NJKF4.13大会にノーンビー・ギャットヨンユット選手参戦】
まだ見ぬ強豪の来日ですよ。
映像で見たわけでもないし、ほかのタイ人と比べてどのへんの位置づけになるのかよくわかっていないのですが(アタチャイ選手に勝ってるらしいとかその程度)、かなり前から名前は聞いていました。
ちなみに今MUAYTHAI2000で調べたところでは、昨年11月時点ですがノーンビー選手はラジャダムナンSフェザー級5位、同日出場するハーンチャイ(?)選手は同ライトフライ級4位にランクされています。
こういった「知名度はないが本物」を招聘し続けるプロモーターのセンチャイ会長にはホント頭が下がります。
「実力はないがお茶の間ウケする半芸人ファイター」をリングに上げ続ける谷川貞治氏のまさに対極(あれはあれでひとつの手法なので否定する気はないですが)。
谷川路線に辟易している人こそみにいくといいかも。
あとは現在未定となっている対戦相手のレベルですかね。最低でもチャンピオンクラスでないと、ただのお披露目になってしまうんですが…まあ難しいかな。
それかタイ人とのガチンコ勝負、それこそアタチャイ選手との試合なんて組まれた日にはもう何をおいてもみにいくんですが、うーん…。
posted by bjkf |23:33 |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2008年02月03日
TVでみてました。
優勝が城戸選手で準優勝がHAYATO選手・・いやいやMAのリングかと。
そんなキックファンにはたまらない、しかしお茶の間には届かない(そんなことありません)昨日のK-1を、ここはあえて完全キックファン目線で振り返ってみようと思います。
1回戦:アンディ・オロゴン(加藤督朗の弟子)vs山本優弥(全日本キック王者)
セコンドの加藤会長を見ただけでググっとくるものがありますね。
「昔KO負けした師匠の仇を今夜討つ」的なアオリは、TVではみられませんでしたが。
1回戦:尾崎圭司(R.I.S.E. DOA06優勝)vs城戸康裕(MAキック王者)
大会通じて正面からのパンチの打ち合い(腰上八本のない新空手?)ばかりだったなかで、唯一キック的な蹴りの応酬がみられた試合。
まあ終盤は打ち合ってましたが…だからこそ城戸選手得意の近距離ハイが決まったんでしょう。
1回戦:TATSUJI(R.I.S.E. DOA05優勝)vs前田宏行(セコンドがAJジム)
ボクサーとボクサーが試合をして、ボクシングの強い方が勝った、そんな感じですか。
でも試合の雰囲気はボクシングっぽくもなく、やはり「K-1」。
1回戦:HAYATO(元はMAの選手)vs龍二(R.I.S.E. DOA07優勝)
まさに腰上八本のない新空手。こうなると圧力の強い龍二選手のほうが有利と思いきや、ここで技有りがとれるHAYATO選手はさすがです。
準決勝:HAYATOvs前田宏行
「パンチャーの腕をミドルで粉砕」というキックボクサーなら1度は憧れる(であろう)展開に。
山口元気会長も喜んでいることでしょう。
準決勝:アンディ・オロゴンvs城戸康裕
蹴り主体の選手がパンチャーの相手の距離に入らずにローを当てていくというのはキックではよく見られる展開ですが、なかなかK-1ではウケが悪いようで。
決勝:HAYATOvs城戸康裕
かたやIKUSAのエース、かたやIKUSAのヤングライオン。そんな小澤P(今どこで何してるんでしょ)感涙の日本代表決定戦。
開始からの1分間で両者ダウンを奪い合った上でのKO決着と、K-1の神が降りてきたかのような試合。
キックボクサー同士の試合なのに、なんでこうK-1的というか、キックじゃ起こりえないような試合になっちゃうんでしょう。3年前の決勝戦での前蹴り一発KO(小比類巻vs新田)なんかも近いものがありますが。
ほとんど誰も予想していなかった「MAX日本王者・城戸」。
正直トーナメントの組み合わせに恵まれた感もあり、まだまだ頭ひとつ抜け出せてはいないとは思います。
しかし城戸選手は小比類巻選手→佐藤選手に連なる「長身キッカー」の系譜なわけで。意外と長期政権になるかもしれません。
あと、畑山氏の「城戸選手は最後の最後でいい試合をみせました」というそれまでの6Rを全否定するかのようなコメントが象徴するかのように、至近距離からのパンチの打ち合いこそ正義なのがK-1ということを再確認(そしてキック目線で語るのが不毛なことも確認)。
