2007年11月21日

海外サッカー週刊誌の1年

先月10月31日号(Vol.48号)をもって、『footballista』は創刊1周年を迎えた。
海外サッカー専門誌としてはおそらくは過去に前例のない週刊誌を作ることができるなど、初めは思っていなかった。とはいえ、実際に行動してみれば(その精度はどうであれ)、大抵のことはできてしまうものだ。

「好きなことは仕事にしちゃだめだよ」
慌しくも実りある1年を過ごしたこのタイミングで、昔、ある上司に言われた一言をふと思い出した。
部下の将来を案じた助言であったことは言うまでもないが、その時は、確かこんなふうに答えたと思う。
「好きなことを仕事にしてみたことがないので、まあやるだけやってみます」
そして『エル・ゴラッソ』の創刊に立ち会った。その3年後に『footballista』の編集部にいるのだから、生きていくことは予想以上に流れが速い。
好きなことを仕事にするのは悪くない。これは実際にやってみて、初めてわかったことだ。やってやれないことはない。

以前編集長が、サッカーを楽しむ人が増えれば、いずれサッカー雑誌はなくなる、と書いていたが、まったく同感だ。例えば、近所の学校のサッカー部の練習を校門の外から見物していると、その思いはほとんど確信に近くなる。
サッカーを活字で再体験することよりも、実際にボールを蹴り、スタジアムに足を運んだ方が、人生を楽しむという立場からみても自然な状態ではないか。その後に、余った時間と280円でこの雑誌を手に取ってもらえたらと思う。

創刊1周年に寄せて、多くの読者の皆さんから声を届けてもらいました。その貴重な声を頼りに、道なき道を進む2年目の『footballista』にご期待ください。

posted by 『footballista』編集部・池田 孝 |17:37 | トラックバック(0)
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