2009年05月21日

田代丸に対しての期待

去年ここの記事で

「大矢監督の続投は危険な賭け」

と書いたが、どうやらその賭けには失敗したようだ


腹心のコーチ陣は責任を取らされて辞任させられたのに
最高責任者が続投していて、チームの雰囲気が良くなるはずはない

去年の大矢監督の続投ははっきりと失敗だった。



相川や石井を放出してしまったフロントも責められているが
外国人投手陣トリオの活躍を見ると、今年の補強は今のところ成功していると言ってもいいと思う
大矢監督にも責任があることは、もはや避けられない事実だろう


この時期の交代を早いとみるか遅いと見るかだが

個人的には『遅い』と思う

去年、しっかりとけじめをつけるべきだった




さて、横浜は田代を監督代行に置き、新たなスタートを切った

今回は監督としての田代氏について書いてみたい



今朝の日刊スポーツより
■酒・美声・野球 
酒を飲んでも乱れることはない。カラオケも大好きだ。甘い声。 そんな代行も若い頃は酒が苦手だったそう。「酒は女の子より 弱いし、歌も下手。野球もそうだった。年齢を重ねてあんなに 変わったのは田代くらい」(某横浜OB)。先頭に立つのも好き ではなかった。06年秋、処遇未定だった田代打撃コーチに欲は なかった。「一軍はもういいよ、やるなら二軍で若手を見たいなあ」 華やかな席を避け、飲み会はもっぱら裏方さんと一緒のスナックや居酒屋だった。 
今年2月、沖縄キャンプ中の宿舎を訪ね、一緒に飲んだ。冷やかし半分、 こう切り出した。「開幕から成績があがらないようならば、すぐに(監督の) 出番がまわってきますよ」と。おそらく「勘弁してよ」と応えるだろうと予想しながら。 違った。
「ウチの戦力で一回から送りバントしているようでは勝てない。ガンガン 攻めて流れを引き寄せないと。見る方も面白くないよ」と。やはり変わった。 


田代はおそらく大矢監督の采配を見ていて
「ここでこうすればよくなるのに・・・」
と考えていたのだろう

この台詞で大矢野球を暗に批判しているのが象徴的だ





ロッテとの2試合を見て感じる、監督・田代の方針をざっと上げてみる


①積極的なバッティングを奨励
ファーストストライクから振っていくことを奨励し、初球に手を出しての凡打も恐れない。佐伯の初球凡打を「その姿勢が大切だ」と言ったことは、他の選手にも大きく影響を与えることになると感じる。


②右対左 左対右にはこだわらない姿勢
相手投手によって、左打者・右打者を使い分ける受身の姿勢でなく、「力のあるものを使う」という姿勢であることも佐伯やジョンソンにクリーンアップを打たせたことで分かった。また、左打者でも木塚を投げさせたように、継投もそのような方針と考えられる。


③走塁でもアグレッシブさを重視
また、2-3のカウントで1塁ランナーが村田でもスタートを切らせたこと、打者が4番村田でも、1塁ランナーに盗塁のサインを出したことなどで、走塁もアグレッシブにいくことが分かった。



この姿勢は、他球団でいうと西武の渡辺監督に近いか






ただ、この野球にはもちろん落とし穴もある



積極的なバッテイングは裏を返せば、淡白な攻撃にもつながるし
四球を選んでじりじりと相手投手を苦しめること少なくなり
逆に助けてしまうケースもこれから出てくるだろう