仮に60kg級ができたとして、真弘選手も元気選手も桜井選手も石川選手もみんなあの戦い方になっちゃうんじゃ…ファンの心境は複雑です。
posted by bjkf |09:54 |
コメント(10) |
トラックバック(0)
2008年02月02日
このところさしたるニュースもなく更新も停滞気味なわけで。
前回のエントリでさらっと触れたNJKFスーパーフェザー級トーナメントの展望でも書いてみます。
展望っていうか公式発表が何もないので、全部妄想です。
まず出場するとすれば本命視されるのが桜井選手。
というより、MACH55・真王杯で優勝したTOMONORI・米田両選手が自動的に王者に認定されているのに、同じく真王杯優勝の桜井選手が自動認定されないのはなぜ。
これに続くのが久保(兄)選手。
体格を考えるとそろそろフェザーでやってくのも厳しそうな気がします。
むしろ久保選手のための階級新設と考えることもでき、桜井選手さえ出なければ優勝は堅いといえるでしょう。
ダークホースは中須賀選手。
実力のある選手なんですが、この手の地味な選手はタイトルを持っていないとまったく目立てないので、みていて非常にもったいなく感じるのです。
逆にタイトルさえ獲れば、それをきっかけにブレイクする(古)のでは。そのへんに期待しています。
トーナメントをいうからには4人参加が一番可能性が高いと思うんです。で、あと1枠。
ありそうなのは、昔からフェザーとライトを行ったり来たりしている砂田選手あたり?
あと大和哲也選手なんて結構プッシュされてる感があるので、階級落とせるなら出るかも。この時期に桜井選手と対戦できるのはいい経験でしょうし。
で久保(兄)vs中須賀の好カードが1回戦で実現、その勝者が桜井選手と決勝戦なんて展開になったら…5回戦ばっかで間延びするNJKFだけど会場いっちゃう。
以上、妄想終わり。
現王者2人は出ないで、中須賀選手がベルト巻くための通過儀礼に終わる可能性もありますよね。
posted by bjkf |15:25 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年01月27日
ということで本日でしたNJKF1月大会。
後半戦はほとんどが5Rフルラウンド判定決着のようで、会場で観戦された方はお疲れ様でした。
主だった結果をみると…
・久保(兄)vs駿太は、駿太選手の判定勝利。
駿太選手強いですね。
すでにコムパヤック選手に勝利しているという実績もあり、そろそろ全日本の上位選手と絡んでみると面白いかも。まずは前田選手あたりどうでしょう。
久保(兄)選手はこれまで外国人選手との対戦が多く、イマイチ実力を測りかねていたところだったのですが、この試合で日本人の中での位置付けはある程度できたかと思います。
・米田vsRIOTは、米田選手の判定勝利。
ま、順当でしょう。
米田選手は早速3月大会にも出場を予定しており、対戦相手が気になるところ。
やはり藤原あらし選手との再戦がみたいです。前回は米田選手が勝利していますが、その後ワンロップ選手相手に米田選手は敗戦、あらし選手は勝利しており、再戦するならこのタイミングでは。
そういえば斉藤理事長が雑誌でコメントしていましたが、NJKFはスーパーフェザー級を新設するようですね。
正直、階級の新設はチャンピオンの粗製濫造につながるのでやめてほしいのですが…。
この流れで桜井vs久保(兄)が実現すればいいかな、くらいの感覚で見守っていこうと思います。
posted by bjkf |23:13 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2008年01月20日
来週に迫ったNJKFの1月大会、メイン(久保兄vs駿太)とセミ(米田vsRIOT)目当てに行こうかとも考えたんですが、見送ることにしました。この2試合に辿り着くまでが長くてダレそうだったから。
この日のカードは3R戦が4試合、5R戦が7試合。
セミまでの5R5試合で、よほどのマニア以外草臥れてしまいそうで。素人にはオススメできないのです。
(でもソンクラー選手は目の覚めるようなKOを見せてくれそう)
