2008年05月11日

プロ野球選手の平均年俸

5月7日に日本プロ野球選手会は各球団の選手平均年俸を発表していた
スポーツ各誌は球団ごとの格差が広がったことを強調していたが
僕は個人的にすごく不思議に思っていたことがあった

プロ野球界は巨人戦のテレビ放映の減少に代表されるように
放映権収入は確実に落ちている

また、パ・リーグの一部の球団や阪神はここ10年間で収入増かもしれないが
全体的には放映権の減収もあり
10年前~15年前に比較して苦しい経営を強いられていることは間違いない

しかし、選手の年俸は15年前よりも上昇している

これを一般社会で考えると異常だろう

バブル崩壊後に多くの会社が減収に苦しんだ
だからこそ各企業はリストラや事業の効率化を果たし
会社全体の収入を増やすことで、建て直しを図ってきた
しかし、NPBは昔と変わらぬ経営方法で、選手の年俸は上昇するという
一般社会では考えられないことが起こっているのだ

「選手の年俸は高すぎる、簡単に億の金を手にするのは異常だ」
「新人選手獲得の裏金が球団経営を圧迫しているのだ」
「チームが親会社の広告塔である限り駄目だ」
「年俸を上げなければ、選手のメジャー流出は止まらない」
「FA制度のため、高年俸で複数年契約を結ばなければ選手が他のチームにでていってしまう」
上記をはじめ、僕らはいろいろな意見を耳にしてきた

ただ間違いなく正しいのは
「プロ野球そのものを魅力あるコンテンツにしないといけない」ということだろう
別にプロ野球の選手が今以上の年俸を取ることに対して文句はない
多くの人々を虜にし、少年に夢を与える仕事
その中でトップを張る選手は今以上にもらっていいかもしれないと思っている

しかし、それも「日本プロ野球全体の収入アップ」があればこそだ

しかし、残念ながら新聞紙面上の情報では各球団、選手会ともに
自分たちのことしか考えていないように感じる
いや、間違いなく自分たちのことしか考えていないだろう
「ナントカ会議」ではだいたい下のような流れになっている

各球団は自分たちに都合のいい意見しか言わない
↓
それぞれの妥協案を探す
↓
結論はファン不在の折衷案のもので落ち着く
この結論に長期ビジョンは感じられたことがない
その場しのぎのもので落ち着くことばかりだ

選手会も選手会だ
FA制度の短縮をずっと訴え続けているが
年俸の高騰について危機感がなさすぎる

「FA市場に今よりももっと多くの選手が出回れば、需要と供給の関係から、自然と年俸の高騰化は収まる」
と言っているが、本当だろうか?

日本よりも権利獲得年数が短いメジャーは年俸の高騰が進んでいないだろうか?
ただしメジャーの場合は市場が日本よりもはるかに大きく
あれだけの年俸を払えるほどの体力がある

このままそれぞれの利権争いに終始していては
プロ野球界全体が沈没するのは間違いないだろう

我々ファンからすると、それが一番怖い
チームの成績がどうのこうのということよりも怖い

だからこそ、マスコミがもっと正論を言って欲しい
球団や選手の顔色をうかがってばかりいないでほしい
「プロ野球人気アップのためには」ということでもっと白熱した議論をして欲しい。

僕らファンも「自分のチームが勝てばよい」
という考え方はもう止めたほうがいいのだろう

・球団数
・CSの方法
・交流戦
・戦力均衡
・放映権料
・ネットを使った放送
・ドラフト制度
・日本シリーズ
・ファンサービス

こうしたひとつひとつのことを目の前の利益でなく
数十年後のビジョンをはっきりと示し
リーグ全体の繁栄のためという視点で改革をしていかなければならないだろう

そのために必要なのは強力なリーダーだと、個人的に思っているが
みなさんはいかがでしょうか?



以下は今まで書いた個人的な私案です

こうすれば野球人気は必ずアップする!(1)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/baystars1978/article/3

こうすれば野球人気は必ずアップする(2)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/baystars1978/article/4

このままでいいのかFA制度!!
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/baystars1978/article/33

posted by baystars1978 |17:43 | プロ野球改革 | コメント(5) | トラックバック(0)
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