2007年05月28日

「僕」と「サカつく」を結ぶ2つのキーワード

「次回のブログで、サカつくについて書いてくれ」
こう言われた当初、「プレー日記でも書こうかな」とぼんやり考えていたが、実際書き始めたら、それはヤバイことに気がついた。“顔バレ”してしまう危険があるからである。最新版の「サカつく」は、シリーズ初のオンラインゲームだ。僕のチームもオンライン上にちゃんと存在しており、のん気にプレー日記なんか書いた日には我がチームが特定されてしまって恥ずかしい。そこで今回は、このゲームで僕が興味を持った2つのキーワードについて書こうと思う。

※このゲームのあらましに関しては以下の公式サイトを参照
http://www.sakatsuku-online.com/

■ゲーム離れ

僕はRPGゲームが好きだ。正確に言えば、その世界観が好きなのかもしれない。だが、最後まで続けられたゲームは数えるほど。難易度が上がる中盤以降はやるのが苦痛になってしまうからだ。かといって、パズルやアクションのような積み上げのない刹那的なジャンルは好きになれない。自ずと選択はシミュレーション系になるのだが、学生時代と違って今は長時間ゲームをやる時間はないので、最近はすっかりゲームから離れてしまった。

次号から本誌で「サカつくONLINE」の連載が始まるにあたって、その前準備も兼ねてこのゲームをプレーすることになった。「サカつく」のプレー経験はもともとあったし、シミュレーションゲーム好きということもあるが、自他ともに認めるめんどくさがり屋の僕が、久々にまったく苦痛を感じずに遊べている。何より、何もしなくても勝手にゲームが進んで行くのがいい。

具体的には、会社に来る前にゲームを開けて、中断中の試合結果をチェックし、スカウトが新戦力を見つけてきたか、選手の成長具合はどうかなどを見てから、カップ戦に登録して終了。これで大体10分くらいである。会社から帰った後も同様。シーズンの切り替わり時期は30分くらいまとまった時間が欲しいところだが、普段のプレーはこれで十分だ。今までと違うゲームスタイルは、かつて“ゲーマーもどき”だった僕に、新鮮な驚きを与えてくれる。


■戦術じゃんけん

サッカー監督には、積極的に動くタイプと、その反対の動かないタイプがいる。今回のCL決勝ミラン対リバプール戦は、その象徴的なカードだった。動くのがベニテス、動かないのがアンチェロッティ。負けたら非難の集中砲火を浴びるのは、もはやサッカー監督の宿命だが、動かないアンチェロッティが負けた時は、スケープゴートとして格好の標的となり、悲惨の一言だ(2年前の決勝もそうだった)。彼のような動かないタイプは不当に低い評価を受ける傾向があるように思う。

だが、監督の仕事は試合中の采配だけではない。むしろ、普段の練習でどれだけチーム力を伸ばせるかの方が重要だ。アンチェロッティは、最強の先発チームを作るエキスパートで、それゆえにそこから動くのが遅くなる。

今回の「サカつく」では戦術の相性が重要なファクターになっている。通称「戦術じゃんけん」。それぞれの戦術に強い、弱いがあり、それを乗り越えて勝つのは至難の技だ。「サカつく」ユーザーにも複数の戦術を使い分けるタイプと、1つの戦術を極めるタイプがいる。僕は後者のタイプ。どんな相手にも同じ戦術で挑み、それで負けたら諦める。ところが、昇格を争うシーズン大詰めのどうしても勝ちたい時期、1度だけ残り数試合を戦術の相性を考慮した個別設定で臨んだことがある。見事、裏目に出た。やはり動かないアンチェロッティは正しかった。

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posted by 『footballista』編集部・浅野賀一 |10:18 | トラックバック(0)
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