2006年12月27日
これまで、大学アメフトにおいては西高東低と言われてきた。(関西の大学が関東の大学より強いということ。)
関学・立命・京大(最近は除外)の3強に、関東の大学は歯がたたなかったのである。なにせ1991年から2004年の甲子園ボウル(東西1位の大学が日本一をかけて戦うもの。)では、関東代表が1度しか買っていないのだ。
しかし、去年・今年と関東代表の法政大学が大学日本一に輝いている。これまでの結果を考えると、たまたま二回勝っただけとは言いがたいだろう。
逆に、大学ラグビーは、東高西低と言われてきた。
関東では、早稲田・明治・関東学院・慶応などの強豪大学がズラリと並ぶのに比べ、関西の強豪同志社・京都産業はどうしても見劣りする。
結果としても、1991年から2005年までに関西の大学が決勝に進出したことはない。しかもそのうち6回はベスト4にも進出できていない。それはつまり、関西の1位が関東の下位に負けているということだ。
しかし、今年の大学選手権では、準々決勝を終えた時点で、半分の2大学が関西の大学である。
これは1993年以来のことであり、もしかすると1987年以来の関西大学の決勝進出もありえるかもしれない。
このように、アメフト・ラグビーという「楕円球」スポーツには、特別な地域差が少なくなってきている。これは他のスポーツにも言えることだ。
ケーブルテレビやインターネットにより、スポーツはより身近なものになった。
競技人口や気候の差はあるものの、予想もしていなかった地方のチームが、全国を制覇することがでてくるかもしれない。
posted by bestat |00:01 |
ラグビー |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2006年12月24日
以前にこのようなCMがあった。
スポーツ競技のシーンを背景にして、以下のようなコメントを流す。
『ある選手は、腰に怪我を負いながらメダルを獲得した。
ある選手は親の死を乗り越えて活躍した。
このようなスポーツにまつわるドラマも一緒にお伝えします。』
これは、読売新聞のCMであった。
そのようなドラマをスポーツとして報道することは、その選手を応援する人が増えたり、興味のない人をもスポーツに取り込むことができるだろう。しかし、スポーツにまつわるドラマというのは、あくまでもスポーツのサイドストーリーであって、スポーツの本質的なところではない。そのようなドラマを報道するなら、なにもスポーツでなくてもいいのである。
スポーツの本質的なところとは、抽象的な表現であるが、私が言いたいのは、スポーツ独自のおもしろさである。例えば、ただ活躍をしたことを報道するのではなく、そのプレーを言語化し読者にイメージできるような報道が、本当の意味でスポーツを伝えていると思う。
そして、そのような報道をすることにより、読者のスポーツの知識・関心が増え、報道によるスポーツの発展をすることができる。そして、長い目で見れば、スポーツの報道を求める人が増え、書き手にもメリットがでるのだ。
読売は、目先の利益のためだけに報道し、自らの首を絞めているのである。
posted by bestat |00:13 |
野球 |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2006年12月16日
私は、プロスポーツにおける節目の試合(優勝が決定する試合など)は、可能であればスタジアムに足を運び、自分の目で見るようにしている。
プロ野球では、運良く近鉄・北川の優勝を決める逆転満塁サヨナラホームランを見ることができた。その瞬間は、知らない者同士が抱き合ったりして、まるで海外のスタジアムに来たかのような雰囲気だった。
Jリーグでも、その感動が味わえるはずであった。それは、2000年の5月27日長居公園・最終戦セレッソ大阪VS川崎フロンターレの試合である。勝てば関西チーム初の優勝となるセレッソは、ホームで下位チームのフロンターレを迎え撃ったのだが、延長Vゴールで負け5位に沈んだのだ。
その試合で、1ゴール1アシストをしたのが、現日本代表・我那覇和樹である。しかし、当時は有名な選手ではなかったので、たまたま活躍した我那覇に対して、セレッソファンは苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
