Armar know Jack Bigwild

使うべきは色眼鏡よりも洞察力

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武幸四郎騎手が引退して調教師になるそうですね。今後の活躍を期待したいと思います。
私が競馬を見る理由の一つは、調教師のコーチングに興味があるからだと何度か書いておりますが、騎手から調教師になった人とそうでない人の活躍ぶりの違いにも興味がありますので、今後、武幸四郎調教師の動向に注目していこうと思います。

スポーツでは「良いプレーヤーが、必ずしも良いコーチになるとは限らない」ということがいろいろな言葉で語られています。当たり前と言えば当たり前のことなんですけどね。
しかし、本来は次のように続けなくてはなりません。「そして、パッとしなかったプレーヤーが、必ずしも良いコーチにならないとは限らない」

活躍した選手としなかった選手、どちらが良い指導者になるか。これはどちらとも言えません。
例えば、親から貰った素晴らしい身体と能力を持って、コーチの言うことに一切疑問を抱かずに育って活躍した選手Aと、身体にも環境にも恵まれず、それでもその競技が大好きで知恵を絞って練習したにも関わらず、あと一歩というところで活躍できなかった選手B。
同じ土俵に上がれば、選手Bの方が選手Aよりも指導者として実績を残せる可能性は遥かに高いといえます。
心情的なことも含めて選手Bにこそ良い指導者になって欲しいですよね。

ただし、世間はそう甘くはありません。
チーム経営側は、コーチや監督を選ぶ際に、やっぱりどうしたって知名度や人気に引っ張られてしまいがちです。(そんな洞察力のない経営者は成功しませんけどね) 選手Aと選手Bでは指導者として選ばれるチャンスの格差があるんです。
選手Aがよっぽどの能無しでない限り、良いチームに指導者として入って、経営側からプレッシャーを受けながら先輩指導者から教えを受けていれば、そこそこの指導者にはなれますから、実際に実績を残すのは選手Aであることの方が多いかもしれません。
でも、その影にもっともっと優秀な指導者がいると思うと、なんだかもったいないなぁと思います。
最近の競馬の世界では、上記のような状況とは立場がひっくり返って、良いジョッキーだった人よりも、高学歴でよい就業をした人の方が実績を上げているようです。 いずれにせよ、物言わぬ馬(選手)と調教師(コーチ)の関係、馬を委託する馬主(経営側)と調教師との関係などなどは、人間のスポーツにおける選手とコーチとチームの関係のデフォルメされたサンプルのようで、非常に参考になるんですよ。


明日は阪神ジュベナイルフィリーズ

2歳の牝馬ということで、調教師の関わりはまだ少なく馬の才能が勝っているわけですが、それだからこそ勝つための調教師の技術が重要なレースです。

Frankel産駒の○外2頭が期待されていましたが、ミスエルテはあえて牡馬との対決を選んだということで、残るはこの1頭
2番 ソウルスターリング
G1レースでは藤沢調教師の名前を久々に聞いたような気がしますけど、リーディングでは相変わらずしっかりと上位にいるし、なんたって勝率が高いところは流石です。ただ、超良血馬と藤沢師は相性があんまり良くないような印象が…。馬の価値を知っているだけに慎重になっちゃうのかな? 馬主は社台レースホース

前走、わざわざ東京まで遠征してアルテミスSを勝った
18番 リスグラシュー
現在リーディングトップの矢作調教師。こちらも重賞ではパッとしませんが、裏を返せば、スターホースじゃない下級の馬でもしっかり勝たせる技術があるってことなのかもしれませんね。2歳のレースでは信頼できそうです。 馬主はキャロットファーム

負け知らずの3連勝中
11番 ジューヌエコール
安田調教師は、かつては騎手としても活躍し、現在も騎手出身の調教師の中では2位の勝ち星を上げています。馬の上に乗って馬を御す時と、調教師として総合的に馬の状況を把握し必要なことを選択しやっていく時では、頭の使い方が全然違うでしょうけど、それをうまく切り替えられたら、やっぱり騎手出身の強みはあると思います。 馬主はサンデーレーシング

新潟2歳S勝ち以来久々の
17番 ヴゼットジョリー
リーディング15位の中内田調教師。2012年開業ですからまだ5年目なんですね。名伯楽・橋田満師のもと修行を積んだ成果が徐々に現れてくる頃かもしれませんね。1頭の強い馬によって騎手や調教師、厩舎がガラッと変わることもあります。もしかしたら、中内田師にとって、この馬がそういう出世馬なのかもしれませんよ。 馬主は社台レースホース


さて1点勝負は
リーディング上位の調教師、メジャーな馬主。みんな互角。 それでは信頼できるジョッキーの点で絞って
1718 3連複
2歳戦の3連複は狙い目!


<先週までの秋のG1 一点勝負の予想結果>
-800円↓
※1回につき100円の券を買ったと想定しての数字です。1シーズンでトントンを目指しています。

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記事カテゴリ:
切り取ったスポーツの場面
スポーツとしての競馬の見方
タグ:
阪神ジュベナイルフィリーズ

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