2008年03月27日

良いところなく日本、バーレーンに敗戦

 
 ワールドカップアジア3次予選の第2節、バーレーン対日本の試合が行われた。場所はバーレーンナショナルスタジアム。日本は前半はほとんど展開を作り出すことができない。後半になって少し前線にボールが回るようになったものの、決定機を作れずじまい。バーレーンは幾度かチャンスを作りだし、76分には最終ラインから一気に最前線にフィード、中央へのクロスをGK川口が弾いたところを絶対エースハサン・フバイルが頭で押し込んだ。
 これで日本は2位に後退。バーレーンに首位にとって代わられた。
 次節は6/2にホームでオマーンを迎え撃つ。バーレーンへのリベンジは6/22の最終節まで待たなければならない。

 
 ■敗因は?
 何が悪かったのか? 

 ピッチコンディションか?いや見ている限りはそこまで悪影響ではなかった。何より今までやっていた、ワンツーでの崩し、オフザボールの動きなどがほとんど見られなかった。前半、日本の2トップはほとんどボールに触れていなかったのではないだろうか。 

 新しいボールか?いや影響は少ないはず。 

 アウェーだから?いや東アジア選手権の方がよっぽどヒドかったし、こちらはかなり穏やかだった。中東のパーカッションと歌声が鳴り響くくらいで、激しいブーイングはほとんど聞こえなかった。 

 バーレーンの監督、ミラン・マチャラの采配…だろうか?様々な中東クラブを渡り歩き、日本を知り尽くしているということだったが。 

 その前にバーレーンが強かったか、と言われるとやはりアジアの1国という印象だ。稚拙なミスも多かった。自陣ペナルティエリアで明らかなバックパスをGKがキャッチ(確かに故意ではないが…)。低いボールをクリアするのに無理矢理頭でクリアしてCKにしたり。FKを蹴る前に飛び出してイエローをもらう、というのも最近はあまり見ない反則だが…。 

 ナイジェリアから帰化し注目されていたアブドラ・ババ・ファタディが、45分に中央でドリブル突破を仕掛けた。なるほど、独特のリズムに加えてモーション小さくトーキックでゴールを狙ったのは面白かった。でもここで問題なのは、左サイドにバーレーン選手がオーバーラップしているでもなく右サイドに偏っていたこの場面、日本選手は守備に4人がいたのに、誰もチャレンジすることも間合いを詰めることもなく、フリーにしたことが問題だ。 

 後半開始直後から、バタバタとバーレーン選手が倒れ始める。時間稼ぎでも何でもなく、本当に足がつっているようなのだ。プレスが強かったか?いや1月に親善試合で戦ったチリ代表の方がよっぽどプレスがきつかった。 

 76分についに試合が動いた。バーレーンのCBがロングフィード。左サイドにイスマイル・ハサンが抜け出しトラップ。中央へ鋭いクロスを送るとGK川口がクリア。しかしクリアが弱く、ポジショニングの良かったアラー・フバイルがヘディングでゴールへ押し込んだ。 
 解説の松木氏は「ハンドですよ!」と連呼していたが、それはおそらく問題じゃない。胸トラップにも見えるし、主審からは完全に死角だった。川口の判断ミスとも言えるし、弾いてからの2人のDF、中澤と阿部?はボールウォッチャーになっていた。 
 ハンドかかなり微妙だったが、ミスジャッジはつきものだしそこで集中力を切らせてはいけない。審判の笛が鳴るまでは勝手に自己判断してはいけないのだ。 

 バーレーンは他にもポスト脇へのシュートや、ポスト直撃もあった。 
 最後は焦る日本FW2人を、まるまるオフサイドトラップに陥れてジ・エンド。 

 日本はどうだったか?特筆すべきものは何もなかった。どう贔屓目に見ても。 
 バーレーンの複数の選手が足をつっても、日本が運動量で崩した場面もなかった。 
 バーレーンは細い選手が多い印象があったが、日本がフィジカルで勝った場面もなかった。 

 何かモヤモヤしたものが残る試合だった。 
 もちろん日本を応援している。しかし「良いサッカーをした方が勝って欲しい」というのが自分の考えだ。
 そして今日は間違いなくバーレーンが良いサッカーをした。

posted by batistuta |01:52 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(1)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加