2007年03月31日
メディアには感心が薄かった私も、フットボリスタに関わって以来
スポーツとメディアの関係を気に留めるようになってきました。
メディアとしてのfootballista編集部は誠実に消費者(読者)に向かう、
そんな意識を共有できていると、手前味噌ながら思っています。
それを大前提として広告主様との関係や事業運営面でも
満足した結果を得ることにはまだまだ課題が多く、
常に理想と現実の間で模索している、今はそんな状態のfootballistaです。
さて、スポーツにとっての主要メディアはやはりテレビ。
メディアでありステークホルダーでもあるテレビとの関係性で
そのスポーツの発展性は大きく左右されるといえるでしょう。
有名芸能人を使った番組宣伝も賛否両論を抱えたまま
既成事実のようにどのテレビ局でも展開されて新鮮味もなくなってきた昨今、
最近’おっ!’と思ったのがフジテレビの世界フィギュア番宣です。
開幕前の日曜日に、夕飯時の長寿番組ちびまる子ちゃんとサザエさんの両番組で
フィギュアねたを組み込んでいました。
そして、サザエさんには荒川静香選手が本人役で登場するという念の入れよう。
実はその場では時期的にちょっとムリがあるけど、おもしろい取り組みだな、
と思った程度だったのですが、最近友達と話していたら
「サザエさん見てから子供がスケートやりたい!というから、今週末つれていくのよ」
と聞きその感心度は大幅上昇中です。
フジテレビの今回のトライアルの意図はわかりませんが、
本来運営団体がやるべき普及活動にもなっていてスケート連盟にとっては二度おいしかったわけです。
そして大会内容自体も充実して終了し、フィギュア界はしばらく安泰でしょう。
これまでも番組のコーナーに野球選手やサッカー選手が出演する試みはチーム単位では
行われていますが、大会の番宣の例は記憶にありません。
この潮流は果たして続くのでしょうか?
夏あたりにはウルトラマンが陸上しているシーンが見られたりするかも、
なんてちょっと楽しみにしています。
さて、最後になりましたがfootballitaのPRを。
今週日曜のなべっちFCにfootballistaの中村俊輔選手表紙のフリーマガジンが映るそうです!
footballista初のメジャー媒体露出、ぜひ見てみてください。
こういった皆様のご好意に支えられて、footballistaこれからもがんばってまいります。
posted by PR担当 |22:20 |
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2007年03月27日
こんにちは。footballista PR担当です。
今週号もEURO予選特集。表紙の写真を楽しみにしていたのに、
モリエンテスが背を向けています!とクレームをいれて
編集部にあきれられてしまいました・・・・
では、今週の表紙の解説です。
GRAN FIESTA! ... que duro 15 mts.
たった15分の大フィエスタ
「エスパーニャ! エスパーニャ!」。サンティアQ
ゴ・ベルナベウが爆発した。モリエンテスの先制点
に続き、ビージャが2点目を叩き込んだ時だ。国旗
が乱舞しコールと拍手が沸き起こる。EURO予選突破
に苦しむ代表に、ゲンのいい首都の巨大スタジアム
を用意した、連盟の狙いは的中したかに見えた。だ
が、歓喜は一瞬で終わる。失点すると代表は慌てふ
ためき、大観衆は息を飲んでタイムアップを待つ
。スペインの苦難は続く。ぬか喜びしている場
合ではない。
※footballista 今週号は3月28日(水)発売です
posted by PR担当 |15:58 |
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2007年03月26日
1カ月ほど前になるが、フランスで『Substitute』という一本の記録映画が公開された。監督の名はビカシュ・ドラソー。ドイツで快進撃を見せた「レ・ブルー」にあって、一人その歓喜の輪に加われなかった男だ。
左寄りの思想で、芸術を愛し、ゲイ・サッカーチームの顧問も務める変わり種。そんなサッカー界のインテリの口から仏サッカー界を揺るがす爆弾が飛び出したのは、W杯決勝の落胆冷めやらぬ7月のある日だった。「映像日誌」を製作する、と突然発表したドラソーは、その内容がW杯中の代表チームを記録したものだと明かす。素材として撮られた元チームメイトや関係者たちには寝耳に水、当然のように反発の嵐となった。「彼は頭のいいやつ。ただ、もっと注意を払うべきだった。勝手に人が望まないものを公開しようなんて考えてちゃいけない」とはビエラの弁。指揮官ドメネクの批判は強烈だった。W杯後の初の試合となった8月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦前の記者会見で「彼は職業を変えたほうがいい。いや、すでに転職したというべきか。他人を観察する観衆は役者にはなれない訳だから」と皮肉った。
国内メディアはこぞってこの騒動を面白がり、一般紙にも「驚き怯える映画が誕生する」(France Soir)など見出しが躍る。バラエティ番組はその中身を予想したパロディ映像も作っていた。いくつかの映像を確認できるが、マケレレ(役の男)がピッチ同様どこにでも顔を出す、世話好きかつ少々面倒くさい男として描かれていたり、足下だけの固定ショットでシュート練習を繰り返すドラソー(と思われる)が、枠に飛ばないシュートに「これじゃトレゼゲと一緒だ」とボヤいたり……。
さて、気になる(私ももちろん見ていない)この70分の中編の中身だが、プレスや国内メディアの反応、いくつか公開されている映像を見た限りでは、それは意外なものであった。一様に純粋で実直なドキュメンタリー映画といった評価なのだ。故郷ルアーブル、パリ、そしてドイツと、ホテルの部屋やバスの中、ロッカールームなどで撮られた手ブレの激しい映像が流れる訳だが、そこにスキャンダラスな要素などまったくないようである。
予告編にもあるシーン、2006年4月6日、ドラソーの自宅でフレッド・プレ(共同監督でドラソーの友人)が2台の「Super 8」をドラソーに渡す場面からこの映画は始まる。彼は「面白いものと思ったら何でもカメラを回してほしい。終わりは7月9日(W杯決勝の日)。この物語は君だけのものだ」と語る。いくつか確認できるシーンでは、大会前の合宿先らしいホテルのバスルームで、鏡に写った自身に向かってドラソーが何気なく語り始める場面が気になった。
「レイモン(・ドメネク)がW杯で僕に期待しているのは、創造力あふれるプレーで攻撃の核となることじゃないかな」
本大会では結局16分の出場に留まったこのゲームメイカー。その先に待つ現実を考えると、この言葉にはある種の感傷を抱かずにはいられない。映画公開前の新聞各紙のインタビューでも本人の思いが聞けるが、この映画の主たるテーマはドメネク監督との微妙な関係にあるようだ。
「最初のうちは親子のような関係だった。彼を尊敬していたし、彼も僕を信頼していた。でもドイツでは……。彼を信じ過ぎた僕が馬鹿だったんだろう。そびえ立つ山に登るために2年間訓練させた父親が、直前で隣の息子を連れてってしまった。僕は置き去りにされた息子だよ」と語るドラソーは、この映画は誇りに満ちたものであり、自身の魂の叫びだとも言う。
「この作品のおかげで救われた。もしなかったらただのみじめな男になっていたよ。W杯のつらい思い出を忘れることもできたし、何より人間不信から脱することができた。喜びと不安が満ちたこの映画は、僕の分身みたいなもの」
予想に反する純真な物語となったこの映画だが、33歳の失業者(昨年10月にPSGを解雇。ギ・ラコンブ―こちらも1月に解雇―との間にも数々のエピソードが残るが今回は省略)の魂の叫び、興味を抱かずにはいられようか。ちなみに『Substitute(交代選手)』というタイトルは「The Who」の名曲から取られ、本編でも主題歌として使用されている。また、12月のベルフォール映画祭では仏映画部門の佳作という評価も受けた。
映画監督に転身? という質問には「なってはみたいけど、その力がない」と謙遜。「僕はただ映像を記録しただけ。それが意味を持ったことに満足している」とあくまで真面目に答えた。
※ドラソーの発言は『L'EQUIPE』『A NOUS PARIS』紙のインタビューより
『footballista』編集部・赤荻 悠
posted by ballista |11:43 |
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2007年03月23日
21日、ACL第2節川崎対バンコク大学(タイ王者)の試合を取材した。
ホームで韓国の全南ドラゴンズと引き分けたバンコクは、この試合でも組織的な守備を見せた。カウンターから狙い通り1点を奪い、川崎の猛攻を1点に抑える。後半は次々と選手が倒れて時間を稼ぐ老獪な試合運びを見せたバンコク。アジア未体験の川崎は経験不足を露呈した。
ところで、バンコクには深澤仁博という日本人選手がいた。横浜Fマリノス、アルビレックス新潟に所属していた元Jリーガーで、タイ王者として日本に凱旋する不思議なめぐり合わせもあって、試合前からメディアに注目されていた。だが、この試合の深澤は守備に追われ目立った活躍はできなかった。
しかし試合後、不完全燃焼であろう彼の口から発せられたのは、意外な言葉だった。
「チームとしてアウェイで勝ち点を取れてほっとしている」
「ディフェンスを固めて隙あればカウンター。守り切れなかったのは経験の差だと思う」
「本来うちは攻撃型のチーム。リスクマネジメントの部分で課題がある」
などバンコクの現状について、サバサバした表情で語ってくれた。
[4-4-2]の右MFとして先発した深澤。この試合のバンコクは川崎の両サイドを中盤の両サイドハーフが、ほぼマンツーマンで捕まえる形だった。中盤のセンター2枚にテクニカルなタイプを並べていた分、右サイドの深澤と左サイドのMFが献身的に走った。上がっては戻り、上がっては戻る。攻撃にはほとんど絡めず、深澤にとってはストレスの溜まる試合だったはずだ。しかし、彼は「自分よりもチーム」と意に介さない。日本のサッカー関係者に自らの実力をアピールする、またとないチャンスだったはずなのに……。
キャリアアップの手段として「海外」を考えるのは、もちろん間違っていない。むしろプロとしては正しい考え方だ。だが、チームの課題や成長をうれしそうに語る深澤は、それ以上に今の海外でのプレーを楽しんでいるように感じた。
『footballista』編集部・浅野賀一
posted by 『footballista』編集部 |18:59 |
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2007年03月21日
編集長がいきなり啖呵を切ってくれたので僕もお付き合いして、言いたいことを言ってみたい。
