Armar know Jack Bigwild

競技成績と練習環境は比例しない

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ハンガリーのブタペストで世界水泳選手権が開催されています。競泳に先立ってシンクロナイズド・スイミングが行われ、日本の選手たちも頑張っているようです。
ただ、かつては日本もだいたいメダルを取っていた種目ですが、中国やヨーロッパ諸国(旧ソ連?)の台頭によって必ずしもメダルが取れる種目ではなくなっています。

この種目、何しろ難しいのは練習場所の確保です。日本国内に、本格的にシンクロナイズド・スイミングの練習ができる施設がどれだけあるでしょうか? 通年で練習ができる施設となると非常に少ないと思います。
そうなると、自然と競技人口も多くはなりません。競技人口が少なければ商売としても成り立ちにくく、なかなか指導者も育ちません。
これは日本だけではなく、ほとんどの資本主義経済の国で同じことが言えると思います。国を挙げて選手強化をする政策があり、大きなプールを作る土地が安くいくらでもあるような国じゃないと、強い代表チームを作るのは難しいでしょう。

しかし、今、そこに変革が起きました。
男子もシンクロに参加する種目ができたんです。
今までスイミングスクールはいわゆる4泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)を教えることを目的として運営してきました。それが全国津津浦浦にあり、多くの子供が“スイミング”に通うんですから、体格に劣る日本人の水泳が強いのは当たり前なんですね。
そこへ、今度はシンクロをプラスすることが出来るわけです。
スイミングスクール業界としては、今までは女子だけだったので商業ベースで難しかったんですが、男女が対象になれば、十分商売になります。4泳法の後、あるいは途中にシンクロのクラスを入れることによってスクールの継続期間を伸ばすことができればホクホクですよね。
また、それによって一気にシンクロの底辺が広がるわけですから、日本の競技力がグーンと上る可能性があるわけです。ま、それはライバル国も同様ってことなんですけどね。それに、本格的にシンクロを練習できるプールはすぐに増やせるわけじゃありませんし。

いくら経済大国日本といえども、どんな種目でも強いってのは無理な話で、あまり期待しすぎるのも酷な話ですよね。ましてや練習環境、経済環境が不足している種目となれば尚更です。
ンだけれども、弱っちいくせに恵まれている種目もあるから余計に、恵まれていない種目を応援したくなる天邪鬼な私です。


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