2008年09月09日
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
ずいぶんのご無沙汰です さて、大矢監督の去就が騒がれている 個人的には来年も大矢監督でかまわないが これだけ負けている状況での続投は ファンの多くは落胆し、ファン離れが進む可能性がある 続投の場合、来年チームの立て直しに成功したのならばいいが もし来年も最下位に低迷するようだと 深刻なファン離れが進むだろう 大矢監督の続投は危険な賭けと言うしかない さて、前回は巨人の投手陣を立て直したのは 尾花コーチの手腕によるところが大きいと書いた あの記事から約1か月 相変わらず巨人の若手投手陣はチームを引っ張っている もう少しで首位阪神を捕らえようとする勢いだ それでは尾花コーチは巨人投手陣にどんな指導をしたのだろうか? 広岡達郎氏の著書『野球再生』に 尾花コーチの指導方法の例が書いてあったので紹介する 辛口の広岡氏は最近のコーチは優秀な人材が少ないと述べながら その中でもコーチ稼業の基本を身につけている指導者として 尾花コーチの名前を挙げながら、その教え方を褒めている 以下は著書からの抜粋 2005年、巨人の秋季キャンプを訪れて感心したのは投手コーチに就任したばかりの尾花の教え方だった。 投手は投げる際、球を持つ時間が長ければ長いほど、伸びのある球を投げることができる。理屈では分かっているのだが、若い投手は、なかなかこれを身につけることができない。要は、下半身で思う存分上体を引っ張ることが、それにつながる。投手の基本だ。 小学生からずっと野 球を続けている選手たちが、この基本という壁の前で足踏みをする。意識と体の動きが、合致しない。尾花はそんな投手たちにこう切り出した。 「いい球を投げたいだろう。じゃ、どうすればいい。一足半ほど踏み出す足の幅を広げてみようか」 一足半というのは、投手の足のサイズの1.5倍の長さをいう。わずか40センチかもしれないが、これがなかなかできない。投げ慣れてきた幅を変えることは、投手にしてみれば土台から投球を変えるようなもの。戸惑いは隠せないが、尾花の「大丈夫。いい球が投げられる」という自信たっぷりの言葉が、彼らの背中を押す。 シャドーピッチングで実際に試みた投手たちは、顔をしかめた。普段使うことのない筋肉を使って苦しいからだ。「きついです。足が張って」と音を上げる投手が相次いだ。尾花の顔は笑っていた。 「きついよな。投球というのは、きついもの。これまで、そんな思いもせず投げていたということが分ったよな。きついということは、どうすればいい。体を鍛えなくてはいけないということだよ」 まず「どうすれば、良くなる」という目的意識をしっかり持たせる。次に、実践させて、各自の能力を認識させる。そして、当面の課題を明確にしている。尾花は「まだ、お前たちは投球うんぬんという段階ではない。体をつくることが、一番の課題なのだ」ということを、夢を持たせながら説いたのだ。手順といては、実によく整理されている。 「なんだ、お前の下半身は。鍛えなきゃ駄目だ。とにかく強化しろ」という頭ごなし指示に比べると、雲泥の差。訓練の先にある成果をまず提示してやり、頑張るためのイメージを描かせることで、選手のやる気を導き出す。「とにかく鍛えろ」では説得力がない。 理論、知識だけが優秀なコーチの条件のように言われる。もちろん、人を教えるのだから、この二つとも必要条件である。だが、もっと大切なことは、「こうすればうまくなれる」と言い切れる勇気。尾花のアドバイスのひと言ひと言には、確信に近い自信が満ちあふれている。教わる側だって「ついていこう」「コーチを信じてみよう」という気持になる。 なるほどと思った たったこれだけだが巨人の若手投手陣の活躍も分かる気がする 今はやりの『コーチング』の技術を持っているかどうか プロ野球の指導者にも必要なのだ そしてしっかりとした指導技術を身につけているコーチがいれば 若手はすくすくと伸びていくのだ ドラフト上位で入ってきた投手陣が揃いも揃って伸び悩んでいる ベイスターズに一番必要なのはこういった人材ではないか 大矢監督続投はひとまず置いていおいて フロントはコーチの人選を慎重に行ってほしい ネームバリューやチームOB、TBS解説者優先といった 愚にもつかない人選ではなく しっかりとした指導技術をもっているかどうか 人脈をフルに使って調べてほしい そして、これからの監督・コーチは 解説者としていろいろなチームや社会を研究→2軍コーチ・監督として修業→1軍コーチ・監督へ と、指導者としての修業をしっかりつんでいくということを大切にしてほしい 仰木監督、上田監督そして現オリックス監督の大石監督と 指導者として下積みを経験した監督は優秀なことが多い 勝てるチームへ ぜひ改革をしてほしいと願う 最後に尾花コーチが巨人コーチに就任した年のインタビューから 与えられた「投手総合コーチ」という肩書に球団の期待の大きさが表れる。