2007年06月23日

イルージョン 桑田劇場

昨日のTV放映中のパイレーツ コルボーン投手コーチ(元オリックス)のインタビューで、桑田投手のことを「イルージョン」という表現で語っていました。その意味合いは、「打者を惑わすような投球をする」ということで、具体的には打者が予想しているのと違う球を投げるということを表現したかった言葉です(解説の武田氏は、日本人投手は皆、米国人と違い、考えて投げているんだと言いたそうな様子でしたが...)。

イチロー選手との対戦を含む2イニング、打者7人への投球を見ましたが、1球足りとも無駄がなく、すべての球に自分の意志や意図を反映し具現化している、まさに計算尽くされたという言葉がピタリの投球でした。
まるで、体操やフィギュアスケートなどの採点競技を観ているようで、野球がアウトカウントを取り、ホームに帰った人数を競うだけでなく、そのフォームの美しさ(芸術性)やコントロール(正確性)も採点し、評価に加えられる競技だったら、最高得点を得られたでしょう。やはり、日本人は、体操やフィギュアが世界トップレベルであるように、桑田選手やイチロー選手のように芸術性と正確性では、米国も上回るくらいに優秀だなぁと感じました。

イチロー選手の試合後のコメント、
 「(桑田さんは)昔の自分でないことを受け入れている感じがする。それはなかなかできるものではない。」
という言葉から、このブログの答えを1つ頂いたような気がし、感動的というかとても意味深い対戦でした。


P.S. 解説の武田氏は、とても話しの内容が濃く、好感がもてました。アナウンサがちょっとついていけてないみたいでしたが...

posted by 沢村大和 |09:24 | 桑田真澄18 | コメント(1) | トラックバック(0)
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