2007年08月20日

欧州リーグ開幕に寄せて

このオフシーズンは、一時帰国した海外在住ライターの方々とお会いした。みなさん一様に口を揃えるのがこの暑さ。高い湿度は毎年のことだから我慢するとしても、この気温はあんまりだ。夏も盛りを過ぎたヨーロッパに戻るみなさんがうらやましい。

ヨーロッパの本格的なシーズン開幕を間近に控え、オフシーズンは隔週で発行してきた『footballista』も、いよいよ週刊に戻る。一足先に開幕したフランスでは、リヨンの一強体制に黄信号が点り、スコットランドではアジアカップで調子がいまひとつだった中村が早速FKを決め、イングランドではエリクソン新監督のマンチェスターCが開幕3連勝。そして今週末にはスペインとイタリアが開幕する。

例年になく移籍市場が活発だったのがスペイン・リーガエスパニョーラだ。レアル・マドリーは優勝監督カペッロのクビを切り、後任をシュスターに委ねたものの、プレシーズンとスーパーカップの結果を見る限り前途は多難。開幕する前から解任論が飛び出す始末である。“魅力的”なサッカーが実現するまでシュスターはプレッシャーに耐えられるか。そのへんも序盤戦の見どころの一つになりそうだ。
効果的な補強をしたバルセロナも、ハードなツアーの影響で開幕ダッシュは厳しそう。個人的には、バレンシア、セビージャあたりが飛び出す展開が面白いのではないかと思っている。

さて、こちらはいわゆる“みそぎ”を終えたイタリア・セリエA。今季もインテルに死角見当たらないが、インテルというチームの性質を考えると、あの情熱がそんなに長く続くとは思えない。追う立場のミランは、今のところビッグネームの獲得こそないが、オフをしっかり休めたことで昨季の前半戦の二の舞はないだろう。ユベントスがナポリ、ジェノアといった古豪を伴って、“いるべきところ”に戻ってきたことで、久しぶりに彩り豊かなセリエAが見られる。うれしい限りだ。

両リーグとポルトガルの新シーズンは最新号で展望中。今シーズンもハイテンポでお届けしますが、お好きな方はお付き合いください。

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posted by 『footballista』編集部・池田孝 |18:05 | トラックバック(0)
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