2008年06月12日

U23 日本vsカメルーン

  
 北京五輪に向けてU-23の対戦、日本vsカメルーンの試合が国立で行われた。
 8分の梅崎のクロスに、森本がフリーで合わせるも外してしまった。後半にも何度もチャンスを作り、最後は水野のフリーキックがバーを叩いて試合終了。
 北京五輪招集18人選抜の意味合いもあったこの試合、サバイバルレースを生き残るのは誰になるか。


 ■プレビュー
 北京五輪グループリーグでナイジェリアと戦う日本、そして韓国と戦うカメルーン。お互い、両者の仮想敵国に打ってつけとなったこの試合。

 日本はトゥーロン国際を5試合戦い抜き、様々なメンバーやシステムを試すことができた。しかし終盤での失点が目立ったり、最後の2試合は得点できなかったりと多くの課題が見えた試合でもあった。
 この日、細貝萌がケガのためメンバー入りせず。

 GK 西川 周作
 DF 森重 真人
    吉田 麻也
    水本 裕貴
    田中 裕介
 MF 梶山 陽平
    本田 拓也
    本田 圭佑
    谷口 博之
    梅崎 司
 FW 森本 貴幸

 対するカメルーンは、欧州でプレーする若武者たちのチーム。しかしクラブで主力になっている選手はあまりいないようだ。
 JFAのHPでの選手情報
 バルセローナのサミュエル・エトオがオーバーエイジで合流するという話がある。エトオは、パトリック・エムボマやピエール・ウォメらと2000年のシドニー五輪で優勝している。


 ■前半
 日本の守備と運動量が良かったのか、カメルーンが良くなかったのか。
 欧州シーズンは終わっており、しかも主力ではないであろうことからコンディション不良はあまり考えられない。そして8日に来日しているので、ある程度の時差調整もできているはず。
 しかしカメルーンに迫力が見られない。この日、チャンスらしいチャンスを作ることができず、スピードを感じるプレーをあまり見せなかった。

 開始早々、本田圭祐が挨拶代わりの直接FKを見せる。
 その後の9分には、ロングボールをバックヘッドで繋がれたボールを梅崎が受けて右サイドに持込みクロス。森本は押し込むだけだったが、これを左に外してしまう。

 4バックではあるが、左SBの田中が高い位置を保つため、日本の攻撃時は3バックに近い。同じ左サイドの本田圭祐が中に絞り、空いたスペースを田中がオーバーラップ。明確に形になっていたのは25分の場面。田中のクロスを、梅崎がしっかりと抑えたシュートで枠に飛ばしたが、これはGKがセーブ。
 なお上がる田中のスペースをしっかりカバーして守ったCB吉田の好守が光った。強いマンマークで、カメルーンの攻撃の芽をつぶしていたと思う。

 カメルーンの最大のチャンスは30分の右CK。ニアで弾いて浮いたボールを、ケンドが頭で押し込もうとしたが西川が右手一本で弾いてキャッチングした。


 ■後半
 カメルーンは後半開始時に3人を一気に交代するなど、どんどんと選手を代えてくる。6人交代枠を早めに使って確認したいようだ。
 対する日本はチャンスを作れているがために、様子を見つつ最初の交代は63分の森本と李の交代だった。4-2-3-1のシステムは基本的には崩さず、ワントップを挿げ替えた。さらに梅崎に代えて水野を投入。

 李と水野が入り、それぞれにシュートチャンスがあった。しかし両方とも少し遠い難しいシュートであり、かつ横にはサポートプレーヤーが上がっていた。69分の李のシュートの時に右に谷口が、76分の水野のシュートの際には右にオーバーラップしてきた森重と、そして中には李がいた。
 「積極的なシュート意識」と「崩してのシュート」、選択は難しいところ。

 18人の最終選考に、戦前に最も過敏になっていたように見える水野は縦の突破、飛び込む李に合わせるFK、そして最後の直接FKと見せ場を作れていたように思える。

 
 ■総括
 目の前のカメルーンと戦うよりは、自分たちとの戦いといった印象の試合。それにカメルーンの実力はこんなものではないとは、選手たちが一番分かっていると思う。
 本田圭祐と田中の縦のコンビネーションは悪くなかったが、ここに長友が入ることになるのか。「タメをつくることができるFWが必要」との声も、トゥーロンの前後から選手間にあるよう。8日にここ、国立競技場でFC東京の平山がハットトリックを決めた。滑り込みで入ってくるか?
 そして大久保を初めとするオーバーエイジ枠の選手たちの噂。3人フルに使うのか、どのポジションに使うのか。興味はつきない。

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posted by batistuta |23:32 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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