2008年03月18日

【全日本】今週のキックボクシング大会と見所【大特集】

今週は1大会のみ。そのかわり全日本の後楽園定期戦なので、気合を入れてオープニングファイト含め全11試合のプレビューを書いてみました。

3月20日(木) 全日本キックボクシング連盟@後楽園ホール

オープニングファイト
第1試合 武彦vs園山翔一
瀧谷選手、卜部選手と3人セットでデビューしたものの、今のところ伸び悩んでいる園山選手。
そうこうしているうちに瀧谷選手はK-1からお声が掛かり、そろそろ園山選手も結果を残さなければ。

第2試合 宮本隆憲vsウー・エリック
急遽出場の決まった宮本選手は元プロボクサーで所属は「パンクラス・チーム玉海力」。どういう経緯でキックの試合に出ることになったのか非常に気になります。
しかし最近ボクシングからの転向組が多いですね。K-1に出ている各選手のほかにも、板垣選手とか、沢尻選手とか、ちょっと前ですが戸田(拳士)選手もそう。ちなみに宮本選手のボクシング戦績は10戦8勝(5KO)2敗となかなかのもの。
対するウー・エリック選手はデビュー戦を1RKOで飾っての第2戦。
これは期待のホープ同士の潰しあいでしょうか。まったく全日本は容赦ない。

第3試合 金谷隆洋vs尾田兼次
1月に衝撃的なデビュー戦を飾った金谷選手が早くも第2戦。
今回の相手はキャリアに勝る尾田選手ですが、それでも実力を発揮できるかどうか。要注目。

本戦
第1試合 白濱卓哉vs那須儀治
トリッキーなファイトスタイルに注目の白濱選手。パンチやローの破壊力もあり、3回戦では期待している選手の一人。
一方の那須選手はバンタム級からライト級に上げての試合。急に上げすぎでは…?
何気に新旧新空手全日本王者対決だったりします。この日はアマチュアや他競技で実績のある選手が多く(前記のほか園山選手は新空手全日本3位、金谷選手は学生キック王者)、3回戦でもレベルの高さを感じます。

第2試合 藤井基文vsソルデティグレ・ヨースケ
全日本所属ではないですが参戦が多いソルデティグレ・ヨースケ選手。2月からの連続出場です。
藤井選手は着実に実績を重ねてきており、そろそろランカーの背中が見えてきた?

第3試合 藤牧孝仁vs翔太
これよりサドンデスマッチ。
翔太選手も2月からの連続出場。このところ3連勝で藤牧選手まで辿り着きました。
藤牧選手はここ数年精彩を欠いていますが、下位ランカー相手のサドンデスマッチならば必殺の「判定で微差をギリギリ拾う技術」が炸裂するか(これで山本優弥選手にも勝ってますからね)。

第4試合 吉本光志vs三上洋一郎
パンクラスから「帰ってきたぜえ!」な吉本選手。いやいやほんと帰ってきてよかった。完全に総合に行ってしまうのかと思ってました。村山選手も早く帰ってきてね。
総合での経験、そしてウェルター級への転向がどう出るか、まずは様子見といったところの復帰戦です。

第5試合 湟川満正vsクリストフ・プルボー
ランキング1位vs2位の試合。
となると勝ったほうは優弥選手のタイトル挑戦、となりそうなものですが、特にそのようなアナウンスメントはありません。実際、湟川選手は昨年優弥選手に負けたばかりなのでなんとも。プルボー選手にしても主戦場はウェルターなのか70kgなのかよくわからない状況。
そもそも優弥選手はさっさとベルト返上しそうな気がしてたんですが、もし返上する予定ならばこのカードが王者決定戦になっていたはず。ということは、(K-1に出るときの箔付けのために?)保持し続けるのでしょうか。
そのへんの事情はおいておけば、ランカーとしては充分な実績のある湟川選手と、急成長中のプルボー選手という魅力的なカード。個人的な注目度はラスト3試合よりも高いです。

第6試合 中村高明vsランボー・C.M.A.
これより5回戦。藤原ジムvsタイ人の3on3です。
まずはミドル級王者、中村選手の登場。
見るからに「ランボー」な風体のランボー選手とはかなりの身長差になる予感。この体格の利を活かせるかどうか。しかし中村選手が長身を活かすところってあまり想像つかないんですよね。むしろもてあましているというか。昨年11月の試合で見せた跳びヒザが出てくると面白いと思うんですが。
ランボー選手はウィラサクレックジムからチャモアペットジムへの移籍後第1戦。この移籍も謎ですね。何があったのか。まあタイ人は一般に日本人と比べてジムの移動が多い気はしますが。

第7試合 前田尚紀vsルンラウィー・サシプラパージム
現チャンピオンの中村選手を差し置いてセミに登場の前田選手。まあ実績を考えれば当たり前ですか。
昨年は小林GMの引退試合の相手に指名され、その後梶原戦、さらに藤原戦の内容で非常に評価を上げた前田選手ですが、残した結果という点ではそこまでのものではなく(石川選手とドローの梶原選手に勝利したという程度)。
そこでこの試合では、「内容」より「結果」が求められるのではないかなと思います。
まあそんなもの求めてるの私だけかもしれませんが。

第8試合 山本真弘vsF16・PKPラチャノン
メインは日本キック界の至宝、山本真弘選手の登場です。
K-1トライアウト合格直後ということでキックファン以外の注目度もあがってきているところ、ここは金魚的選手を相手に圧勝してアピールでもしておけばいいところなんですが、よりによって対戦相手はルンピニーの現役ランカーです。
ただでさえタイ人には分が悪い(5戦してわずか1勝)というのに、ハードル高いことこの上なし。
少し気になるのはこのF16・PKPラチャノン選手、70戦43勝(5KO)23敗4分と意外と平凡な戦績、しかも今年に入って2連敗中とのこと。まあ現役ランカーなので食わせ物ということはないでしょうが、どこまでの実力者かは実際に見てみないとわかりません。
いずれにしても今後K-1路線を進むとして、現役ランカーのタイ人に勝った上で参戦するのと、タイ人から逃げてK-1に行くのとでは大違いなので、ここはきっちり勝っておいて欲しいものです。

ということで予想外に長くなってしまいました。ここまで読んで頂いた方はお疲れ様です。
なお当日は会場にて観戦予定。また懲りずに観戦記書くつもりですので、そちらのほうも是非。

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posted by bjkf |23:32 | コメント(1) | トラックバック(0)
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