2008年05月21日

1試合でも多く トゥーロン 日本vsオランダ

 
 トゥーロン国際大会2008、日本vsオランダの試合がスタッド・マヨルにて行われた。
 64分に李が決めて日本が1-0で勝利、初戦を白星で飾った。 


 ■トゥーロン国際大会とは
 フランス南部トゥーロン近辺の都市で開催される、U-21世代のサッカーの国際大会。 若手有望株を探しに、欧州クラブのスカウトが集結するとか。

 思い出すと、昨年のドイツワールドカップの前行われた同大会において、U-20日本代表が「デカモリシ」こと森島康仁の2発でU-21ドイツ代表を破ったというニュースを見た覚えがあった。
 
 今回は夏の北京五輪を前に、テストマッチを兼ねた海外遠征になる反町ジャパン。今回の布陣は;

 GK 西川 周作
 DF 伊野波雅彦
    森重 真人
    水本 裕貴
    田中 裕介
 MF 梶山 陽平
    細貝  萌
    水野 晃樹
    本田 圭佑
    谷口 博之
 FW 李  忠成

 18日に所属の清水で試合があった青山 直晃はベンチスタート、結局出番はなかった。森本 貴幸も18日にローマとのセリエA最終戦に出場したことと、システム上の問題もあると思うがベンチスタート。
 柏木陽介はケガで招集外、内田・長友・香川・安田はA代表でキリンカップを戦うようだ。

 オランダのスターティングと交代メンバーは以下の通り。

 GK クルル (ファルカーク)
 DF ヒアーイ(フローニンゲン)
    クーンデルス (AZ)
    ファン・アイデン (PSV) ⇔サルポン (アヤックス)
    フルーレン (VVV)
 MF フォルメル (AZ)
    ドナルト (アヤックス)
    ヤンセン (ローダ)   ⇔キヴヴ (NEC)
 FW ジョージ (ユトレヒト)
    プーポン (ヴィレムII) ⇔イダブデライ (NAC)
    アグスティエン (AZ)    

 ■ガラガラ
 日本の応援団の声がハッキリと聞こえる。しかしその数も多くはない…いや数十人、あまり映っていなかったので分かりにくかったが十数人レベルかもしれない。
 他の観客も合計して500人いたかどうか。ボールボーイすらいない状況で、淡々と試合が進んでいった印象だ。

 オランダのスターティングメンバーを見ても誰も分からない。少し調べても、良くてクラブチームの控えレベルだ。それもそのはず、U-23オランダ代表はスウェーデンの4カ国トーナメントに参加しており、トゥーロン国際大会はリザーブチームで参加ということだった。

 「(今日の相手はベストより2段階位下という感じだが?)いや、2段階もしくは3段階ぐらい下なんじゃないかなと思います。その中でもいい選手も試合に出ていた。ただ、チームとしてオランダは活動していなかったと思うので。シーズンも終わってますし、プレーオフのあった選手、なかった選手もいて、コンディションのバラバラさも考えると、俺たちより悪いんじゃないかなと思いました」
 と、本田圭祐は試合後に語っている。


 ■試合の印象
 試合は印象が少ないものだった。コンディションの上がらない両チーム、決定機も少ない…と何とも書きにくい。

 目立ったのはまず本田圭祐。14分、日本の攻撃時、ゴール前でオランダDF二人を引きつけ足裏を使って、フリーの谷口にパスをした本田のプレー。それに落ちなかったが、直接FKでブレ球を狙ったところ。

 そして李は、64分の得点シーン。GK西川の正確なゴールキックから前線へ。谷口が競ったところからポイントが外れ、大きく弾んだところにうまく李がトラップ。そしてDFファン・アイデンをかわし、左足アウトサイドでコンパクトにプッシュしての見事なゴールだった(J1京都vs柏戦で決められたことを少し思い出してしまったが)
 68分には自陣から水野がロングフィード、李は胸トラップしてゴールへの動きを描いたが、2人目のDFのカヴァーに会いゴールならず。

 ベビーフェイス細貝のフィジカルの強い当たりも効いていたし、田中裕介と伊野波の上がるタイミングも良かった。
 オランダにあまり連携が感じられず、身体能力でぶつかってきていた感があったが、その中でも森重・水本のCBコンビの競り合いは負けていなかった。


 ■システム・選手起用
 五輪予選の試合を毎試合観ていたわけではないので、大きいことは言えないが李のワントップが固定されてきているようだ。李はこの試合でもキッチリ得点を決めてみせたし、もらう時の動き、その後の動きと良い動きを見せている。この日はトラップが大きくなってしまうことが多かった。
 そして初招集の森本。カターニアvsローマ戦を見たが、その時も同点弾に繋がる動きを見せたいたし、この日も存在感が他の選手より一際目立っていた気がする。
 同じく初招集で、注目のエスクデロは出番なし。
 
 反町監督は、「特にシステムにこだわってやっていく必要はないですから、とりあえず目先のゲームに一番いい形・戦い方、日本らしいゲーム、それを考えてやっていくと思います」と語っているため、グループリーグ第2戦・第3戦でどう変えてくるか注目だ。

 次は地元のフランス戦。今日よりは観衆も増すだろうし、アウェー感が出るだろう。大金払って日本国内で親善試合をするよりも、海外遠征の方が選手には良い。国内では収入面・興行面が大きい。ただ今回のオランダがリザーブチームになってしまったのは本当に残念。
 フランスも2軍メンバーを使うなどあまり変わらないかもしれないので、遠慮なく勝って1試合でも多く戦って経験を積んでほしい。

 そして決勝トーナメントに駒を進めて、是非ともイタリア代表と対戦してほしい。前回の記事でも取り上げたが、セリエBに降格してしまったパルマ・エンポリのメンバーが多くいる。セリエAチームから声がかかるように、この大会で奮起する可能性もある。
 このオランダ戦でも日本が1点取ってから、オランダの前への圧力が強くなった。そのような状況を作ることで、日本の成長に繋がるだろう。

posted by batistuta |18:25 | 日本代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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U-21ドイツ代表に勝った日本代表はU-20です

posted by a | 2008-05-22 08:51

Re:

aさん<
ご指摘、有難う御座います。修正いたしました。

posted by 管理人 | 2008-05-22 11:11

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