ラグビー日本‼

日本代表ラグビーについての偏った報道

このエントリーをはてなブックマークに追加

**
『ラグビー日本、根本から強化見直すべき』といった論調の報道記事が多い。
どうにも、偏りを感じる。
まず、「ルーマニアに勝ったところまでは悪くなかったが、続く
アイルランドとの対戦は2試合とも完敗だった」
当たり前である。3位と11位と17位の実力は大きく違う。つまり問題なのは、
勝ち負けだけで判断していること。
次はこうだ。
日本は欧州6カ国対抗に参加する3チームと戦っているが、
スコットランドやウェールズとは接戦だったのにアイルランドとは完敗だと、
たたみかけ、その理由付けに6カ国対抗でそれらの国は
勝ったり負けたりしてるではないかという。
その程度の分析で何がわかるのだろうか?
続けて「スコットランドとウェールズは主力がほとんど参加していたのに対し、
今回のアイルランド戦は主力11人以上が抜けていた。ほぼ二軍のアイルランドが、
一軍のスコットランド、ウェールズに勝るとは考えにくい。」と述べる。
子供の発想のように思えてならない。
そこから、2015W杯は違った、エディーの時の方が良かったと
ヤフコメのような浅い批評を展開する。
そもそも2015W杯までの日本のテストマッチをどれだけ知っているのだろうか?
他にも、フィットネス強化についてもエディー派だ。
フィットネス強化は絶対に必要だが、今の時点で2015W杯に
仕上げられた身体と比べられてもどうだろう。
あと2年待ってからよく確認して書いてもらいたいものだ。 「「選手の体重は15年から平均3キロくらい落ちたのかな」。
アイルランド戦の後、日本ラグビー協会の責任者が、さらりと話した。
過去4年間の貯金がほぼ消えたことになり、強化委員会の失態を自ら明かすことにもなる。」
確かに誤解を招く言葉だったかもしれないが、それを極端に祭り上げている。
第一、特別強化プログラムを受けずとも、トンプソンはあそこまでやっているのだ。

「ルーマニア戦の前に代表関係者が嘆いていた。「サンウルブズで毎週けが人が出るのも、
フィジカルやコンタクトプレーの技術を鍛える時間が足りず」と指摘。
それは事実としても、そのために出場選手をローテーションしたり、
NDSで定期合宿をしているのではないか?
問題なのは、専門的な知識がなく、聞きかじったことと2015W杯の状態だけを根拠に、
今の代表はだめだと決めつけていること。
叩かないと発奮しないというおせっかいもあるのだろうが、
2年後良く調べた上でそういうならわかるが、今結論付けるのは、時期尚早だ。

このような論調が多いのは、とても嘆かわしい。
大切なのは、2019W杯にフィジカル・メンタル・戦術の完成などを
ピークに持っていくこと。
そして、日本に合ったピーキングの持って行き方は各コーチが知っている。
そして、エディーが提案してきたように若い世代から世界のラグビーを体感して
底上げし、選手層を厚くする体制を今から整えなければならないし、
実際にやっているのだ。
日本ラグビーは、次のW杯だけでなく、その後も発展していくよう
努力していることを見失ってはならないと思う。
勝つことに越したことはないが、目の前の勝利だけに一喜一憂するのではなく、
どのように日本のラグビーや若い世代が成長しているかも
洞察し楽しみたい。
そして、もう少し日本代表が落ち着いてきたら、
接戦で勝ち負けすることは、本番で役に立つだろうと思う。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

日本代表ラグビーについての偏った報道

love_rugbyさん参考となるコメントありがとうございます。
なるほど、専門知識のある方が、このたびはやや厳しい論調の記事を書かれたんですね。
私もやや勇み足な印象を与えてしまったかもしれません。簡単に言えば、このような「論調」に注目したつもりです。表現の仕方といいますか、個人を標的としたコメントではないつもりでした。どこの誰の記事で、だれだれがこう言ったという個人名は一切伏せておきつつ、昨今のラグビー界への当てつけのような酷評について嘆いているという私的な感想でした。ご意見ありがとうございました。

それにしても、S&Cをどうやって強化していけるでしょうか?
TLが始まるとまたバラバラになり、それぞれ個人的にやるのかどうかなど
私も気になっているところです。タックルは、再び高阪師匠にレッスンしてもらったらいいのかなとも思いますし、もし何か情報がありましたら、またお伝えください。