K-1の3分3R+延長というルール(以下、時短ルール)を全日本が導入してから実に6年。各団体がこれに追随し、また時短ルールではないものの新日本は「3回戦2R、5回戦3R」という独自のルールを採用。昔ながらの3R・5Rという方式なのはNJKFとNKBだけとなってしまいました。
今や「ランカークラスの試合は時短ルールで」がスタンダードです。
NJKFの大会が長く感じるというのも、ファンの側がそれに慣れてしまったという部分が大きいのでは。
実際、「5Rにわたって客を魅了できる選手」「5R戦うだけのスタミナがある選手」がどれくらいいるのか。あくまで私の主観ですが、概ね「全日本・新日本・NJKFではチャンピオン+上位ランカー、その他の団体ではチャンピオンのみ」がせいぜいではないでしょうか。
下位ランカー同士の5R戦で、特にダウンの予感もないまま終盤、両者スタミナが切れてグダグダなんていう展開を見続けるというのもなかなか根気を要する作業です。
とはいえ、時短ルールに諸手を挙げて賛成するわけでもないんですが。
・3R戦と5R戦ではドローがあるのに時短ルールではドローがないことの整合性
・本戦では採点をイーブンにできるが延長戦ではマストシステムになるという判定の二重基準
(延長Rでどちらかに振れる基準があるなら、本戦でもどちらかに振ればよいのでは)
あたりは違和感アリ。「延長Rでもドローありにする」とか「5RでもSBのように延長無制限の完全決着ルールにする」とか、まだいろいろやり様はあると思います。
このへん深く掘り下げていくとキリがないので、また別の機会に譲りたいと思います。
ひとまず今日のところは、下位~中堅ランカーの5R戦は見たくない(時短ルールにせえよとはいいませんが)ってことでウダウダ書かせて頂きました。
しかし統一された言葉がないので「時短ルール」って書いてきましたが、イマイチ響きがカッコよくないもので。なんかいい言葉ないですかね。。。
posted by bjkf |16:27 |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2008年01月15日
日曜日の試合をもって、新田選手が「キックボクシングを」引退しました。
ここ数年は第一線での活躍とはいえなかったものの、息の長い選手でしたね。
新田選手の試合で私が印象に残っているのは、清水貴彦選手との第2戦です。
1月に1度対戦し勝利するも、その後清水選手が連勝を重ねて迎えた12月の再戦。
清水選手がその勢いのままに1Rから攻勢を仕掛けダウンを奪い、新田選手は万事休したかと思いましたが、そこからこつこつと反撃に転じ、最終的には1-1のドローに。ミドル級のベルトを防衛するとともにK-1への出場権を獲得しました。
ここで多くを書くことはしませんが、少し泣かせる試合でした。
今思えば、全日本キックでもK-1への出場権を賭けて試合をするなんてことがあったんですね。少し違和感。
この当時と比べると中量級の選手層は随分充実してきたように感じます。
話それました。
あえて「キックボクシング」引退と銘打っているからにはそれ以外の活動は続けていくのでしょう。それがプロレスなのか、別の格闘技なのかはよくわかりませんが。
まあ何にせよ、寒川選手に続く選手の育成を心より期待しております。そして「キックボクサーとしては」お疲れさまでした。
posted by bjkf |23:02 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年01月12日
70'sの決勝戦から一週間が経ってしまいましたが、先日の観戦記の中だけでは書き足りない部分もあるもので、改めて感想を3点ほど。
1.微妙にメンバーが薄かった件
何で出なかったんでしょうね。山本優弥選手は。
70'sが始まった時点ではJMCが脱退していなかったので大輝選手も出てしかるべき。
10月に山本優弥選手と対戦した尾崎選手も出場したら面白かったはず。
出場したメンバーを見る限りでは、本当に「キックボクシングの中量級最強を決める戦い」になっていたかどうか。やるからには「出場可能なメンバー」ではなく「ベストメンバー」でやってほしいと思うのは欲張りすぎですかね。
kick returnに山本元気選手が出場しなかったりと、トーナメントに求心力がないのかな、と思ってみたり。
2.トーナメント優勝者とスーパーウェルター級チャンピオン、どっちが強い?