川崎フロンターレは、セレッソ大阪を引きずり落としたのである。
時は流れ、2006年。
2000年とは立場が逆転し、優勝争いはフロンターレ、降格争いがセレッソという構図になっていた。
またも最終戦はセレッソVSフロンターレであり、結果は3対1でフロンターレが勝った。これに伴いセレッソ大阪が2部に降格した。
川崎フロンターレは、セレッソ大阪を蹴り落としたのである。
フロンターレを責めるような書き方になってしまったが、そんなつもりはない。
サッカーのみならずスポーツとは必ず結果が生まれ、その結果に多くの人が一喜一憂する。これがあるからおもしろく、人を惹きつけるのだ。
とはいえ、この2チームには運命ともいえる関係がある。何年か後には、優勝争いで関係してほしいものだ。
posted by bestat |01:35 |
サッカー |
コメント(1) |
トラックバック(0)
2006年12月10日
レアルマドリードといえば、知らない人はいないだろう。世界中の有名選手を集め、『銀河系軍団』と言われるスター選手軍団である。
また、チェルシーFCをご存知の人も多いだろう。2005-2006のプレミアリーグの覇者であり、世界のトップチームの一つである。このチームも、アブロモビッチオーナーの莫大な財源のもと、多くの有名選手を獲得したチームである。
この2チームは、同じように有名選手を獲得したチームでありながら、大きな差がある。チェルシーは世界のトップのクラブであるが、レアルは知名度の割にはパッとしない。まるで巨人のようだ。
では、なぜこのような差がでたのであろうか。その理由を、それぞれのチームが最近獲得した選手から明らかにしたい。(年齢は現年齢)
レアル獲得選手
・ ベッカム 31歳
・ ロナウド 30歳
・ カンナバーロ 33歳
・ セルヒオ・ラモス 20歳
・ ファンニステルローイ 30歳
・ エメルソン 30歳
・ グラベセン 30歳
・ ロビーニョ 22歳
チェルシー獲得選手
・ エッシェン 24歳
・ ドログバ 28歳
・ アシュリー・コール 26歳
・ ランパード 28歳
・ ジョー・コール 27歳
・ バラック 30歳
・ ロッベン 22歳
・ シェフチェンコ 30歳
・ カルー 21歳
・ チェフ 24歳
注目したのは、見てのとおり年齢である。明らかな年齢差が現れている。
チェルシーは、将来的なチーム構成も考えて選手を獲得しているが、レアルは有名選手を行き当たりばったりで獲得している。これは、巨人がFA選手を集められるだけ集めているのと同じだ。
巨人は今年も、FA宣言をした谷・門倉・小笠原という高齢の選手を獲った。いつまで活躍ができるかわからない選手であるし、将来的な構想も読めない。このままでは、巨人が浮上できる可能性は無い。
(まだレアルは最近、セルヒオ・ラモスやロビーニョという若い選手も獲り出しているのでマシだが、日本のプロ野球制度では若い選手は育成するしかないため、まさに泥沼である。)
もう少し、戦い甲斐があるチームになってほしいものだ。
posted by bestat |00:43 |
野球 |
コメント(38) |
トラックバック(1)
2006年12月07日
巨人は、髭を伸ばすことは好ましくないとして、事実上禁止している。
しかし、小笠原がFA宣言をした後、小笠原の髭を容認すると発表した。
このことを聞いたとき、私は巨人はバカだと思った。
巨人は「ほしい選手が禁止事項に触れているから、その選手だけ特別扱いしよう。」という考え方だろう。
きっと髭だけでなく、他のことでも特別待遇されるのだろう。
野球という団体スポーツで、そんなことが許されていいのだろうか。
トップの一部だけで考えているから、いつまでも成長しない。
それに比べ、小笠原の潔さは際立った。
小笠原の気持ちを察すると、『髭を伸ばさないことはチームの禁止事項なんだから、チームの一員である自分も伸ばさない。』
来年の小笠原も、活躍するでしょう。
posted by bestat |00:14 |
野球 |
コメント(8) |
トラックバック(0)
