2007年08月31日

セリエAのススメ

先週末の25日、ついにセリエAが開幕しました。実は私、今シーズンからイングランド担当からイタリア担当に代わりました。だからと言う訳ではないですが、今シーズンのセリエAは、かなりオススメです。「レベルの高い混戦」とでも言いましょうか、かつての7強時代を思い起こさせるような上位陣の充実ぶりが目を引きます。

ヨーロッパ最高の選手層を誇るインテル、昨シーズンのCL王者ミランは言うに及ばず、表舞台に復帰したユベントスは内容的には課題はあったものの、開幕戦を5-1の大差で滑り出し、強敵パレルモを下したローマは圧巻の内容に、たった1試合を終えたばかりなのに各方面から賞賛の声が集中し、本人たちが困惑しているほど(これもイタリアらしい高度な駆け引きなのか!?)。そのローマに敗れたパレルモもアマウリ、ミッコリの強力2トップを中心にチャンスを作り、可能性のある戦いを見せてくれました。

CL本選出場を決めたラツィオは選手層に不安があり正直ちょっと先行き不安ですが、ブランデッリ監督の下で洗練された組織サッカーを見せるフィオレンティーナはパッツィーニ、モントリーボなど成長著しい若手が多く、カンピオナートはもちろん、本気で狙いに行っていると言われるUEFAカップでもダークホース的な存在になりそうです。その他、カッサーノが加わったサンプドリア、6シーズンぶりにセリエAに復帰した南部の英雄ナポリなど、一見の価値あるチームが盛り沢山です。

最後に忘れてはいけないのが、カターニアの森本。開幕戦でいきなりリーグ初先発し、1ゴール1アシストの大活躍。29日に行われたコッパ・イタリア3回戦では1トップ(開幕戦では[4-2-3-1]の2列目左MF)としてスタメン出場し、得点こそなかったものの、チームの4回戦進出に貢献しました。今シーズンは、久々にイタリアでコンスタントに活躍する日本人を見られそうな予感です。

イングランド担当だった昨シーズンはCLベスト4のうち3チームを占める快挙を達成しましたが、イタリア担当に代わった今シーズンは密かにイタリアの年が来ないかと妄想しています。いや今年のイタリア勢は本当に来ますよ。インテル、ミラン、ローマの3チームは客観的に見ても、現在のヨーロッパでトップクラスです。

リヨンは落ち目ですし、レアル・マドリーはまたチームを一から作り直し。怖いのはスペインのバルセロナとバレンシア、あとはイングランドのアーセナルを除く3チームくらいですね(特に警戒すべきは隙が少ないリバプール)。セビージャは強いと思いますが、ここ数シーズンの過密日程がたたって決勝トーナメントに入ったあたりで息切れしそう。昨シーズンはイングランド、そして今シーズンはイタリアの年。これ忘れないでくださいね。

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posted by 『footballista』編集部・浅野賀一 |19:08 | トラックバック(0)
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2007年08月28日

新天地バイエルンで絶好調のリベリ

What's My Name
:俺の名前を言ってみろ

リベリがキレているらしい。ブンデスリーガ史上最高の移籍金の男は、早くもバイエルンのアイドルになったらしい。皇帝ベッケンバウアーさえも、リベリのプレーに夢中らしい。
だが、我われは、彼の姿を見ることができないでいる。洪水のように言葉を浴びても、伝わるものはあまりにも限られている。一人のプレーヤーがキャリアの高みに上ろうとする瞬間の、あの二度と訪れない躍動感・・・。目撃することのできない歯痒さを感じている。

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posted by PR担当 |14:07 | トラックバック(0)
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2007年08月20日

欧州リーグ開幕に寄せて

このオフシーズンは、一時帰国した海外在住ライターの方々とお会いした。みなさん一様に口を揃えるのがこの暑さ。高い湿度は毎年のことだから我慢するとしても、この気温はあんまりだ。夏も盛りを過ぎたヨーロッパに戻るみなさんがうらやましい。

ヨーロッパの本格的なシーズン開幕を間近に控え、オフシーズンは隔週で発行してきた『footballista』も、いよいよ週刊に戻る。一足先に開幕したフランスでは、リヨンの一強体制に黄信号が点り、スコットランドではアジアカップで調子がいまひとつだった中村が早速FKを決め、イングランドではエリクソン新監督のマンチェスターCが開幕3連勝。そして今週末にはスペインとイタリアが開幕する。

例年になく移籍市場が活発だったのがスペイン・リーガエスパニョーラだ。レアル・マドリーは優勝監督カペッロのクビを切り、後任をシュスターに委ねたものの、プレシーズンとスーパーカップの結果を見る限り前途は多難。開幕する前から解任論が飛び出す始末である。“魅力的”なサッカーが実現するまでシュスターはプレッシャーに耐えられるか。そのへんも序盤戦の見どころの一つになりそうだ。
効果的な補強をしたバルセロナも、ハードなツアーの影響で開幕ダッシュは厳しそう。個人的には、バレンシア、セビージャあたりが飛び出す展開が面白いのではないかと思っている。

さて、こちらはいわゆる“みそぎ”を終えたイタリア・セリエA。今季もインテルに死角見当たらないが、インテルというチームの性質を考えると、あの情熱がそんなに長く続くとは思えない。追う立場のミランは、今のところビッグネームの獲得こそないが、オフをしっかり休めたことで昨季の前半戦の二の舞はないだろう。ユベントスがナポリ、ジェノアといった古豪を伴って、“いるべきところ”に戻ってきたことで、久しぶりに彩り豊かなセリエAが見られる。うれしい限りだ。

両リーグとポルトガルの新シーズンは最新号で展望中。今シーズンもハイテンポでお届けしますが、お好きな方はお付き合いください。

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posted by 『footballista』編集部・池田孝 |18:05 | トラックバック(0)
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2007年08月07日

Ole, Espana! スペイン大特集

スペインを面白くした男 クライフ


Defender? Que defiendan ellos!
守備だって?敵が守ればいいじゃないか!

さすがである。94-95シーズン、ラシンに5-0と惨敗した後に、守備の破綻を問われた時のコメントがこれだ。100年以上の歴史があるスペインサッカーがスペクタクルになったのは、ここ30年ほどのこと。選手として監督として彼がバルセロナに残したものが、スペイン全土に広がり、遠く日本のファンをも魅了する。ボールキープ(=攻撃)し続ければ失点はしない-そんな牧歌的な戦術だから大量失点もする。だけど、笑い飛ばせば済んでしまうのが、またスペイン風だ。
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posted by PR担当 |11:00 | トラックバック(0)
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