2010年02月23日
今号の表紙:ミランに勝った4日後、エバートンに敗れたルーニー
ROONEYTOON:ルーニー劇場
過去4戦4敗のサンシーロで2得点、勝利したミラン戦と、感情がいつも先走る古巣のホームで無得点、敗北したエバートン戦。ルーニー次第でストーリーも結末も変わる、現マンチェスターUを象徴する1週間だった。昨夏あっさり主役の交代を発表。6年前、翌年の予算を使ってまで呼んだ男にチームを託す―― ファーガソンの頭にあった筋書きはその通りに進み、24歳になったFWはすでにシーズン自己最多の25ゴールを記録している。しかし一方で、終盤戦を前に際立ってきた、得点すれば17勝1分、しなければ4勝4分8敗という依存度の高さ。献身的な脇役は大勢いても、昨季まで彼が務めた“準主役"のいないチームに、もしも、の不安は拭えないが。
今週のfootballistaは24日(水)発売です。

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2010年02月16日
今号の表紙:CLセビージャ戦でぬるくない洗礼を受ける本田
Como una moto:まるでバイクのようにワクワクしている
スペインでHONDAと言えばバイクだ。オランダのVVVからCSKAモスクワへ移った日本人選手のことではない。酷寒のロシアを離れ、リゾート地マルベージャでのびのびとCLデビューを待つ本人には関係のないことかもしれないが、2月24日と3月16日のセビージャ戦は、またもや“スペインに挑戦する日本人"という構図。それも欧州有数のフィジカルと技術を擁す強豪との真剣勝負と、先人たちよりもハードルは高い。セビージャが彼を特別視する理由は何もないが、同じ日本人としては、通りがいいはずの彼の名がサッカー人として見直されることを期待したい。“バイクのように"とは激しい興奮状態を意味する口語表現。ワクワクしているのは彼だけではない。
今週のfootballistaは17日(水)発売です。

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2010年02月09日
今号の表紙:アーセナルを優勝争いから閉め出したドログバ
Shut up:黙れ!
赤子の手を捻(ひね)るようだった。プレーを満喫する若者たちを、仕事人のオッサンがきっちり懲らしめた。前半3本のシュートで2点。あっさり先制、しっかりダメ押し。その後はラインを下げてボールを譲り、相手を走らせながらもゴール前は網を絞って、安全・省エネで逃げ切った。それにしても、若者たちの無邪気さはどうだ。野次を黙らせるアシストをテリーに許した、1点目のノーマークぶり。2点目でアネルカにつられてドログバへのマークが遅れ、一発の切り返しで吹っ飛んだクリシと、ランパードを自陣から独走させたセンターラインの守りのドタバタぶり。完封、完敗。差は大き過ぎた。
今週のfootballistaは10日(水)発売です。

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2010年02月02日
今号の表紙:エジプト3連覇の立役者、GKエル・ハダリとFWジダン
SUPERNATURAL:常識を超えた何か
アフリカ勢同士の戦いを見ていると、感覚が麻痺してくる。同じレベルゆえに差が見えにくい。両方とも超人なので、あのスピード、跳躍力、独特のリズムが当たり前に思えてくるのだ。だが、いざ彼らと直接対戦すると、常識を超えた何かを思い知らされることになる(今までの日本代表の選手たちも、口々に事前のスカウティングと実際に対峙した際の感覚が異なると語っている)。ベースとなる身体能力が違うので、そもそものプレー選択がすでに異次元なのだ。何をやってくるのかまったくわからない怖さがある。しかし反面、ネーションズカップのコートジボワールのように、期待すると見事に裏切るのも得意技だ。6月の南アフリカで世界が目撃するのは、どちらの“ 驚き"だろうか。
今週のfootballistaは3日(水)発売です。

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