2008年05月11日
弾むように走れ!
末続選手の左脚の筋肉がよく見えます。 あらためて見るとすごいですね。 大腿四頭筋の内側、外側広筋がグイッと盛り上がって、その下の中間広筋もビシッと緊張しているのが感じられます。 この時点では左の大腿直筋は少しゆるみ気味で、右の大腿直筋が緊張しているでしょう。 左脚はまだ地面についていないのに、地面を蹴るための筋肉はこれだけ緊張をしているんですね。 逆に言うと、全力で走っているとき、地面についてからギュッと力が入ったのでは遅すぎるということなのです。 普通、膝は曲げ伸ばしされながら走るのですが、自分の意思で曲げて伸ばしてって考えて走っている人はほとんどいないと思います。 前に放り出した脚が、体重が乗っかってくることによって自然と曲げられる。膝を伸ばす筋肉は、ギュッと緊張しておいて、まるでゴムかバネのように曲げられる力に反発して、乗っかっている体重を前方斜め上に弾き飛ばす。 もちろん、そんな単純なものだけではありません。どんどん加速していく、あるいはスピードを維持するには、ただの反発力にさらに力を加えていく必要がありますし、よれたり転んだりしないように全身の動きを統合してバランス良く効率よく動かなくてはなりません。 それでもやっぱり、スーパーボールが弾んだり、弓が矢を放つ時と同じような、張力や反発力の原理を上手く利用していかないと速くは走れないということです。 細かい理論を言い出したらキリがないのですが、この写真では(朝原選手も含めて)身体が弾んで走っているという様子がよくわかります。
posted by bigfield |13:21 |
切り取った自然体 |
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