2007年05月30日

阪神崩壊とチームのビジョン

阪神が大変なことになっている
いくら好調なロッテとはいえ地元甲子園で
2戦連続で10失点以上の大敗は史上初だという

横浜もひどいが阪神もこのままでは暗黒時代に
逆戻りするかもしれないのではないかと思ってしまう

球団の公式ホームページのボイスコーナー(掲示板)では
ファンの悲鳴がもはやヒステリックな状況まで達している


小関順二氏の
『2007年版 プロ野球 問題だらけの12球団』
の阪神の項ではこんなことが書かれている


下柳、矢野、金本=39歳
桧山=38歳 シーツ=36歳
ウィリアムス=35歳 今岡=33歳
赤星、福原=31歳 藤本、安藤、吉野=30歳
うすうすと気づいてはいても、こうして名前を並べるとショックである
優勝争いとかAクラス堅持のレベルではない
いつ崩壊してもおかしくない危険レベルに差しかかっている
これは中にいる人間より、そとから見ている人間のほうがわかる
フロントトップは早急に建て直しの準備を始めるべきだろう


皮肉にもこの指摘が思いっきり当てはまってしまった
ファンの掲示板では岡田監督の起用法に対して非難が集中しているが
どうやらフロントにも危機意識が欠落していたようだ


強いチーム、全盛期の西武などは
常に新陳代謝を繰り返しながら勝ち続けていた
勝つためにはまだ力が残っている主力でも平気で放出していた
(秋山・辻・石毛・清原・工藤など…出て行った選手もいるが)
そしてバランスが崩れない程度に若手を抜擢し
Aクラスを25年間維持し続けるという奇跡を起こした

裏金問題で「西武は汚い手段でチームを強くした」
という批判はごもっともだが
それ以外の部分、育成やスカウティング・トレードなど
つまりチームのビジョンがしっかりしていたため
強い力を維持し続けられたのだろう


阪神は主力の実績が素晴らしすぎたため
新陳代謝をためらった部分があったのだろう
そして「今年は今岡の復活が最大の補強」
と岡田監督が話していたようにチーム編成に関しての
危機感の欠如が今年の失速の最大の原因なのだろう
(個人的には売り時の今岡をトレードに出して
 先発を補強してもよかったのではと思っていた)


しかし阪神は日本一の人気チーム
井川マネーもあり資金はある
これからどういうチームを作っていくのか注目したい



なお、常勝の名をほしいままにしている中日も
福留・川上・岩瀬がFAでメジャーへの放出の危機が近づいている
ウッズや山本昌ももう高齢だ、と考えると
崩壊が近づいてるチームのひとつだろう
この後どのようにチームを作っていくか
来年、再来年の中日次第でセ・リーグの勢力図が変わる

しかしこんなときに中村紀をしっかり獲得し
堂上・中田といった将来の大砲候補を用意しているのも
いかにもしたたかな中日らしい
横浜から強奪したウッズも結果的に大正解だった
やはりこのチームの大崩れはないのかもしれない 

posted by baystars1978 |00:35 | 阪神タイガース | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/baystars1978/tb_ping/8
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:阪神崩壊とチームのビジョン

全くその通りだと思う。
明らかにマンネリ化してる。
そろそろ新しい血を入れる時が来たということでどんどんフレッシュな人を使っていくべきでしょう。去年は最低源の人数で試合してたためなかなか若い選手の入りどころがなかった。代打も片岡やら桧山やらベテラン使ってたしな。それだけ磐石だったんだけど今年はそうはいかない。っていうより前からそうあってはいけなかった。ここ数年の巨人がいい例で選手への絶対的信頼が逆に仇となったワケであります。今年は苦戦覚悟で生きのいい若手をどんどんスタメンで使い続けてほしい。使い続けるんですよ。赤松とかは多少の不振は目を瞑ってほしい。去年のカープのソヨギのように。

桧山とかめっちゃ好きなんやけど今の状態みたらスタメンに名前あった時はえぇって思ったな。別に左にこだわらんでもええのにって心の中で思ってたらあれよあれよと3失点・・・何やっとんねん。
小嶋どうした?怪我か?中村はなんでまた中継ぎやってるねん。(偉そうやけど)岡田さんには言いたい事いっぱいあるわ。でもここで批判はしません。 今はとにかく、勝ってくれ・・・

posted by ハビエル | 2007-05-30 02:20

Re:阪神崩壊とチームのビジョン

先発の軸のなさ&薄さが原因でしょう…
エースといえる投手がいない。
去年までは悪いときもあったが、1年間計算できる井川がいたけど、今年はいない。
どう考えても他球団と比べて見劣りする…

posted by syou | 2007-05-30 09:46

Re:阪神崩壊とチームのビジョン

一年だけの成績見てメジャーにポスティングでエースを流出させたことが最大の原因。いくら勝てなくてもエースはエース。それをフロント・マスコミ・ファンがおざなりにした結果が現状ではないか。
野手人にも全く覇気を感じない。どいつもこいつも内野ゴロやったらチンタラチンタラ走りやがる。若手にも同じことが言える。誰か一人でもいいから『オレだけプレーで目だってやる』姿勢がみたい。
死球問題でマスコミ目の前にして監督自ら『宣戦布告』しながら、次の日、あっさり・簡単に負ける。喰らい付いてでも意地見せる采配もなし。
ビジョンの無さは今に始まったことではない。
星野SD監督時代も勝てたのは、野村監督が基礎工事をしっかりやったからこそ成果が出ただけ。
それを『結果論』だけで星野サマサマと祭り上げたことが現状の結果に繋がっている。個人的に星野SDの人望・政治力は長けていると思う。しかしチーム作りに関しては疑問符が付く。中日時代を含めて。
親会社が阪急と統合したので、チーム作りのノウハウ持った方がフロント入りし、実行出来れば見込みがあるかも・・・。しかし阪急に携わっていた方は定年でみんないないかな?

posted by HJM | 2007-05-30 10:27

Re:阪神崩壊とチームのビジョン

こうなることはずっと前から予想できたこと。

一番の責任者は岡田監督。
星野時代には長い間2軍で活躍もしていないのにコネで残っていた選手をズバッと首切りし、2軍に危機感と新しい血が入ったことで競争意識が高まり、すばらしい若手が育った。
彼らが育てば史上最強の阪神が出現すると夢見ていたものだが、岡田はまったく使わない。
消化試合、大勝、大敗の試合でも使わない。

これでは1軍に何の競争意識も、若手の熱い勢いももたらさない。

はっきり言って岡田監督の下、優勝したときも岡田を更迭すべきだと思っていた。

でも、結果だけ見てチームの成長を見てこなかったフロントも悪い。日本一の球団に君臨し続けることが目標ではないのか?セリーグでたまたまライバルがこけて優勝したことがすばらしいか?阪神らしい豪快な野球を魅せるチームが目標でないか?もう一度考えてほしい。

メディアもファンも悪い。紙面を飾るのは「今はたまたま悪いだけ、最後は優勝や~~~~!」と能天気な報道ばかり。ファンもそれに乗せられ「岡田はんたのむで~~~~~!」では阪神はよくならない。

そろそろいい夢を見たいものだ・・・・。

posted by 渋トラ | 2007-05-30 12:03

コメントする