望月選手が優勝直後のマイクアピールで山内選手とのリマッチを直訴したときは痺れました。K-1を意識するのではなく、あくまでキックボクシングという世界の中でストーリーは続くんだな、と。
そのときに思い出したのですが、大会開催前に全日本キック・宮田興行部長が自身のblogで、この大会は他の舞台への通過点ではなく終着点なんだといった旨のコメントをされていました。まさにそのとおりになったと嬉しくなったもんです。
しかしよくよく考えると、これだって山内選手に挑戦するまでの通過点になってしまったといえるのでは。もっと意地の悪い書き方をすれば、これは王座挑戦者決定トーナメントだったの?と。実際望月選手は試合後のコメントで(トーナメント優勝直後にもかかわらず)ベルトに賭ける想いを語っています。
いずれにしてもトーナメントが終わったのに肝心の「誰が一番強いのか」については決まらないままというのは消化不良なわけで。それをはっきりさせるのは、トーナメントではなくてやはりタイトルマッチなんでしょうか。
3.男・望月の魅力に痺れた件
まあこうしてウダウダと書いてますが、なんだかんだいって会場では興奮したんです。それはやっぱり望月選手の強さ、カッコよさに対してであって。
2試合とも相手を圧倒した強さはもちろんですが、そのことがオーラを纏わせてか、望月選手の渋い魅力がこのトーナメントでさらに磨きがかかったように思います。
今一番「大人」を感じさせるキックボクサーではないでしょうか(で次点が西山選手とかで)。
これまでタイトルに無縁だった男が30歳を過ぎてようやく花開いた、とこのタイミングでいっていいものか、いや山内選手にリベンジを果たすまで待ってみましょうか。
posted by bjkf |15:18 |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年01月09日
NJKF・2007年度の各賞が発表になりました。注目のMVPは前田浩喜選手。
…まあ、去年のNJKFの状況を考えると妥当ではあるんですが、TOMONORI選手(MACH55優勝)と米田選手(真王杯55kg優勝)を押さえて桜井選手(真王杯60kg優勝)がMVP受賞した2006年のことを考えると小粒感は否めず。同じバンタム級の米田選手に勝ったわけでもないですし。
振り返ってみれば、上記の3人がそれぞれトーナメントで優勝し、国内最強を印象付けたところから始まった2007年。しかし相次いでタイ人に敗れてしまったことで、上位選手は足踏み状態であったように思います。
実際、2007年にNJKFのリングで最もインパクトを残したのは誰かという質問であれば、日本人でなくアタチャイ選手もしくはセンチャイ選手の名前が挙がることでしょう。
上位選手がタイ人に苦戦している一方、若手選手の成長がみられた1年でもありました。
前述の前田選手(バンタム)を筆頭に、久保兄弟(フライ/フェザー)、健太選手(ウェルター)と、各階級にホープが揃ってきました。ライト級なら大和選手、ミドル級なら守屋選手あたりでしょうか。
現時点ではまだ上位選手に分があると思いますが、今後若手選手がさらに経験と実績を積んで上位選手に挑戦するようになるとNJKFも活性化されるのでは。例えばTOMONORIvs久保(弟)、米田vs前田、桜井vs久保(兄)といったカードの実現が期待されます。
さて1月大会では久保(兄)選手、米田選手がMA王者を迎え撃つ団体対抗戦となっています。(ここ2年ほどNJKFの1月大会はしょっぱかったですが…)今年は熱くなりそうですね。
posted by bjkf |00:38 |
コメント(0) |
トラックバック(0)