2007年10月05日
2007ペナント総括 ジャイアンツ編
今年のジャイアンツは強かった その原動力となったものは何か 1.小笠原・谷といった新加入組の大活躍 これは本当に大きかった小笠原はもちろんのこと 谷の右打ちやミート打撃は脅威だった 特にローズや清原・ペタジーニなど、どちらかというと チームの和を乱す選手ではなく むしろ引っ張っていくような選手だったことがチームとしては 大きかったのだろう 2.阿部のキャプテンシー これもチームとしては大きかったのではないか それまでのジャイアンツはベンチがバラバラの個人主義 『みんなで力をあわせて』という雰囲気ではなかった それをうまくまとめ上げたのは阿部 常勝西武にも石毛という、『まさにリーダー』といった選手がいた 3.ストッパー上原 長年ジャイアンツの弱点がこれで完全に解消された ジャイアンツとの試合は後半で中継ぎ勝負となったら こっちのものという感じだったが 上原が後ろにいるとそれがなくなる また場合によっては8回からも出てきて ピンチを抑えられたこともあり(9/2が印象的) 付け入る隙がなくなったのも大きかったと思う 4.高橋尚・内海・木佐貫が先発の柱に これが一番大きかった 「打てども打てども」というのが近年のジャイアンツ (まあここ数年はチーム打率も低かったが・・・) しかし、やはり野球は先発次第 その先発陣、しかも生え抜き組の成長がなければ 今年の優勝はなかった 尾花コーチの手腕は本当にすごい 伸び切れなかった選手がどんどん成長している さすがはあの広岡が褒めるだけのコーチだ 5.主力の安定した活躍 高橋由・阿部・二岡・スンヨプといった主力組が 今年は長期離脱といったことがなく 安定して力を発揮した これはドームの芝を張り替えたり 試合の終盤は積極的に休ませたりした 監督以下球団のバックアップが素晴らしいからだと思う 6.原監督の指揮 二岡に代打など、変なところで動きすぎることはあったが 上原をストッパー転向に成功したり 伊原コーチなど一癖も二癖もあるスタッフを問題なくまとめ上げ 選手のメンタル面までしっかりとサポートしたのは 原監督の手柄だろう。 堀内のような独裁者ではなく、しっかり選手と 話し合えることが今の時代は監督として必要な能力なのだろう。 こう考えると今年のジャイアンツの優勝は必然だった クライマックスシリーズもはっきりいって 勝って当たり前の戦力が揃っている しかし、来年以降の不安がないかといえば そんなことはないどころか、大いに不安が残る まず、何も考えずに ・ホームラン30本以上が4人 ・10勝以上が3人、うち2人は防御率も2点台 ・リリーフエースは30セーブ ・打率5傑に3人も入っている といったチームと聞いたときに 「独走優勝だね」と誰もが思うはずだ しかし、今年のジャイアンツは終盤まで混戦の中で埋もれいていた これだけ選手が理想的な働きをしたにもかかわらず なんとか優勝 阪神も中日も本調子ではなかったにもかかわらず 勝率が.600にも達していない つまり 効率の悪すぎる野球 をしているのだ 得失点差が+100以上なのに 半分以下の中日やマイナスの阪神と僅差だったことは 大きな懸念材料だ 来年もし怪我人や不調が数人出たときに 果たして今年と同じように戦えるか しかも、FAなどで選手をかき集めたツケで レギュラーと控えの差はとてつもなく大きい 投手陣に関しても上原は来年ストッパーを固辞するだろう とすると今年の唯一の不安部分だった中継ぎ陣に さらに負担がかかることになる それを補えるだけの補強・若手の成長があれば話は別だが そんなに簡単な話ではないだろうし 今年のレギュラー陣も怪我を押して満身創痍の状態だったため 来年の反動が怖いところだ 兎にも角にも 来年もジャイアンツが優勝候補のひとつには間違いないだろうが 不安は小さくないと予想されるのではないか ところでこれだけ地上波での放送が少なくなり ジャイアンツの放映権収入は激減していないのだろうか? もししていたら、今までのようなバブル補強はできにくくなるが・・・
posted by baystars1978 |20:42 |
読売ジャイアンツ |
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