2008年04月25日
ゼニトって何?
準決勝まで来て盛り上がるチャンピオンズリーグ(以下CL)。そのウラ、というか大体翌日あたりにやっているのがUEFA CUP。スカパー!でもそこまで放送するものでもないから、「映像としての」情報は皆無と言っていい。 ■UEFAカップとは 細かい定義などはWikipediaに任せる。 http://ja.wikipedia.org/wiki/UEFA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97 簡単に言えば、CLの下のランクの大会ということだ。なお、CLのグループリーグで1・2位が決勝トーナメントに進み、3位はUEFAカップに回ることができる。 日本人では2001-2002シーズンにオランダフェイエノールト在籍時の小野伸二が優勝を経験。 今年CLに参戦したリーガ・エスパニョーラのセビージャが、05-06&06-07シーズンのUEFAカップ2連覇を果たしている。主要リーグ開幕前には「UEFAスーパーカップ」なるものが行われ、CL優勝チームとUEFAカップの優勝チームが戦うタイトル戦がある。 2006年にはバルセロナと戦い、3-0でバルサに快勝している(シーズン前でコンディション調整不良、ワンマッチという状況もあるが) 2007年にはセビージャはミランと対戦、アントニオ・プエルタ追悼試合の趣となった。 ■今季のUEFAカップ 前置きが長くなった。今年のUEFAカップも準決勝まで来た。 スコットランドのレンジャーズとセリエAのフィオレンティーナの組合せ。 そしてブンデスリーガの雄、バイエルン。昨シーズンはブンデスリーガで不覚を取り4位。そのためチャンピオンズリーグ出場権を逃し、UEFAカップに回っている。順調に準決勝まで進んできた。相手はゼニト…ゼニト? FCゼニト・サンクトペテルブルク――ロシア・プレミアリーグのクラブである。 国土が冬季積雪に覆われる関係上、リーグ戦はヨーロッパの一般的な秋→春制ではなく、春→秋の暦年制(3月、ないしは4月ごろ開幕~10月、ないしは11月ごろ閉幕)で争われている。西ヨーロッパ諸国(イタリア、ドイツ、イングランドなど)の新年度のリーグ戦が始まる毎年7~8月ごろには主力選手の流出、終盤に向けた戦力の低下も懸念材料とされている。(Wikipediaより抜粋) ご指摘があった通り、2007シーズン王者のゼニトは来シーズンのCL出場が確定している。よってバイエルンとの対決も大いにありうる。今シーズンは国内では第6節消化時点で10位に沈み、UEFAカップとの兼ね合いに苦しんでいるようだ。ちなみに第30節のスパルタク・モスクワ戦が最終戦の模様(オフィシャルより) ゼニトは今季のUEFAカップグループリーグをギリギリの3位で通過すると、その後ビジャレアル(現在リーガ・エスパニョーラで2位)、マルセイユ、レヴァークーゼンといったCL参戦経験のある強豪たちを倒し、準決勝に駒を進めている。 2006-2007シーズンからオランダのディック・アドフォカート監督が率いている。近年率いたオランダ代表や韓国代表では結果を残せていないという批判はあるが。この繋がりで、韓国代表から引っ張ってきた李浩、金東進が現在も在籍している。 そしてゼニトのスポンサーが、シャルケ04でもお馴染みのロシアの天然ガス独占企業ガスプロムである。ガスプロムのドミトリー・メドヴェージェフ代表取締会議長が、プーチンの次のロシア連邦第3代大統領に就任する、といえばロシアにおける影響力の大きさが分かるかと。 CSKAモスクワがジョーやヴァグネル・ラヴ、ダニエウ・カルヴァーリョといったブラジル代表(または候補)を引っ張ってきているように、ゼニトも今夏に代表・準代表候補を補強するかもしれない。 ■代表とゼニト ゼニトは旧ソ連国家中心に代表を送り出している。 ウクライナ代表DFアナトリー・ティモシュチュクは、2007年にウクライナの強豪シャフタール・ドネツクからロシアリーグ最大の移籍金で獲得した。またローマやインテルも一時期ティモシュチュクに興味を持っていたようだ。 DFアレクサンダー・アニュコフとMFロマン・シロコフが、先日のルーマニアとの親善試合でロシア代表のスタメンで出場。0-3と大敗した。他にはGKビアチェスラフ・マラフェエフ、MFコンスタンチン・ズリアノフ、FWパベル・ポグレブニアクがメンバー入りしている程度だ。しかしゼニトのUEFAカップの頑張り次第ではさらに招集、そしてスタメン入りするかもしれない。 ロシア代表は、EURO2008予選でイングランドを蹴落とし本大会出場。全てはフース・ヒディンクの手腕、といっても過言ではないだろうが、もちろん選手達の頑張りにも期待である。本大会はグループD、ギリシャ・スペイン・スウェーデンと同組だ。ヒディンク・マジックでグループリーグ突破も不思議ではない。ヒディンクはワールドカップ・南アフリカ大会終了まで契約を延長した。チェルシーなど強豪クラブの誘いもあったというが、ロシア代表育成を楽しみにしているようだ。 ■オンライン中継、そして結果は なおUEFAのサイトで(http://jp.uefa.com/)、UEFAカップ準決勝の模様を無料ライヴ配信した。 第1戦はバイエルンのホーム、アレアンツ・アレナで行われた。 18分、フェルナンド・リクセンがゼ・ロベルトにファウル、バイエルンがPKを獲得。キッカーはリベリー。GKビアチェスラフ・マラフェエフが一度ストップするも押し込まれて、バイエルン先制。 しかし60分にルシオがオウンゴールを献上し1-1。 ロシア代表アニュコフという主力を欠きながらも(あちらはトーニがいなかったが)、健闘を見せた。 ゼニトが貴重なアウェーゴールと引分けという結果を手土産に、サンクトペテルブルグに帰還する。第2戦は5月1日。
posted by batistuta |00:52 |
UCL・UEFA CUP |
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