「オシムジャパン」はおかしい。
国際Aマッチデーの直前に、こんなことを言うと多方面からお叱りを受けそうだが、何も日本代表を批判したい訳ではない。「●●ジャパン」。いつ、何度聞いてもどうしても違和感が消えないのだ。「柳本ジャパン」(全日本女子バレーボール)。あの時もひどかった。
代表チームの冠に監督の名前を乗っける国が他にあるだろうか。FIFAに加盟する国は200カ国を超えているから、ひょっとすると一つや二つはあるかもしれない。今週号の本誌EURO予選特集で取り上げている国を例に挙げてみよう。スペイン代表を表すのに、「アラゴネス・スペイン」、イングランド代表を表すのに「マクラーレン・イングランド」なんて言う人を聞いたことがない。少なくとも僕は。
「代表に対してのリスペクトが……」、などと言うつもりもまったくないのだけれど、一度気にし始めたら最後、症状はますますひどくなるばかりだ。
日本代表対ペルー戦の前には、僕の煩悩レベルはかなり高い数値を示しているはずだ。次の順番が回ってきたら、そろそろこの問題を掘り下げてみようか、とも思っている。
『footballista』編集部・池田孝
posted by 『footballista』編集部・池田孝 |10:41 |
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2007年03月20日
footballista今週号はEURO2008予選特集です。
私事ながら、現在の会社に内定をもらった2004年初夏、
「EUROを見にいくので6月には入社できません」
と放言してポルトガルに旅立った程のEURO好き。
EUROいいですよね。ワールドカップよりも面白いと思います。
というわけで、来年の大会の予習をボリスタで。
今号の表紙 イングランドの危機を救うか、ジェラード
We can work it out…?:「どうにかなる」のか?
EURO2008予選が再開。3位に低迷するサッカーの母国に決断の時が迫る。誰もが望んでいた「ジェラードとランパードの共存」。
その夢に終止符が打たれるかもしれないのだ。
「コンビネーションの問題は時間が解決してくれる」というマクラーレン監督
の希望も、機能しないチームという事実の前には虚しい。
選ばれし者は、ダイナミックなプレーでチーム全体を攻撃的にできる
ジェラードか。
「どうにかなる」。だが、そのためには犠牲を厭わない勇気が必要だ。
※今週のフットボリスタは22日(木曜)発売となります。
posted by PR担当 |19:56 |
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2007年03月16日
先日メールでこのブログ原稿をお願いしたところ、
今朝口頭でお願いするまですっかり無視していた木村編集長。
初投稿で全国のブロガーに喧嘩売ってどうするんですか。
でも、『footballista』を全国の皆さんに知ってもらうために、
いくらブツクサいっても何度でも登場してもらいます。
毒を食らわば皿までです。メールだってブログだって、
使えるツールは効果的に使いこなしたい。
(ブログ開設いいだしっぺ・PR担当)
さて、今週号の表紙の解説をさせていただきます。
クラシコでハットトリックを披露したメッシ。
『あれほど凄いプレーをする若者は見たことない』。
17歳のメッシのプレーを目にしたカペッロは、そうため息をついたという。
その賛辞に応えるようにメッシは順調に成長してきたが、
今回のクラシコではかれのに最高の恩返しをした。
カペッロにとって今期最高の勲章となるはずだったバルセロナ戦連勝の夢を、
自らの3つのゴールで打ち砕いてみせたのだ。
次代のスターの名に恥じないスーパーゴール。
カペッロの予感は見事に的中した。
ただ、それが自らに災いを招くとは思っていなかったかもしれないが・・・・・・。
(以上、今週号より抜粋)
posted by PR担当 |19:04 |
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2007年03月16日
私は仮想現実なんてのは嫌いだ。本物の現実がいい。
人との繋がりだって、見えたり触れたり嗅げたりするものの方がいい。
メールをするくらいなら電話したい。電話するくらいなら会いたい。
便利であることは承知しているが、それがナンボのものかと思う。
便利さは人を甘えさせる。手軽で気軽なコミュニケーションは、
突き詰めれば、手軽で気軽な関係用なのだと思う。
だから、私は個人ブログを持っていない。自分を発信するのは原稿でいい。
空いた時間は人に会いたい。もっとも私の友人たちはスペインにいるから、
どうしてもメールの助けを借りなくてはならない。
もの足らず味気ない。挨拶であっても、抱き締め合いキスを交わす、
あのフィジカルなコンタクトを懐かしく思っている。
で、こんな私だからこのブログは一つの実験である。仕事でもある。
だけど、周りに強制されて書くのは止めようと思う。
「書きたい時に書く」と宣言するとカッコいいが、
そんな緩やかなスタンスは怠惰に口実を与える。
結局、私の嫌いな「甘え」を許してしまう。
という訳で、私は気軽には書かないけど、みなさんは気軽に読んでください。
『footballista』編集長・木村浩嗣
posted by 木村浩嗣 |18:05 |
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