2006年12月03日
FA権を取得した小久保の福岡復帰が決まった。小久保自身は「もう一度王監督のもとでやりたい。」ということなので、本人の希望がかなった形になる。
だが、ここで腑に落ちないことがある。それは、2003年オフの小久保の無償トレードである。当時、その理由として
1 小久保の高額年俸が払えない
2 小久保の希望
3 小久保と球団フロントの確執
などと言われたが、これらはあくまでも憶測の範囲である。
今回、小久保が福岡への復帰を希望したことから、2案は消える。1案も、その年の日本一のチームからは考えにくい。3案についても、無償トレードにする必要はない。年俸のかからない若い選手とトレードしたり、金銭トレードをしたらいい話だ。
基本的にトレードとは、戦術的な選手の補強のためである。トレードをする両チームの希望が合って初めて行うものである。
しかし、このトレードの奇妙なところは、福岡の王監督がこのトレードが発表されたときに驚き、怒ったことにある。つまり、監督が知らなかった話であるのだ。
これらのことを考えると、どうしても表沙汰にできない理由があるように思ってしまう。
ダイエーの事業が身売りされる中、巨人のおかげでホークスだけは売られなかったので、その見返りとして小久保が・・・ということも噂されている。
全てが想像の範囲であるが、私達には見えない黒い部分が・・・
posted by bestat |19:24 |
野球 |
コメント(13) |
トラックバック(1)
2006年12月02日
前回に続き、巨人の育成について書きたい。
前回でも述べたが、巨人は出来るだけたくさん選手を獲り、そのうちだれかが活躍すればいいという考え方である。これは逆に言えば、有能な一人の選手を育て上げることができず、多くの選手の中から、いわば「突然変異」が出てきてくれるのを待っているのである。
近年強かった時の巨人は、ドラフトの目玉という選手を獲得し、球界の目玉に育て上げチームを作っていた。(特に平成9年から平成12年のドラフト1位は、高橋由伸・上原・高橋尚成・阿部というそうそうたるメンバー)これらの選手に、移籍選手・外国人選手・少しの生え抜き選手をプラスして戦っていたわけだ。
しかし、巨人はここ数年、チームの柱になっている新人が出ていない。その後のドラフト1位の真田・木佐貫・久保・内海・野間口はそこそこの成績でしかない。これが近年の不振の原因である。
だから、巨人は多くの選手を獲得するよりも、期待されている選手を育てることに力を注ぐことが重要なのだ。
例えば、今年日本一を達成した日本ハムの新人は2004ダルビッシュ有・マイケル中村、2005八木智哉・武田勝とを獲得し、セリーグの覇者中日も、中田賢一・佐藤充を獲得し、成長させている。
巨人は、才能稀有な選手を育てることができず、「突然変異」を期待しいているのでばかだ!
posted by bestat |16:36 |
野球 |
コメント(24) |
トラックバック(0)
2006年12月01日
巨人が育成選手を7人も指名した。育成選手の説明については前回のブログで行ったが、あれから情報を収集したところ、巨人の本当の狙いが見えてきた。(情報を収集したといっても、雑誌・新聞などの二次的情報である。)
巨人は現在、2軍での出場機会がない選手や育成選手を集め、イースタンりーぐとは違うリーグを創ろうとしている。今回の7選手は、そのための駒というわけだ。
しかし、巨人に言わすと、そのリーグで経験を積み、一軍にはい上がってくる選手を育てるのが目的のようだ。
だが私は、この新しいリーグの意味は皆無だと思う。なぜなら今の時代、アマとプロの交流も進み、垣根が低くなっているからだ。アマの指導力は向上し、即戦力の新人が増加している。ソフトバンクの投手陣(新垣・和田等)は入団後すぐ活躍しているし、今年の日ハム八木なんかもいい例だ。
ドラフトで未完の大器を指名し、2軍でじっくり育てるという考え方は古い。
時代に逆行する制度を創りだそうとし、そのためだけに選手を獲る巨人は本当にバカだ!
育成に力を入れることはいいことだと思うが、方向性を間違わないでほしい。
posted by bestat |00:46 |
野球 |
コメント(24) |
トラックバック(1)