2007年09月13日

阪神・岡田監督は有能か

以下、夕刊フジより

首位阪神、2位巨人、3位中日が1.5ゲーム差内にひしめく歴史的混戦のセ・リーグ。もっとも戦力的に見れば、巨人が独走していてしかるべきではないのか-との疑問は誰もが感じるところだ。米国の野球統計学に当てはめてみると、いかに阪神が岡田采配(さいはい)のおかげで勝ち、巨人がそうでないかを示す数字が浮かび上がってきた。

 12日のヤクルト戦(神宮)では先発の内海が危険球で一発退場する大誤算。後続投手も打ち込まれて完敗を喫し、原監督は試合後「もう少しリリーフ陣は、抑える執念がほしい」と淡々と振り返った。

 ここに興味深いデータがある。札幌市在住の野球解析家、道作氏が「阪神がこのまま優勝すれば、日本プロ野球史上初の快挙になります」と興奮気味に指摘した。

 阪神…得点463/失点471(得失点差-8)

 巨人…得点614/失点508(+106)

 中日…得点532/失点485(+47)

 道作氏によると、2リーグ制以降、1シーズンで得失点差マイナスのまま優勝した例は過去になく、岡田阪神は、史上初の珍記録を樹立する可能性があるというワケ。

 道作氏は10年ほど前から、選手の能力やチームの戦いぶりを徹底的に数値化する米国の野球統計を研究してきた。米国では「マネーボール」で知られる名GMのビリー・ビーン氏の率いるアスレチックス、松坂が所属するレッドソックスをはじめ、いまやメジャーリーグの大半の球団がこの理論をチーム強化に活用中。その中に、得失点をもとに“妥当な勝率”を導く「ヘンリー理論」と呼ばれる数式がある。

 計算式は【得点の2乗÷(得点の2乗+失点の2乗)】。これを今季の成績にあてはめると理論上、3強の勝率はこうなっているはずだ(12日現在)。

 阪神….491

 巨人….593

 中日….546

 ところが、実際はこうだ(カッコ内は理論値との比較)。

 阪神….554(+.063)=67勝54敗4分

 巨人….547(-.046)=70勝58敗1分

 中日….541(-.005)=66勝56敗2分



これをそのまま読み取れば岡田監督は史上稀に見る
優秀な監督ということになる
たしかに優勝には得失点で+100が目安といわれているらしい
これがマイナスなのに首位ということは今年の阪神は非常に効率よく勝っている

では、はたして阪神は岡田監督のおかげで勝っているのか?

答えはノーだろう

絶対にJFKのおかげだ
阪神が誇るJFKはプロ野球史上最強の飛び道具だと思う
かつてどの球団も震え上がった佐々木クラスのリリーフが
3枚もあるのだ、接戦で強い決まっている
もし横浜にJFKがいれば勝率は劇的に向上するだろう
今年の阪神は

JFKを出す展開=接戦で勝利
JFKを出せない展開=大差で敗北

という展開が多い
だから必然的に得失点差がマイナスでも勝率が上がる

たしかに岡田監督は接戦のときは惜しげもなく
JFKをつぎ込むことが多く
勝利のためには最善の策だということでは評価できるが
もし来年、誰かがパンクしたら同じように高評価をできるだろうか?

そしてもしJFKなしでも岡田監督は同じように
得失点差がマイナスでも優勝争いができるだろうか
僕はできないと思う


最近はまともになってきた部分があるが
ベテランの実績を重視しすぎる采配
赤星の足を活かしているとは思えない打順
?と思わざるを得ないことが多々ある

阪神、今年の躍進は
・JFKの大車輪の活躍
・若手が結果を出したこと(手柄は2軍の首脳陣)
・金本の存在(周りに大きな影響を与え続けていること)
岡田監督の手柄であることは少ない気がする


果たして
阪神の関係者及びファンはどう思っているのだろうか?

posted by baystars1978 |21:30 | 阪神タイガース | コメント(74) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年05月30日

阪神崩壊とチームのビジョン

阪神が大変なことになっている
いくら好調なロッテとはいえ地元甲子園で
2戦連続で10失点以上の大敗は史上初だという

横浜もひどいが阪神もこのままでは暗黒時代に
逆戻りするかもしれないのではないかと思ってしまう

球団の公式ホームページのボイスコーナー(掲示板)では
ファンの悲鳴がもはやヒステリックな状況まで達している


小関順二氏の
『2007年版 プロ野球 問題だらけの12球団』
の阪神の項ではこんなことが書かれている


下柳、矢野、金本=39歳
桧山=38歳 シーツ=36歳
ウィリアムス=35歳 今岡=33歳
赤星、福原=31歳 藤本、安藤、吉野=30歳
うすうすと気づいてはいても、こうして名前を並べるとショックである
優勝争いとかAクラス堅持のレベルではない
いつ崩壊してもおかしくない危険レベルに差しかかっている
これは中にいる人間より、そとから見ている人間のほうがわかる
フロントトップは早急に建て直しの準備を始めるべきだろう


皮肉にもこの指摘が思いっきり当てはまってしまった
ファンの掲示板では岡田監督の起用法に対して非難が集中しているが
どうやらフロントにも危機意識が欠落していたようだ


強いチーム、全盛期の西武などは
常に新陳代謝を繰り返しながら勝ち続けていた
勝つためにはまだ力が残っている主力でも平気で放出していた
(秋山・辻・石毛・清原・工藤など…出て行った選手もいるが)
そしてバランスが崩れない程度に若手を抜擢し
Aクラスを25年間維持し続けるという奇跡を起こした

裏金問題で「西武は汚い手段でチームを強くした」
という批判はごもっともだが
それ以外の部分、育成やスカウティング・トレードなど
つまりチームのビジョンがしっかりしていたため
強い力を維持し続けられたのだろう


阪神は主力の実績が素晴らしすぎたため
新陳代謝をためらった部分があったのだろう
そして「今年は今岡の復活が最大の補強」
と岡田監督が話していたようにチーム編成に関しての
危機感の欠如が今年の失速の最大の原因なのだろう
(個人的には売り時の今岡をトレードに出して
 先発を補強してもよかったのではと思っていた)


しかし阪神は日本一の人気チーム
井川マネーもあり資金はある
これからどういうチームを作っていくのか注目したい



なお、常勝の名をほしいままにしている中日も
福留・川上・岩瀬がFAでメジャーへの放出の危機が近づいている
ウッズや山本昌ももう高齢だ、と考えると
崩壊が近づいてるチームのひとつだろう
この後どのようにチームを作っていくか
来年、再来年の中日次第でセ・リーグの勢力図が変わる

しかしこんなときに中村紀をしっかり獲得し
堂上・中田といった将来の大砲候補を用意しているのも
いかにもしたたかな中日らしい
横浜から強奪したウッズも結果的に大正解だった
やはりこのチームの大崩れはないのかもしれない 

posted by baystars1978 |00:35 | 阪神タイガース | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加