2009年09月29日

欧州各国リーグ、日本人選手たちに居場所はあるか? 掛け値なしの評価を探る

今号の表紙:ゴールこそすべて。それ以外は気にしない森本貴幸

Il predatore dell'area.:ペナルティエリアのプレデター(捕食者)

DFラインぎりぎりで息を潜め、ボールが出た瞬間に一気に襲いかかる。チームの中央、最前線に一人残る森本は、ただひたすらゴールのみを追い求める。守備者の視界から消える巧みなオフ・ザ・ボール、オフサイドを逃れる鋭いバックステップ、そしてゴール前では常にこぼれ球を狙う貪欲な姿勢。その姿はまるでイタリア人ストライカーそのものだ。出場5試合3ゴールは偶然ではない。彼の仕事場は、あくまでペナルティエリア内。チームもそれを許容している。点を獲るか獲らないかのシンプルな評価基準。海を渡って4年、現地のスタイルを丸ごと飲み込んだ和製プレデターが誕生しようとしている。

今週のfootballistaは30日(水)発売です。

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2009年09月23日

CL開幕! 初戦を検証&次節プレビュー。そしてマンチェスターでは衝撃の結末!

今号の表紙:マンチェスターダービーで決勝点を挙げたオーウェン

Welcome to Manchester:ようこそ、マンチェスターヘ――

―― 開幕前の市内、“寝返り”テベスが主役の巨大ポスターに掲げられた歓迎メッセージ。この青い挑発は直接対決の最後の最後、今夏この街にやって来た“元花形”に送る赤い賛辞に変わった。飛び出し、トラップ、フィニッシュとすべてが「らしく」そして完璧な初仕事は、開幕4連勝で意気揚がる成り上がり者に「まだまだ格下」との烙印を押す一撃だった。レギュラーの確約もなく基本給は控えレベル以下。だが、世間の悲観的な声に「ギャンブルじゃない」と復活を信じた監督の誘いに二つ返事で応じ、ベンチ要員という新たな感覚を受け入れた29歳は、今では常に「(登場後)2分で試合に順応する」準備をしている。「人生のハイライトの一つ」としたゴールで、一部にあったブーイングも止むことだろう。檜舞台で7番が10番を食う、ユナイテッド伝統の構図は今季もまだ、確実に見られそうだ。

今週のfootballistaは24日(木)発売です。


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2009年09月15日

欧州各国リーグ本番、CL開幕節の見どころは? W杯予選、マラドーナの運命は?

今号の表紙:ヘタフェ戦で1ゴール1アシストのイブラヒモビッチ

El mejor delantero? o el peor negocio?:世界最高のFW? それとも最低の商売?

「エトーは世界最高のFWだ。去年イブラヒモビッチがそうだったように」は「常に私の選手が世界一」と言うモウリーニョの言葉だ。開幕2戦2ゴールのイブラヒモビッチと3戦3ゴールのエトー。チームを交換した2人の大活躍で、このトレードを「大成功」と評する向きもある。が、忘れてはいけないのは、両者にはベンゼマ1人分以上 ― 4500万ユーロ(58億5000万円)。ベンゼマの移籍金は3500万ユーロ ― もの差があること。インテルとバルセロナファンが問う「どちらが上か?」の答えは、16日のCL直接対決でひとまずの決着を見るだろう。しかし、エトー+巨額の移籍金を払ったラポルタ会長への「世界最低の商売」という批判はぬぐえそうもない。

今週のfootballistaは16日(水)発売です。


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2009年09月08日

開幕間近、CLグループリーグ展望&全チームガイド。列強たちに死角はあるか?

今号の表紙:目の前で宿敵にW杯行きを決められたアルゼンチン

Hombres al borde de un ataque de nervios:神経衰弱ぎりぎりの男たち

こんなにくっきりした境界線、こんなにあっさり決まる勝負は想像していなかった。情け容赦ないドゥンガとのガチンコ勝負に、いとも簡単に屈した。就任から10カ月、いまだその骨格もポリシーもアイデンティティもないチーム。それでもマラドーナは、「絶対に辞めない」し「悩んでもいない」。しかし、故郷での90分を消え入るような声で振り返ったメッシ、「ファンに謝りたい」と残したベロンのように、3敗を黙認されてきた英雄の下で批判の矛先となり続けた選手たちは、結果同様に精神もぎりぎりの状態にあるはず。9日のパラグアイ戦で敗れれば、「彼はマラドーナだから」という、男が監督でいられる唯一の正当性を失う。沈黙を守ってきた国民も、もはや神経衰弱寸前だろう。

今週のfootballistaは9日(水)発売です。


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2009年09月01日

09-10リーガ開幕、それぞれのスタート。去りしロッベンはバイエルンで大爆発!

今号の表紙:ロッベンとリベリ、バイエルンに初勝利をもたらす

UNREAL DEBUT:信じられない初登場

戦力は断トツ、モチベーションも十分、経験豊富な指揮官もいる。プレシーズンには批評家たちから「優勝候補の大本命」と太鼓判を押されたバイエルンだったが、蓋を開けてみると開幕3節で2分1敗の12位と低迷。南ドイツには、早くも批判の風が吹き始めた。そんな中で迎えた昨季王者との一戦。プレッシャーにさらされるチームを救ったのは、2人のドリブラーだった。前日にレアル・マドリーを離れたばかりのロッベンは、初出場で2ゴール。膝のケガから戻ってきたリベリも、今季デビュー戦を2アシストで飾った。初登場で鮮烈なインパクトを残した2人が着ていたシャツが「白」ではなく「赤」だったことに、バイエルンのファンは大いに溜飲を下げたことだろう。

今週のfootballistaは2日(水)発売です。


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