野球選手のためのスポーツ栄養・食事学

野球選手の補食、やみくもに食べてない?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今年の高校野球も今日から2回戦が始まりました。1回戦でもたくさんの激闘が繰り広げられ、様々なドラマを見せてくれました。特に今年の高校野球では非常にたくさんの好投手が活躍している印象です。

そんな好投手の一人として注目を浴びているのが岡山・創志学園高校の高田萌生投手。今日行われた2回戦・盛岡大付属高校戦では、今大会最速の152km/hを記録しました。全く上半身の力感がなく、しなるようなフォームから投げるスピードボールは我々を魅了してくれました。

残念ながら乱打戦の末、創志学園高校は敗れてしまい、高田投手の夏は終わりましたが、おそらく今秋のドラフト上位で指名されることは間違いなさそう。彼の今後の活躍が大変楽しみです。

さて、そんな創志学園野球部の食に関する取り組みが、日刊スポーツの運営するサイト「アスレシピ」のコラムに掲載されていました。

登録外選手が部活中にうどん作り、補食でサポート/創志学園野球部

創志学園高校では、練習の合間の補食としてうどんを取り入れることで身体づくりを行っているようですね。エネルギー消費量が多い高校野球選手では補食で不足するエネルギーを補うことは欠かせませんので、このような意識づけや取り組みは大変素晴らしいと思います。

ただ、この「補食」はただ闇雲に何かを腹に詰め込んで空腹を充たせばいい、というものではありません。特に選んだものとその摂取タイミングを間違うと、消化不良で練習効率を落としてしまう可能性もあります。

また、運動というのは体内のホルモンや筋たんぱく質合成のシグナルなど、ダイナミックに生理的動態を変化させる刺激になります。この運動刺激に伴う生理的変化のタイミングに合わせて適切な栄養補給を行うことで、練習効率を高めたり身体づくりを効率化させたりする効果を期待することができます。

次回ブログでは、運動のタイミングに合わせた適切な補食について考えてみたいと思います。

《ブログ著者》 安藤大貴(あんどうひろき) 愛知県出身。至学館大学健康科学研究所特別研究員。管理栄養士。至学館大学大学院健康科学研究科修士課程修了後、現職。主に野球競技者を中心に競技力向上を目的とした食育活動や研究活動に取り組む。野球選手の食事を通じた身体づくりやコンディショニングが専門。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:
スポーツ栄養学
補食
高校野球

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

2016夏の甲子園 第7日【スポーツ えっせい】

第98回選手権・大会第7日の4試合【高校野球観戦日記】

2016年選手権 6日目結果及び7日目予想【野球傍目八目】

ブロガープロフィール

profile-iconbaseball-dietitian

安藤大貴(あんどうひろき)
愛知県出身。至学館大学健康科学研究所特別研究員。管理栄養士。至学館大学大学院健康科学研究科修士課程修了後、現職。主に野球競技者を中心に競技力向上を目的とした食育活動に取り組む。またその傍ら、スポーツ栄養学の視点から野球競技者の競技力向上に関する研究活動も行う。スポーツ栄養サポートを通じた野球選手の身体づくりやコンディショニングを専門とする。
  • 昨日のページビュー:31
  • 累計のページビュー:13031

(06月20日現在)

関連サイト:

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 野球選手の補食、やみくもに食べてない?
  2. 白米に偏りがちな野球選手たちに参考にしてほしい食事の献立
  3. 今や常識となった運動後のたんぱく質摂取。その新たな効果とは!?
  4. スポーツとお酢
  5. 「野球選手のためのスポーツ栄養・食事学」ブログ開設!
  6. 身体づくりに悩む野球選手をサポートする画期的システム!
  7. 【文献情報1】n-3系脂肪酸による創傷治癒の促進に関する研究
  8. 【文献情報2】n-3系脂肪酸の摂取と靭帯治癒との関係

月別アーカイブ

2017
06
2016
09
08
06
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年06月20日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss