2008年04月02日
Jリーグ第4節、京都vs柏の試合が行われた。23分の李のゴールで0-1で柏が勝利。サンガは今季初黒星で、昨季途中に就任した加藤監督のホーム無敗記録もこれでストップ。
ホームの京都はFWパウリーニョが右足親指の怪我で欠場。中山博貴もFC東京戦に続き登録から外れていた。
アウェーの柏はエースのフランサに、近藤、山根が欠場。
京都は「J屈指のエレベーターチーム」つまり昇格・降格が激しいチームだが、そういう事情も相まってこの柏戦は実に5年とのこと。柏も降格していた時代があり、すれ違って対戦がなかったということだろう。
京都はFW西野泰正を第1戦以来のスタメンで起用するも、監督の思いに応えられない西野は前半のうちにアタリバに代えられてしまう。4-3-3の布陣で挑んでいたが、アタリバ投入でひとまず4-4-2に近い形で戦っていた。
7分、FW徳重がミドルシュートを狙うと、バーの内側に当たり下に跳ね返るような形。ゴールかと思われたが、どうやらライン上のためノーゴール。柏GK南によってキャッチされる。
今日の京都の攻撃は少々いい加減にも見えた。普段は繋ぐサッカーをやっているのだが、安易なロングボールが多くことごとく跳ね返される。落とせたとしても、そのセカンドボールも拾えない。
アタリバはフィジカルで競り合いに強いが、攻撃の際のビルドアップには多少ぎこちなさが見える。中山と組んで、攻撃の舵取りは中山に任せるのが最も良いのだろう。
京都が決められないでいる23分、柏の左SH茂原がアーリークロス。中央で受けたFW李が柔らかくトラップ。京都DF陣は間合いを詰めず、ノンプレッシャーでシュートを打たせてしまった。0-1、柏が先制した。
京都は後半、MF角田に代えFW田原、徳重に代えてFW林を投入し、システムも3-5-2にしてSB渡邊大剛を前に上げて攻撃的に出るが実らず。前半終わり頃からジワジワとボールが繋がっては来るが、決定機を作るまでには至らない。
サイドに出ると増嶋のロングスローにばかり頼る場面もあった。確かに田原投入後は競り合いに勝てる場面が増えるとはいっても、確実な繋ぎを優先させるべきではなかったか。
結局、その後は柏がゲームをコントロールし、虎の子の1点を守りきりアウェーで勝利を得た。またこの第4節は、これまで不調だった川崎・浦和・G大阪が今日は揃って勝ち、順位表で京都を追い越した。当然といえば当然かもしれないが。
パウリーニョ・中山を欠いたが、それはフランサを欠いた柏も同じ。「引き分け、引き分け、負け」とズルズルと悪い流れ。また今週末にあたる川崎はフッキを放出して、歯車がかみ合って連勝中。京都は現在11位、何とか中位をキープしていきたいところだ。
京都・西京極の桜はまだ満開ではないようだ。サンガもこれから満開、といきたいところである。
posted by batistuta |21:53 |
京都サンガ |
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2008年04月02日
チャンピオンズリーグ準々決勝、ローマvsマンチェスター・ユナイテッドの試合が、ローマホームのスタディオ・オリンピコで行われた。
38分にマンUのクリスチアーノ・ロナウドが、今シーズン公式戦トータルで36点目となる先制弾を決める。ローマは幾多の決定機を作るも、枠内に飛ばすことができない。65分にはルーニーに追加点を決められ万事休す。0-2でマンUがローマを下した。
9日のオールド・トラッフォードでの第2戦、マンUは圧倒的なアドバンテージを得た。
■プレビュー
ローマはキャプテン・トッティを左太腿の怪我で欠く。またMFシモーネ・ペロッタはカード累積のため欠場。
GK ドニ
DF マルコ・カッセッティ
フィリップ・メクセス
クリスティアン・パヌッチ
マックス・トネット
MF ダニエレ・デ・ロッシ
ダヴィド・ピサーロ
ホドリゴ・タッデイ
アルベルト・アクイラーニ
マンシーニ
FW ミルコ・ヴュチニッチ
アウェーのマンUは、GKファン・デル・サールが復帰。そしてパク・チソンをスタメンで起用。ファーガソン監督に何か策がありか。
GK エドウィン・ファン・デル・サール
DF エブラ
ネマニャ・ヴィディッチ
リオ・ファーディナンド
ウェズ・ブラウン
MF アンデルソン
マイケル・カリック
ポール・スコールス
FW パク・チソン
ウェイン・ルーニー
クリスチアーノ・ロナウド
■前半 ロナウド、36ゴール目
やはりこの大舞台では両チームともに堅さが見えた。特にローマは落ち着きがなく、普段とは違ってロングボールを放り込む序盤戦だった。やはりトッティという「潤滑油」がないと、少々ギコちない。
対するマンUはファーガソン監督がベンチで余裕の笑み。遅攻といえる堅実さでゆっくりとボールを回しながら、じわりじわりとローマゴールに迫る。
27分にマンUにトラブル。ヴュチニッチと競ったヴィディッチが着地に失敗し、足を捻ってしまったようだ。ジョン・オシェイと交代する。
ローマが何度か決定機を作ったが枠を捉えられない。一方で38分のマンUの攻撃、ルーニーがポストプレイでボールをもらい、右周りにスッとドリブルしローマDFを抜きさる。そして右にボールが流れてスコールズへ。スコールズは中央へフワリと浮かせると、C・ロナウドが稲妻のような速さで侵入し、ヘッドで叩き込んだ。0-1!カッセッティがボールの落下点でクリアを狙っていたが、そこを弾き飛ばしてのゴールだった。
時間が進むに連れて、ローマのギアが回り始めた。41分の攻撃は正にローマらしいものだった。中央のヴュチニッチから左のマンシーニ、その後ろをダッシュで抜けたトネットにパス。トネットは左サイドを深くエグりクロスを上げる。受けたヴュチニッチが、アクイラーニをブロックに使い、左へ抜けシュート。ファーサイドを狙いすぎて、ゴール右へ外れてしまった。
ローマはC・ロナウドをカードなしで、ファウルも少なめで抑えていた。しかし今シーズン全ての公式戦で36点目を挙げた、ロナウドの得点感覚は簡単には止められるものではないようだ。また今日はルーニーが左サイドに入り、ロナウドがトップでプレイしていた。
■後半 後手に回るスパレッティ采配
後半も最初はローマが形を作れてはいた。49分に中央のデ・ロッシから左のヴュチニッチへ。タメた後に走りこんできたトネットにパス。トネットは利き足の左足を振り抜いたが、枠を捉えられず。51分にもトネットはクロスと見せかけシュートを狙いマンUゴールを脅かす。
その後、右サイドからヴュチニッチがロングスローイン。マンシーニがバックヘッドですらしたところにパヌッチが右足で合わせたがフカしてしまった。61分には左サイドのCKにヴュチニッチが頭で合わせるも、GKファン・デル・サールが弾く。メクセスが詰めたが、ファーディナンドが間一髪クリア。
試合が終わってからのハイライトを観たが、ローマは決定機を作ったが、それらを決めきることができなかった。一方のマンUはチャンスをしっかりモノにする。65分、右サイドでブラウンがゴール前へ大きくクロス。ファーサイドへ流れたが、パク・チソンが追いつき中央へ折り返し。GKドニが飛びつくも弾いてしまい、そこをルーニーが押し込んだ。0-2。ローマにとって絶望的な追加点が入ってしまった。
その後も、ロナウドとルーニーは2人でローマDFを翻弄する。2人で引きつけてマイナスにパスを出してカリックのミドル。ルーニーが下がってテベスが入り、テベス&ロナウドで崩しにかかる。3点目が入ってもおかしくなかった。
ローマは苦し紛れのシュートやロングボールが増え、得点が入る雰囲気にない。オリンピコの観客も帰りだした。結局その後はマンUが落ち着いてゲームをコントロールして、0-2で先勝したのだった。
■総括 あまりにも大きかったトッティの不在
ヴュチニッチは今日かなり気負っていたのではないか。いつも通りやっているように見えても、内面はプレッシャーに押し潰されそうだったに違いない。普段はキープ力の高いトッティに預けて、他の選手が安心して飛び出せるのだが、今日はその押し上げも少なかった。ペロッタ不在もそのあたりが響いている。
何度も決定機を作るが、枠内に飛ばすことができなかった。一方でマンUはここぞという時に決めたロナウドとルーニー。ライアン・ギグスを使うこともなく、余裕の勝利と言える。また運動量の多いパク・チソンを右サイドに配したことはトネットを牽制する意味でも、ファーガソンの「当たり」の采配だった。
逆にスパレッティ監督の采配は今日は冴えなかった。普段国内リーグで出場時間の限られているアクイラーニを慣れないトップ下で使い、点を取りに行かなければならない時間帯で、攻撃の軸の一人のトネットを下げてシシーニョを投入した。アクイラーニを下げてエスポージトを入れても、短い時間で逆境を打破できるものではなかった。
ローマにのしかかる大きな「アウェーゴール2点」。プレミア最小失点の堅守を誇るマンUから、オールド・トラッフォードで1-3で勝てるとは到底思えない。2-0で延長を乗りきり、PKで…という絵も想像がつかない。もしトッティとペロッタが戻ってきてもかなり難しいだろう。
4月9日の第2戦、ローマにとっては「Mission Impossible」か。
posted by batistuta |21:51 |
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