広島と並んでリーグワーストとなるチーム防御率4.80に沈んだ巨人投手陣。その再建に球団が白羽の矢を立てたのが、今季までソフトバンクの投手陣を率いた尾花投手総合コーチだった。ボロボロの巨人投手をどう立て直すか。尾花コーチを直撃した。 ――ここ3年間、巨人のチーム防御率はいずれも4点台。投手陣崩壊が3年連続V逸の大きな原因になった。キャンプで実際に投手陣を見て、不安が膨らんでいるのでは。 「いや、むしろ逆や。ソフトバンクに比べても、巨人は潜在能力の高い選手が多い。特に一、二軍を行ったり来たりしている中間層、この選手たちはホークスに比べてレベルが高い。速いボールを投げるし、逆に驚いたくらいやね。周りからは、大変だぞ、大丈夫か、と言われるけど(笑い)、オレは楽観視してる。まあ、見ていなさいよ。何とかするから」 ――確かに、4年目の鴨志田あたりもブルペンでは凄いボールを投げる。 「内海、真田、鴨志田、野間口……。ちょっとコツを覚えれば、みんな先発で使える。あとは本人たちがどう意識するか。自分で考えて投げるのと、ただ漫然と投げるのとでは、ボールそのものが違ってくるから。ミーティングも大事やろうね」 ◆七、八、九回は大事。抑えをつくらないと ――先発のメンバーがガラリと変わることも? 「今も言ったけど、先発は(人数的に)ぎょうさんおるよ。桑田だって、(先発で)投げられる状態なら使うし、そうでないなら使わない。やっぱり問題は抑え、リリーフやろうな」 ――阪神もロッテも強力なリリーフ陣を武器にリーグ優勝を果たした。 「七、八、九回はやっぱり大事。FA、外国人、トレードが決まってからだけど、抑えも誰かつくらないといかんね。今のメンバーなら、経験のある林、久保あたり。やりくりには自信がある」 ――指導は厳しいですね。このキャンプでも、いきなり真田に「おまえは今のままなら終わり」とガツンとやりましたが……。 「厳しい?(笑い)。でも、オレは選手と食事に行ったり、飲みに行ったりというのは、一切しないからね。それをすると選手に対する判断、評価が鈍る。冷静な判断ができなくなるから、選手とはプライベートの付き合いはしない。これは、(ロッテ投手コーチ時代にGMだった)広岡さんから学んだこと」 ◆V逸なら切腹、ユニホームを脱ぐ ――その広岡元ロッテGMに始まり、ヤクルトでは野村監督、ホークスでは王監督に仕えた。錚々(そうそう)たる顔ぶれですが。 「それが、オレの財産。広岡さんにはコーチとは何たるかを学んだ。コーチ1年目の95年6月にチームが最下位に沈み、広岡さんが、バレンタインには任せられない、と投手交代からすべてを自分に任せてくれた。叱られ、怒鳴られたけど、本当に勉強になった。野村監督からは、配球などバッテリー間のこと、王監督には人間的な大きさを学んだ。オレは本当に上司に恵まれている」 ――巨人のコーチ就任もその王監督の仲介とか。 「家庭の問題があって、辞任を申し入れた。それは了承されたが、王監督から『分かった。おまえは巨人に行け。巨人を立て直してこい』と。ビックリしたけど、王監督が橋渡しをしてくれて、断れる人間は野球界にはいない(笑い)」 ――7年間のホークスコーチ時代、毎年、オフには王監督に進退伺を出していたそうですね。 「本当にオレでいいのかな、と。付き合いが長くなると、なかなか辞めてくれとは言いにくくなるから(笑い)。だから、毎年、自分から、王監督に進退を預けた。常に一年一年が勝負のつもりでやっている」 ――巨人でも気持ちは同じか。 「当然や。オレは優勝しか考えてない。結果を出せなかったら終わり。特に巨人はそういうチームやろう」 ――もし、V逸なら……。 「切腹や! 潔くユニホームを脱ぐつもりでとにかく精いっぱいやる」 ◆尾花高夫(おばな・たかお) 1957年8月7日、和歌山県生まれ。48歳。PL学園から新日鉄堺を経て、77年のドラフト4位でヤクルトに入団。82年から4年連続で2ケタ勝利をマークするなど、ヤクルトのエースとして活躍した。91年に現役引退後、95年からロッテ、97年からヤクルト、99年からダイエー(現ソフトバンク)でコーチを務めた。理論的で厳しい指導に定評がある ゲンダイネット 2005年11月4日 掲載 こういう人材が横浜には必要だ!
