2007年11月15日
ACL決勝戦/浦和 vs セパハン(イラン)
ゲーム展開は全くと言っていいほどスピード感は無かったが、 リスクを冒さすことなく試合を展開するという意味では 決勝戦らしい闘いだったか。 前日に欧州のCLのセルティックとベンフィカの試合のVTRを 見ていたのだが、全然選手達の動きが違う。 セパハンの前半は右サイドに展開するハミディやナビドキアに ボールを集めてゲームを作ろうとしていた。 ただ中央は浦和の守備陣も人数が多く、なかなか良い形で ボールを入れさせないのも事実で、効果的ではないとみるや 左右にボールを散らし、後ろから走り込む選手にボールを 託し始める。 イランの選手もテクニックは有るのだが、例え一人をドリブル で抜いたとしても今日の様な展開の中では、すぐに次の守備手 がボールに飛びかかってくるので全くと言っていいほど ゴール前でフリーの状況を作らせなかった。 前半は互いに3本くらいずつシュートが有っただろうか。 その内の一本、浦和は21分頃、ポンテが右サイドに走り込む 永井にボールを併せ、DFのクリアミスに乗じて永井が得点を 決める。ボールの軌道をよく抑えた素晴らしいシュートだった。 セパハン側にも同様に1本決定機が生まれ、GK都築とトゥーリオ のミスに乗じて浦和ゴールを脅かす場面が生まれた。 この違いが今回ドラマを大きく分けた差だったのかもしれない。 後半、セパハンはハミディに変え22歳のパピ。バヤトに変えカゼミ を投入。 後半はトップ下のセパハンの選手にボールを持たれることが多く、 浦和はカウンターを狙う展開が続く。浦和は右サイドの長谷部や 阿部の押し上げを期待し、基点を作っていたが、セパハンも 流石に中央は堅く折り返しを許さない。 浦和にポンテが居ればセパハンにはナビドギアが居るといった 感じにこの人の活躍は素晴らしいものがあった。 浦和の2点目のゴールはワシントンのポストから永井に渡り 彼のシュートのこぼれ球を阿部が決めたモノ。 後半は結構ワシントンにボールが収まることも多かったのだが、 セパハンの守備手の対処は完璧だった。まぁ一度15分過ぎに 守備手が空振りワシントンに決定機を与えてしまったが、 あのワシントンを相手にしても1対1で負けるモノがなかった。 Jリーグ選手じゃ簡単にワシントンに競り負けるからね。 仕事をさせなかったセパハンはやっぱり守備が強い。 後半も30分を過ぎると2点ビハインドのセパハンの猛攻が続く。 ただこの猛攻もシュートに至る場面が殆ど無いわけで、後半 のセパハンは総シュートでも多分5本くらいだった。 セパハンは後半のカゼミの投入によって縦への突破で活路を 見出そうとするも、浦和のDFのラインのコントロールが完璧で 殆ど仕事をさせず。この辺は流石Jリーグの優勝チームだと 思う。 結構セパハンと浦和似ているようなバランスのチームで力もほぼ 同じだった。セパハンが浦和のようにブラジル人辺りの個人技に 優れる攻撃手を迎入すれば、今回の結果とは逆の展開になる可能 性もあるんだろうな。 最初に浦和はAWAYを戦っておいてよかったとも思う。 2戦目にホームで戦えることの幸運。 セパハン側も一生懸命に応援している人がいたね。 因みに埼玉県には現在563人のイラン人が住んでいます。 浦和 GK 23 都築 DF 2 坪井 DF 4 トゥーリオ DF 20 堀之内 MF 10 ポンテ --->内舘 MF 13 鈴木 MF 14 平川 MF 17 長谷部 MF 23 阿部 FW 9 永井 --->田中 FW 21 ワシントン --->岡野 セパハン GK 1 モハマディ DF 5 アギリー DF 8 ベンカール DF 17 ムジリ MF 4 ナビドキア MF 12 アボルヘイル MF 18 ハミディ --->後半0分 パピ MF 21 バヤト ---> カゼミ MF 25 ロビニアン MF 28 ハジサフィ FW 20 エマド・リダ ---> 前半29分 カリミ
posted by belong |16:51 |
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