2009年08月02日

保存版・途中入団外国人選手紹介

昨年の北京五輪を契機に一ヶ月間延長されたトレード期限ですが、
今年は少し地味だった感は否めません。
ですが、各チームとも今年度が始まって弱点をうまく補強したという
感じです。開幕後にチーム打撃が振るわなかった広島とダイエーが
外国人打者を、クローザー不在だった西武が外国人リリーバーを、
投手陣全体が低調だった横浜が外国人投手を、それぞれ補強しました。

後半戦への追い込みに、そしてクライマックス・シリーズ進出に
向けて、選手名鑑には掲載されていない外国人選手をここで一挙に
ご紹介したいと思います。

アンディ・フィリップス
phillips


広島 内野手 背番号22 右投右打
183cm 93kg アメリカ合衆国出身
タイトル・代表歴
2004 AAAオールスター

フィリップス選手は数年前に阪神が獲得の意向を見せており、当時
ファーストを守っていたアンディ・シーツ選手と「ダブル・アンディ」
として売り出すような話も伝えられていました。AAAで好成績を
収め、名門ニューヨーク・ヤンキースで1年間準レギュラーを務めた
選手ですが、チャンスをモノにできず結局は4A選手止まりで3年後
に来日してしまいました。以前にも来日外国人選手で同様の経歴を
持っていた選手がいます。
94年にロッテに入団し、その後ヤクルトに移籍し大活躍した
ヘンスリー・ミューレン選手です。

ミューレン選手のデータがこちら。
90 AAA   136試合 480打数137安打 81得点 26本塁打 96打点 打率.285 AS B9
91 ヤンキース  96試合 288打数 64安打 37得点  6本塁打 29打点 打率.222

フィリップス選手
04 AAA   115試合 434打数138安打 83得点 26本塁打 85打点 打率.318 AS
06 ヤンキース 110試合 246打数 59安打 30得点  7本塁打 29打点 打率.240

驚くほど似ていますね。唯一異なっている点は、フィリップス選手が
途中入団ということでしょうか。ミューレン選手もロッテでは中軸を
任されていたためかあまり活躍できませんでしたが、ヤクルトで
下位打線を担うようになってからのびのびプレーしていました。
フィリップス選手ももっと楽な打順で打たせれば持ち前の長打力を
発揮できるかもしれませんが、なかなか現在のチーム状況では難しそうです。


トッド・リンデン
linden


楽天 外野手 背番号3 右投両打
191cm 100kg 1980年6月30日生 アメリカ合衆国出身
タイトル・代表歴
2003 AAAオールスター
2005 パシフィック・コースト・リーグ ベストナイン 


海の向こうの「松坂世代」であり、スイッチ・ヒッターのリンデン選手は、
03年の9月22日に当時ドジャーズの石井一久投手からメジャー
初本塁打を放ち、その縁もあってか日本プロ野球界でプレーする
ことになりました。AAAでは05年に30本塁打、リーグ10位の
打率.321、リーグトップの長打率.682を記録しベストナインにも
輝いています。
強打者の指標であるRC27に注目すると、AAAの通算で2274打数
で6.81。同じく途中入団のフィリップス選手は1618打数 6.27
なので、期待が持てそうです。楽天悲願のクライマックス・シリーズ
進出へのカギを握る選手とも言えそうです。


ジョナ・ベイリス
jonah


西武 投手 背番号42 右投右打
183cm 93kg 1980年8月13日 アメリカ合衆国出身

ベイリス投手も「松坂世代」です。右サイドからの速球は魅力いっぱい
で、以前所属していたパイレーツの監督からも「どの球団も欲しがる投手だ」
と絶賛されていましたが、コントロールが今ひとつでメジャーでは
大成しませんでした。
06年に初昇格したAAAで46試合に登板し、3勝3敗23セーブ 
防御率2.17を記録しましたが、翌07年にはメジャーで39試合に
登板。4勝3敗を記録していますが、防御率が8.36!!さらには
前年のAAAでのWHIPが1.12だったのに、メジャーではWHIP
が1.83!
以降メジャーの舞台に立つことはありませんでした。。。