日本代表ラグビーについての偏った報道

すいません、かなり迷ったのですが、やはり書き込みさせて頂こうと思います。
おそらく、日経の谷口誠記者が書かれた「日本ラグビー勝利への扉」の最新記事を読まれてのことと思います(違っていたらゴメンナサイ)。
>問題なのは、専門的な知識がなく、聞きかじったことと2015W杯の状態だけを根拠に・・・
「日本ラグビー勝利への扉」の過去の記事は読まれたでしょうか?
谷口誠記者は、(もちろん個人的には全く存じ上げませんが)他のいい加減なメディア記事に比べて、いつも冷静で専門性に富んだ内容の記事を配信してくれています。今回は手厳しい内容になっていますが、過去の記事の多くからは、かなり強いラグビー愛も感じさせてくれる記者です。
前回W杯後のS&Cの軽視は、ラグビーを長く愛してきている人たちの間では、心配時の一つとして、ずっと陰で囁かれていたことであり、それを深い専門知識と綿密な取材に基づいて、勇気を持った提言記事として配信されたものと思います。
まぁ、ご本人に聞いたわけではないので何とも言えませんが、”偏った”と断ずるのはどうなのかなぁと思いました。
(スタジアムで観戦していて、選手たちの身体が以前より一回り小さく、軽くなったような感じは、個人的には強く感じていましたので、うなずける部分も多い記事でした・・・これは読んだ個人の見解によりますので、bigtuckさんの記事を批判しているわけではありませんので誤解無きようにお願いいたします。)

日本代表ラグビーについての偏った報道

sagittari_toshi さん、コメントありがとうございます。
ほんとケガ人が多いですね。少し前まで協会HPにあったように「家庭の事情で」不参加とか、さまざま事情があるのかもしれませんね。赤ちゃん生まれたところも多いし、
ケガの治療兼ねて育休や他の都合も考えられますね。
選手もプロとはいえ、普段の生活もあるので。
堀江選手はたぶんケガの影響でまた握力が落ちてるんだと思われます。
キャプテンは、リーチになるようですね。
とにかく言えるのは、SRもテストマッチも格上で、でかい相手ばかりあたるし、本来TLの休みの時期に数多くの試合をしているので無理もないかも。それを補うためのローテーションだったり、NDS、個人のブラッシュアップだけど、まだ追いついてないかもです。何しろ、前例のない挑戦なので、結果が出るまで改善しながらも見守ってゆくことになるのでしょうか。
選手の身になってのコメントありがとうございます。

日本代表ラグビーについての偏った報道

ひとつ気になるのはサンウルブズがまだJAPANの強化にあまりつながっていないと思えるところ。
TLの1.5倍の強度といわれるSRに参戦したのはいいけれど、経験値アップよりも選手が疲弊して、故障やパフォーマンスの低下が起こっている気がします。
去年、サンウルで活躍していた茂野と細田は全く見なくなりましたし、一昨年から去年フル稼働だったキャプテン堀江は今季は庭井以下にしか見えないパフォーマンス、同じくキャプテンの立川は試合にすら出られない状態。
この6月のテストシリーズでサンウルブズの意味があったのは小倉と庭井くらいじゃないですか。
伊藤はシンビン連発でダメだったし、江見は出場なし。
サンウルに参加してない流や大学生の野口のほうが活躍していたように見えました。

協会も堀江の髪形にイチャモンつける暇があるならもっと選手を守ってほしいです。
薫田が「いつまで疲れてるんだろう」とかヌカしてましたが、堀江立川を見ると明らかに疲弊してるようにしか見えません。
JJやティアティアはサンウルブズのスコッドを大きく50人以上にして対応していますが。

同じくライオンズメンバー抜きの2位イングランドが9位のアルゼンチンにアウェーで連勝。
上位国に勝つということがそれくらい難関だとまず皆がわからないと!
JAPANはW杯ベスト8行ったことないわけです。アルゼンチンは4強入り2回もしてる。でも、イングランド攻略はホームであってもライオンズメンバー抜きでも難しい。これがラグビー界の現実。

こんな記事も読みたい

松戸ジュニアラグビー練習会2017-20【Dream Rider  西山淳哉】

けが人が多いのは”不運”だからなのか?【ラグビーファン歴30数年のモヤモヤブログ】

首都大学東京ラグビー部2017-16【Dream Rider  西山淳哉】

ブロガープロフィール

profile-iconbigtuck

  • 昨日のページビュー:71
  • 累計のページビュー:66332

(09月26日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 日本代表ラグビーについての偏った報道
  2. 田村・茂野ら移籍組が出てきたことについて
  3. サンウルブズ2017 NZツアーとジェイミージャパン韓国戦
  4. サンウルブズ2017NZツアー大成功!とその他のラグビー雑記
  5. ラグビーについてメディアに惑わされないで
  6. ラグビー選手の移籍問題、プロ化の波をどうするのか
  7. ジェイミージャパン サマーツアー2017を終えて
  8. 6/17エコパスタジアム アイルランド戦
  9. サンウルブス「大敗」と書く記事について
  10. 勝ちました!! 4/8のブルズ戦

月別アーカイブ

2017
09
08
07
06
05
04
03

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年09月26日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss