2008年05月16日
ただでさえキックは格闘技界ではマイナーな競技なのに、しかも地方のローカル大会なんて、blogとしてどれだけ狭いところ攻めてんだって感じではありますが、まあひとりでもふたりでも読んで頂ければ幸いに思います。
このところ記事を書いていて、地方での大会がずいぶん多いなと感じておりまして。
特に沖縄なんて一時期は毎週のように開催されていたり。
ちょっと前まで地方大会といえば、MAの愛媛大会やNJKFの岡山大会のように地方の有力ジムが、所属する団体の名前で自主興行を打つ形式が一般的でした。
しかし最近の風潮では、その地域ごとにある程度独立したプロモーターが組織され、団体についてはボーダーレスになってきている印象。
すべてを網羅できているわけではありませんが、現在も継続して開催されている大会を挙げてみました。
お近くにお住まいの方は是非。
栃木:UTSUNOMIYA@KICKBOXING(宇都宮キックボクシング実行委員会)
宇都宮にある4つのジムが協力して立ち上げた宇都宮キックボクシング実行委員会が4月に始動しました。
って宇都宮だけでそんなにジムがあったんですね。恐るべし。
山梨…MAキックボクシング連盟興行
MAキックボクシング連盟の本部がおかれている山梨県。
MAは山梨だけで4つもジムがあるんですね。まさにお膝元。
ひっそりと山梨県キック連盟なる団体も組織され、マイウェイジムが本部になっています。
愛知…NAGOYA KICK(NAGOYA KICK事務局)
名古屋のみならず、時には静岡でも大会を開催しているのがNAGOYA KICK事務局。
名古屋は一番キックが根付いている地域ではないでしょうか。選手のレベルも随一。
なんといっても名門・大和ジムの存在が大きいようで、出場選手の半数は大和ジムの弟子・孫弟子が開いたジムの練習生だったり。
大阪…KAKUMEI興行、NJKF興行など
西日本をホームにするMA協力団体という位置付けのKAKUMEIが定期的に活動しています(KAKUMEIは名古屋でも活動しています)。
この他NJKFの健心塾興行もあり、以前はJ-NETもたびたび大会を開催していました。
ただ大阪はジムの数はそれなりに揃っているのに、どこかまとまりきれていないなという印象。こそ、宇都宮や名古屋などのような組織ができたらさらに面白くなるのではないかと。
岡山…NJKF興行など
地方大会としては老舗?の拳之会主催興行。
しかしこのジムはトップ選手(国崇選手や高橋拓也選手)と下の選手との差が開いており、継続的な大会開催のためには両選手に続く選手の登場が望まれます。
(平戸ジムの水戸大会が海老沢選手の引退でなくなってしまった事例があるので…。)
また不定期ではありますが、同じ岡山ではNKBのテツジム主催で大会が行われることも。
しかし両大会間では選手の交流が一切ないあたりに、キック独特の歪みが感じられます。
愛媛…MAキックボクシング連盟興行
こちらも老舗、武勇会主催興行。
アトム山田選手をはじめ、多くのMA王者を輩出している、まさに地方の雄。
主催興行では何気にあのルートシラー選手を招聘してアトム選手と引き分けたりしてます。
福岡:BATTLE EVENT REALDEAL(REALDEAL)
REALDEALの畔田代表はキックボクシングをビジネスとして考えられる稀有な人物。
ジムとしてもこれまで龍二選手、裕樹選手ら強豪選手を輩出。彼らに続けと九州の選手たちが切磋琢磨している大会です。
沖縄:天下一武道会(ワイルドシーサージム)、KAKIDAMISHI(真樹ジムオキナワ)など
この記事を書くきっかけにもなった、沖縄における大会ラッシュ。
特に天下一武道会は毎月1回開催しており、こと大会数にかけてはメジャー団体と遜色ありません。
ランキングも整備されており、各階級とも5位まで名前が載っているのは見事。
チャンピオンともなるとメジャー団体でもランキング入りできる実力はあると思うので、6王者揃って東京に殴り込みなんてどうでしょう。
ワイルドシーサージム、真樹ジムオキナワともMA加盟ジムなのですが、MA興行として開催していないところも特徴的。NJKF加盟の神風塾が3月に興行を行った際もNJKFはノータッチだった模様。
中央とは一線を画しているというか、独立しているのは県民性ですかね。
posted by bjkf |07:29 |
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2008年05月07日
これを快挙といわずして何が快挙と言えましょうか。
昨日のJMC興行にて増田選手がラジャダムナンスタジアム・ライト級王者のグーピー・ウォー・スティラー選手に判定2-1で勝利しました。
