Armar know Jack Bigwild

マイナー競技を楽しんでみようvol.1 3m飛び板飛び込み

このエントリーをはてなブックマークに追加
まずは映像をご覧ください→
→ Rio Replay: Women's 3m Springboard Diving Final 女子3m飛び板飛び込み決勝 ←


跳んで落ちるわずか1秒ほどの間にクルクル回って、水しぶきを上げないように飛び込むんですから大変な競技です。また、一瞬のことを採点する審判も大変でしょうね。

演技は空中にいる間に前・後ろの回転と横のひねりが組み合わされて行われます。

回転に関しては、ほとんどが飛び上がる瞬間にかかっています。飛び上がる時にいかに回転の勢いをつけられるかによって、何回転できるか、あるいは余裕を持って入水できるかが決まってきます。また、高く跳べば当然たくさん回転できますし、余裕ができます。
しかし、これを両方やるのが難しい。高く飛ぼうとする動きと回転の勢いをつけようとする動きは、互いに相反するのです。何度も何度も跳んでちょうどいい塩梅でできるようにするわけです。

空中での姿勢も回転のスピードと質に関わっています。空中でできるだけ小さく硬くなれば回転は早くなりますし、体を伸ばしたり、体の力を緩めれば回転は遅くなります。と言っても、慣性の法則によって絶対に回転の勢いがなくなることはありません。だから一点から水に入ろうと思ったら、その消えない慣性を計算して姿勢を作らなければならないんですね。

回転の途中に入るひねりは、おそらく、前後の回転の勢いを体を伸ばしながら上半身と下半身をねじることによってひねりに転換していると思われます。そしてひねり終わりはその逆を行う。と、文章にすれば簡単ですが、無重力の状況でそれを行うのは恐ろしく高度な技です。

ドッと大ウケするような競技ではありませんが、一瞬一瞬の高度な技がいくつも組み合わさった1秒間と思えば、少しは興味深く見られるのではないでしょうか。


1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
切り取ったスポーツの場面
タグ:
飛び込み

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

【リオ五輪の風】今さら、シンクロ銅メダル決定の瞬間の観戦記【サムライブルーの風】

中国のパラスポーツはなぜ「最強」なのか(2)【スポーツCHINA】

中国のパラスポーツはなぜ「最強」なのか(1)【スポーツCHINA】

ブロガープロフィール

profile-iconbigfield

・自然体研究家
・スポーツトレーナー
・ダンサーのトレーナー、コンディショニング
・スポーツの指導、指導者育成
 「特定非営利活動法人YTKスポーツコミュニケーション」
 事務局長
  • 昨日のページビュー:26
  • 累計のページビュー:1700258

(10月18日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 良い選手である前に良い人間であれ
  2. 確かに3強だけど
  3. 誰かが選ぶんじゃなく、自ずから決まっていくもの
  4. 色々な好条件を味方にして、空気を気にせずサラッと勝っちゃえば?
  5. 激戦必至
  6. ここで勝たなきゃどこで勝つ?
  7. 素人の付け焼き刃的能書きに振り回されないようにしましょう
  8. 1強多弱? どこかの政界みたいな…
  9. ダチョウ倶楽部の「じゃあオレがやる…」のギャグで選手を決める?
  10. あるところではかっこいい姿も、その場を離れると変

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2008
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2007
12
11
10
09
08
07
06
05

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年10月18日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss