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いざとなったらすごいのを出せる強さが問われます

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NHK杯体操が終わり、男女とも今年10月に行われる世界選手権の代表が2人づつ決まりました。残りの代表は来月の全日本種目別選手権で決まるそうです。

女子は村上選手が独走で優勝し代表になりました。貫禄さえ感じられる落ち着いた演技で、ほとんどミスらしいミスはなかったんですが、個人総合で世界で勝負しようと思ったら、足りないことは多いようです。点を取れるところで取るのか、減点を減らしていくのか、どちらを重点にしていくのか、種目別やインカレなどの試合を経ながら考えていかなくてはならないでしょう。
2位には杉原選手が入りました。全日本の時には以前には見られなかった不安定さを感じましたが、今回はだいぶ修正されていたようです。と言っても高得点をもぎ取るような強さは、まだ戻っていないような気がします。まだ老け込む年じゃありませんので、世界選手権では80%で安定した演技をするよりも、失敗を恐れず95%で勝負して欲しいと思います。
寺原選手は全日本の出遅れが響いて、ここでは代表を逃しました。気持ちを切らさずに高いレベルを維持して、次の機会でまた輝くことを期待します。

高校2年生の2人は大健闘だったんじゃないでしょうか。
梶田選手のすんなり、さりげなく難しい技をこなしていく安定感は素晴らしいですね。ニューフェイスと思って見ていると、その落ち着きぶりとのギャップが、なんだか不思議な感じがします。まだなんとなく垢抜けない感じのする梶田選手ですが、とっても美人でスタイルもいいので、ますます強くなりつつ、きれいに可愛く見せる表情や姿勢も身につけていって欲しいと思います。これからは試合の度に注目される立場ですからね。
中路選手はダイナミックでキレと勢いのある演技が印象的でした。なおかつ、京都から戸田市スポーツセンターの体操に憧れて戸田に移ったと言うだけあって、非常に戸田らしい洗練されたアピール力たっぷりの演技です。
二人ともオールラウンダー的な強さがありますが、これからは誰にも負けない何かを身につていくことも考えなくてはならないでしょう。選手、コーチがよく話し合って、第三者の意見も聞いて、うまく戦略を詰めていって欲しいと思います。


男子は、ついに内村選手が敗れる日が来たかっ!と思いましたが、白井選手惜しかった! でも、負けたとは言え床、跳馬以外でも素晴らしい進歩を見せて、短期間で肉薄したのは立派です。
世界に目を向けますと、ウクライナのVerniaiev選手は相変わらず調子いいみたいですし、イギリスのWhitlock選手ロシアのVelyavskiy選手もいます。アメリカ、中国は新たな凄い選手がどんどん出てきます。今度ばかりは内村選手でもうかうかしていられません。

さて、問題は種目別で出場する選手です。
日本国内は、やっぱりオールラウンダー志向が強いので、いざ種目別だけの選手となると飛び抜けた選手は多くありません。
床は試合選手が飛び抜けているんですが、谷川選手の構成も魅力的です。
鞍馬はなんたって亀山選手。スペシャリストに徹している日本では珍しい選手ですが、さすがの演技を見せていました。
つり輪は激戦になりそうですね。粘りある筋力は若手では難しいので、ある程度以上のベテランが顔を並べています。
跳馬は谷川選手の雄大さと安定感が抜けているような気がします。
平行棒は田中選手神本選手の一騎打ちか? でもポロッとやればガタッと順位も変わるので若手もチャンスがあります。
鉄棒は内村選手と田中選手が抜けていますが、本来の力を出せれば加藤凌平選手ももっと点が出るでしょうし、誰が勝てるのか分かりません。


男女とも、やっぱり若いうちは全種目まんべんなくやったほうが、全体的にも個々の種目ごとにも上達が早いと思いますので、オールラウンダーを目指すべきだと思いますが、例えば白井選手のように突出した種目が他を引っ張って伸びていく場合もありますので、コーチもその辺の塩梅を上手くやらなければなりませんね。種目別選手権なんかは、そういう練習計画のいいきっかけになると思います。

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