正直なところ、カード発表の時点はともかくその後グーピー選手が王者になり、この試合がラジャ現役王者との対戦になると知っても、いまいちピンとこなかったのは事実。
実際増田選手は直前の試合ではロシア人に負けていますし、日本人相手にも勝ったり負けたりの印象で、けして「もう国内に相手がいないのでタイ人と戦います」という状況ではなく。
とはいえそのことが今回の快挙の価値を落とすものではないわけで、心から賞賛したいと思います。
ここ数年においてタイの現役王者に勝利した日本人といえば武田幸三、小林聡、米田貴志といった面々ですが、実績では彼らに肩を並べたといっていいでしょう。
ただ上の3名はKO勝利、増田選手は判定勝利(それもスプリットデシジョン)ということでややインパクトには欠けるかも知れません(GBRさんのレポートを見る限りではかなり微妙な判定だった様子)。
各メディアではどのような捉え方がされるのか(快挙として取り上げるのか、ベタ記事で終わるのか)?特に増田選手はフリーの身。どこかの団体が祭り上げてくれるのか?次はどこのリングに上がるのか?今後についても興味は尽きません。
まあそんな捻くれた視点を持ちつつも、まずは純粋なキックファンとしてこの快挙に酔いしれていようと思います。増田選手、本当におめでとうございました。
(先日の石川選手といい、苦労人が報われるのをみると嬉しくなります。。。)
posted by bjkf |22:38 |
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2008年05月05日
今週は4本。
5月6日(火) JMC@ディファ有明
全日本キック離脱後動向が注目されるJMC国内初の主催興行。旗揚げ戦的な意味合いも?
なんやかんやでジムが団体を抜けても何とかなっている昨今、ジムの自主興行が増えています。そんな中でJMCは、J-NETやWSRのようにプチ団体化していくのか、それとも龍道場のように基本的には流浪の軍団化していくのか。
さてこの旗揚げ興行では増田選手、駿太選手、大輝選手がムエタイに挑みます。うーん…よその選手をリングに上げる(それもメイン・セミで)のは立派だと思いますが、日本人対決を組むような「場」としての意味はJMC興行に求めるなってことでしょうか。まあ一発目ですし、これからだとは思いますが。
5月11日(日) NJKF@後楽園ホール
メインは桜井選手の世界タイトル戦。まああまり必然性は感じられませんが。
ここはきっちり勝って”次”への期待を抱かせて欲しいものです。
アンダーカードで注目はやはり健太選手vs古川選手のウェルター級王者決定戦。2人はともにK-1トライアウト合格組。実際に合格したからどうというより、こうやって積極的に道を切り開こうとする姿勢が好感度大です。
特に健太選手はNJKFがプッシュしている印象あり、ベルトを獲れば一躍エース候補に?
あと気になるのが第4試合に登場のトム・ヤム・クメ選手…かつて林ライス選手や一眼レフ夫選手を輩出した名門ホワイトタイガージム風のセンスですが、この選手ははキングジム。というか最近キングジムも結構弾けてますね(キングスターとかスーパースターとか)。
5月11日(日) R.I.S.E.@ディファ有明
3階級の王座決定トーナメント準決勝が組まれました。個人的には1dayトーナメントよりもワンマッチでタイトルを争うほうが好きなので、R.I.S.E.の方針転換は歓迎しています。
60kgは狂拳vs末広と裕樹vsファイヤー、70kgは白須vs日菜太と龍二vs喜入、ヘビー級はファビアーノvs森口とマグナムvs地主。それなりに豪華な顔ぶれ。出場するメンバーを見る限り、このメンバーで争われたベルトならば、全日本や新日本といったメジャー団体にけして引けをとらない価値があると思います。
この日一番の注目は狂拳vs末広でしょうか。KOに次ぐKOで一気に存在感を表してきた狂拳選手に対し、安定した実績を残しつつもイマイチ突き抜けられない末広選手とまさに好対照。
5月11日(日) NAGOYA KICK@アスナルホール
最近地方での大会が増えましたね。育成大会とはいえ喜ばしい限り。特に名古屋は関東以外ではもっともキックが盛んなのではないでしょうか。やはり大和ジムの存在が大きいようで、この大会の出場選手を見ても大和ジムの流れを汲む選手が過半数を超えています。
できることなら興行を点で終わらせるのではなく、中央(東京)の流れとリンクさせて欲しいものです。
posted by bjkf |02:14 |
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