今シーズンはAAAでここまで38試合に登板し、7勝2敗5セーブを
記録。WHIPも1.26とまずまず健闘しています。
昨年の王者ライオンズの最後の砦として右サイドの魔術師が君臨
するのか、残りのシーズンに注目です。


スティーブン・ランドルフ
randolph


横浜 投手 左投左打 背番号
189cm 94kg アメリカ合衆国出身
タイトル・代表歴
2002 パシフィック・コースト・リーグ 最多勝

これはまた、ビミョーな選手を獲ってきました。。。沖縄出身ということ
で話題になりましたが、アメリカ球界でも著しくコントロールの悪い
35歳というベテラン投手を獲得する横浜ベイスターズの方針には
首を傾げたくなります。AAA通算は248試合に登板し、49勝35敗
10セーブと実績は十分ですが、通算659イニングスで661奪三振
は立派ですが、
455与四球 WHIP1.51と散々な成績が並びます。特に先発投手
として規定投球回を満たした2シーズンはいずれもリーグ最多与四球
という具合です。。。
メジャーでも通算109試合に登板し10勝7敗 155イニングスで134
奪三振、136与四球。。。

黒人、右投げ、ノーコン。。。

昔聞いたことあるような。。。

そうです、89年開幕第2戦目に登板し、原辰徳選手にサヨナラ暴投
という失態を演じたホアン・アイケルバーガー投手です。

アイケルバーガー2世か。。。

おまけに、このランドルフ投手は07年にアメリカ社会を騒がせた
ステロイド剤などの薬物摂取歴のある選手実名を公表した
「ミッチェル・リポート」にも名前が挙がった選手です。
どうしてこういう選手を獲得したか、本当に謎ですね。


ドリュー・トゥサント
toussaint


ソフトバンク(育成) 外野手 背番号 右投右打
188cm 84kg 1982年10月24日 アメリカ合衆国出身

ここ数シーズン、育成選手として契約した外国人選手が活躍
しています。中日ドラゴンズはクルス投手、ネルソン投手が一軍の
戦力としてリリーフ陣の一角を担いましたし、今年は読売のオビスポ
投手が先発で大活躍しています。打者でも育成選手から一軍の
戦力になった選手としては阪神のバルディリス選手がいます。
今シーズンも先頭打者本塁打を放つなど時折好打をみせます。
トゥサント選手は最高ではAA級までしか昇格しませんでしたが、
パワー、スピードに長けた好打者ですが、三振が多く、これが出世を
妨げていると言っても過言ではありません。特に唯一のAAシーズン
となった2008年は126打数で選んだ四球が2個に対して喫した
三振が42個。その比率はなんと21:1になります。マイナーでも
通算が164四球に対して521三振。
特に「マネー・ボール」と言われ、四球が重要と言われている最近の
メジャー事情を考えると、アメリカで生き残るのは厳しいかと思われます。

ファームではすでに13打数5安打と好調を維持しています。
まずはしっかり日本プロ野球に慣れて、じっくりと結果を残して欲しい
と思います。

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posted by ジントニック水嶋 |07:45 | 2009年度新外国人 | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:保存版・途中入団外国人選手紹介

コメント投稿者ID :

ランドルフの情報ありがとうございます。
来期は二桁は勝だろう。
新しいコラム続もよろしく
後この情報てミキペディー参照ですか?

posted by exileid | 2009-12-06 09:37

Re:保存版・途中入団外国人選手紹介

コメント投稿者ID :

よくある外国人の実績と日本での結果批判ですね。鳴り物入りで入団して活躍しないことなんてよくある話。

ランドルフに関しては夏に来日から5勝して唯一契約更新をした外国人です。

つまりアメリカで四球が多いという管理人殿の話は昔の話で特に意味がないということです。

来期は研究されて苦戦するか、かわらないで活躍するか、ファンとしては楽しみな存在です。

posted by ベイファン | 2009-12-06 14:27

Re:保存版・途中入団外国人選手紹介

コメント投稿者ID :

自分も「そんなロートルとってどうすんねん。若手とれや!」と思ってましたがそんなのは来日初打席に払拭されました。うむ。

あとランドルフは左ですよー

posted by machinegun | 2009-12-06 14:38

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