積極的な走塁も同じ、相手を助けてしまうケースがある



特に接戦で相手を助けるケースが続けば
田代采配にバッシングが出てくることは必死





しかし、これを言っていたら何も始まらない

牛島監督のときは、「オーダーが毎日同じ!若手や他の選手にチャンスさえ与えない!」
という批判があったし

大矢監督のときは逆に
「動きすぎ、コロコロ代えるな」という意見があった



采配は結局当たれば褒められ、
当たらなければ貶されるのだから、
そういうものだと割り切るしかない


だいたい12球団どこのファンも
自分の応援するチームの監督の采配に何かしらの文句を言っているものだ




結局勝てるかどうか

采配はこれで評価される




だから田代監督代行に期待したいのは、采配面よりもむしろ

チームの雰囲気を変えること

ここ数年の落ち込みで選手の気持ちが悲観的に、暗くなっているのは間違いがない
この部分を変えてほしい



野球はメンタルのスポーツ

負けても、凡打しても、打たれても

「次は取り返すぞ!」と前向きになれるかどうか

いつまでも引きずっていてはほぼ毎日試合があるプロ野球では結果が出ない


また、自分が失敗したときに、チームが暗いと
感じる責任感が悪いほうへとどんどん大きくなっていく


だから、負けても、大きい声を出して
アグレッシブに向かって行く闘争心が、今の横浜には必要だと思う

特に若いチームだからこそなおさら必要なのではないか



その点において、田代監督代行には大いに期待したい




しかし、新聞各紙の記事を見る限り、いい流れになっていそうだ


私事だが、負けてしまったが、5/19はベンチ上で観戦をしていた
そのときの試合前の円陣での声が物凄く大きくてビックリした
「ああ、雰囲気が変わったんだな」とヒシヒシと感じた。


また、昨日金城を2番で使ったときの下園に対しての
「競争を激しくするためもある。下園は左投手も苦にしない。ただ、たっつぁん(金城)も右で打っているしね」 
というフォローもうまかった



また、下の記事を見ても、打てなくても前向きな雰囲気になっていることが分かる

ベンチ裏のサロンにいたスタッフやチームサポーターも大盛り上がりで、歓声を上げているところにジョンソン選手が入ってきました。 
前の打席で三振をしてしまったジョンソン選手を気遣ってか、サポーターたちは口々に「ジョンソン、のって行こうぜ! 気持ちを強く持って、頑張れよ!」と 激励の言葉をかけ、ベンチと同じくサロンの雰囲気もとてもいいものでした。 

そのサロンに7回ごろ、内川選手が水を取りにやってきました。 
サロンにいたジョンソン選手を見るなり「DJ、俺らヒット出てないぞ。頑張るぞ!」と、 自分にも言い聞かせるように声をかけていた内川選手。 ジョンソン選手も、「オウ、ガンバルヨ!」と片言の日本語で返していました。 
残念ながら今日は2人にヒットは出ませんでしたが、次の試合では必ず目の覚めるような当たりを見せてくれるはずです。期待しましょう! 



采配面でのアラが今後は出てくるだろうが
久々の生え抜きのスターであり、選手としてだけでなく
コーチとしても何年も横浜に貢献してきた人物

たとえ多少の負けが込んでも応援をしていきたい

posted by baystars1978 |16:23 | 横浜ベイスターズ | コメント(2) | トラックバック(0)
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田代丸に対しての期待

コメント投稿者ID :

はじめまして。
田代さんは、あまり知らなかったので、参考になります。
新聞の記事で、プロに入ってきたんだから長所を伸ばすようにしたい。と言っていました。
横浜のまだ今年終わっていないのに、次期監督候補にトレーシーなる記事を見ると、ほんとこの球団は、学習能力というか、計画性がないというのか、巨人も変わって、進化してるのに、どこまで遅れているのか。

田代さんには、ぜひ頑張って欲しいです。

posted by keroro | 2009-05-22 00:53

田代丸に対しての期待

コメント投稿者ID :

初めまして。横浜に対しての丁寧な記事感動しました。チームに対する愛情って大事ですね。

正直監督が変わってもフロントが同じなら一緒じゃないの?って思っていましたが、前回の勝利時、確かにベンチの雰囲気が変わっていたように感じました。明るくなりましたね。

勿論これからが大変で肝心でしょうけども、チームを良く知っていて、尚且つ二軍とはいえ勝利させている監督さんなら期待できるかも?って願っています。

阪神にもそういう人材が欲しいです(涙)

posted by なおやん | 2009-05-22 04:32

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