2002年01月22日
白球の視点 第31回
ようし、今度こそ本当だな、しっかり見届けるぞ・・・・・・と声を出した。1月21日に行われた初の12球団監督会議の申し合わせ事項。 (1)公認野球規則を遵守する、(2)審判員への敬意を常に忘れない、(3)試合のスピードアップを常に心がける・・・・・・うんぬん。 ようし、本当だな。 今度の会議は、出席者によれば「かつてないほど活溌だった」という。 新しいストライクゾーン徹底のためキャンプ・オープン戦時の審判員との深く濃密な交流、両リーグのルール統一(危険球への対応、中継ぎ投手の表彰規定、投手交代時のマウンドへ集まる回数など)、使用球の規格統一(いわゆる“飛ぶボール”への対応)、ブラック・リスト(遅延行為の多い投手、打者の氏名公開)など多数にわたった意見交換。どの問題点ひとつとっても、取り上げるのは遅きに失した感はあるが、グラウンドの当事者たちが声を張り上げて討論を続け、それが“密室の論議”でなくそれぞれの監督の口から公にされたことに意義がある。 しかし、「話し合った」だけではなんにもならない。これまでもリーグ別の監督会議で「スピードアップ」は毎年のように話し合われてきた。が、現実には旧態依然だったし、そのことをシーズン中に取り上げていう人もいなかった。“今度こそ”なのである。 もちろん、王監督がいうように「試合時間が短ければいいというものではない。いいプレー、いい試合を見せるのが我々の使命」なのだが、ひとつひとつの動き、プレーをキビキビとスピーディーに・・・・・・と全選手が心がけることが、試合時間の長短を越えた「いい試合」につながるはずだ。昨年、ひとつふたつ見られたような、相手選手の全力疾走をひやかすような土壌が残っているようでは、とてもできないだろう。「審判員への敬意も常に忘れない」という一項も。しっかり胸にとどめておこう。 さァ、実行のとき。もういいわけは許されない。
posted by 田村大五 |00:00 |
第21回~第40回 |
トラックバック(0)