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posted by baystars1978 |15:45 |
横浜ベイスターズ |
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ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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ファンより先にスポンサーが離れるんじゃないかな。
そちらのほうが心配だよ。
posted by ベイキチ | 2008-09-09 16:50
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
コメント投稿者ID :
TBSが経営から離れてくれない限り
まともな改革はできないよ・・・(泣)
posted by | 2008-09-09 17:01
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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TBSが経営権を持っていられるのってあと何年だっけ?
それが過ぎるまでは耐え忍ぶしかないだろうね。
大矢を降ろさないのも、無駄な金を使いたくない一心だろうし
posted by T・MAKABE | 2008-09-09 17:43
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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弘田ヘッドコーチ、斉藤明夫、野村、吉田の3投手コーチをクビにすべき。ウッドら外国人全員もクビ。
ヤクルトに土肥、高宮を放出して、五十嵐、萩原と交換。ヤクルトは中継ぎ左腕の補充、横浜はセットアッパーの補強で思惑一致。
大西、金城を日本ハムに放出して、見返りに八木、菊池、内山、紺田と交換。
石井琢、鈴木尚、佐伯、木塚、横山、加藤、川村らは戦力外。
那須野、吉見、真田、山北、牛田、小山田らはトレード要因。
posted by 横浜改革 | 2008-09-09 18:52
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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しかしさあ、どこから大矢続投という発想が出てくるんだろうか。
この成績がコーチのせいで監督の責任は不問?
こういう社会ならトップにならなきゃ損だね。
今一番心配なのは、FA有資格者たちの去就。
たぶんというか間違いなく三浦と相川は出ていくな。
金城はわからないけど。
三浦はいないわ、期待の田沢もメジャーだわで、
来季の投手陣はどーなる?
恐ろしくて考えたくなくなったよ。
posted by ベイよ・・・・・ | 2008-09-09 22:30
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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なんか権藤にもう一度やってもらうのが一番いいんじゃないかと思う。
今年の残りで山口に経験を積ませて、来年のストッパー成長してくれないかなー。それで、寺原の先発固定。三浦の移籍阻止。小林と桑原が先発として順調に育ってくれれば、ちょっとは期待できるよーな気がする。
posted by 地方のサクサカー | 2008-09-09 23:25
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
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コーチを替えてチームが強くなるんだったらね…。
辛抱強く若手を使っていこうという忍耐力がこのチームにはない。
古木、カズノリ、矢野、木村と、このチームは有望な若手をどんどん潰したわな。
そのくせ、チームのバランスを崩してまで大砲に固執した。
その反省のかけらが少しも見えない以上、誰がやったって同じ。
posted by スコッチ | 2008-09-17 08:42
ベイスターズ改革案②「投手コーチについて」
コメント投稿者ID :
ベイスターズの課題は 投手の育成だけでなく,良い投手コーチを育成することも重要だと思います.
伝統的に野手の育成が上手いのは,球団,コーチに育成のノウハウが蓄積されているのではないでしょうか.
優秀な投手コーチを外部から呼び,投手を育ててもらい,
何年か後に投手が引退したら,コーチになって自分が学んだ理論,技術を基に投手を育成する.このサイクルが地道なようでベイスターズを強くする近道ではないんじゃないかな~と.
牛島さんに頭を下げて,現場に復帰してもらいたいな~
posted by heyden | 2008-12-12 17:56
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