2008年06月28日
怪我を負った猛獣はより凶暴になる。
プレーオフへと繋がるバーディーパットを決めたときのタイガー・ウッズは、野性味あふれるガッツポーズと雄たけびを天に響かせた。
そして、痛める足を引きずりながら、優勝を文字通り奪い取った全米OP男子の大会は先日の話。
今週は昨日から全米女子OPが行われており、男子に負けないすばらしいゴルフを見ることができる。
世界ランク1位のオチョアや今年で現役引退するソレンスタム、それに最近好調の台湾、韓国選手にも注目が集まるが、大会には日本選手5名が果敢に挑戦している。
男子は今田竜二が18位と検討したが、優勝争いとまではいかなかったが、果たして女子はどうだろう。
単純に最高峰のゴルフを見ていても面白いが、そこに「おらが誇りの日本人」が出てくるとまた楽しみが加わる。
初日を終わって、宮里藍と横峯さくらが2アンダーで首位と4打差の12位、上田桃子は1アンダーの21位と好位置をキープした。
吉田藍子は6オーバーの124位、天沼知恵子は7オーバーの139位と残念ながら出遅れてしまった。
気になる3人(宮里藍、横峯さくら、上田桃子)は、ともに好スタートを切った。
以前のブログにも書かせてもらったが、男子と比べて、女子は手が届きそうな親近感があり、ゴルフに限らずどんなスポーツでも、親近感を持って見ることができる。
ゴルフで言うと、ウッズのショットは「ふえー」とため息をつくばかりで、別次元のプレーを'鑑賞'しているような感じがある。
それに対して、女子は「よし!」とか「うーん!」とか、なにか素振りをしたくなるような親密さを持ってみてしまうのだ。
もちろん、自分がそこまでできるかというとできないのであるが、それでも手の届きそうな感じが、男子とは違う楽しみ方があるように思う。
自分が一緒に’プレー’しているような楽しみが。
話がそれてしまったが、宮里藍は先日の大会で6位と久しぶりに順位を上げた。
「完全復活!」とはいえないであろうが、日本とは違うタフなアメリカの地で、一回り大きくなったように思う。
2、3日前のスポーツニュースで、宮里藍の特集が流れていた。
昨年後半からショットの(特にドライバー)安定に欠け、スイングするのも怖くなったという。
もともと、ゆったりしたバックスイングだった宮里藍だが、スイング改造に取り組んだことで、リズムやスイングが上手くいかなくなり、予選落ちが続いたのだ。
ニュースでやっていた映像で「やっと中学時代のスイングに戻ったような気がする」と宮里藍は語っていたが、その語りとともに流れていた映像は驚くべきものだった。
バックスイングをゆっくりあげていたのだが、それがスローモーションより遅いのだ。
構えに入り、そこからクラブをあげる。
5秒経ってもまだ腰の辺り(90°程)までしか上がっていたなかった。
そこには、日本の能のようなスローな美しいものを感じられた。
他にも、さまざまな努力を行ってきた宮里藍。
これからの活躍はどうなるかわからないが、去年から今年始めにかけての不調は、より高いところに行くための階段の踊り場のようなものだったのだろう。
ひざを曲げなきゃ高くは飛べない。
その力をためている時間が、今までの宮里藍の中で一番長かったのだろう。
その代わり、力をためた宮里藍は今まで以上に、大きく高くジャンプできるはずであろう。
インタビューに答えていた宮里藍は、今までと変わらないきらきらした目で、はきはきと受け答えしていた。
「戦う女性は美しい」
スマップの歌が流れるシャンプーのコマーシャルのような一言だが、好調な日本女子を引っ張る存在の3人からそんな言葉が浮かんだ。
個性豊かな3人、共通するのは強い意志が感じられる素敵な目だ。
ゴルフとは離れるが、今日は陸上の日本選手権が行われていた。
女子1万メートルで渋井、福士、赤羽の残り5周のデッドヒートは見ごたえのあるレースだった。
9800メートル走って最後は直線勝負・・・勝負の醍醐味を感じたレースだった。
優勝は渋井だったが、3人とも照明に照らされて、汗がきらきら輝いていた。
そして、数分前に激走を終えたばかりとは思えない爽やかな笑顔。
観客に手を振ったり、トラックを走って手を振ったりしていた。
やはり、戦う女性は美しい。
宮里藍と上田桃子は似ていると思う。
目標をしっかり持ち、それに向かってよかれと思うことはチャレンジする。
たとえそれが異国の地にあろうが、チャレンジが一番大事で、宮里藍、上田桃子ともに一番期待しているのはやはり「自分」ではないだろうか。
意外とあっさり優勝してしまうかもしれないのは横峯さくらかもしれない。
マイペースで気分屋のところもあるが、あまり気にせずゴルフができれば面白いと思う。
たとえ結果が出なくても、この3人に注目、そして応援してきたいと思う。
サッカーのユーロも大詰め、寝不足気味の日々が続きますが、月曜日まで目が離せません。
posted by ballgame |00:18 |
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2008年06月18日
18番、ロングホールの一打目はバンカーに入った。
左ひざは歩くごとに悲鳴を徐々に強くしていき、歩く姿のぎこちなさもギャラリーの不安を増すものでしかなかった。
ホールアウトしたトップのミーディエートとは1打差。
ロングホールでバーディを狙いやすいとはいえ、フェアウェイに残しておきたかった。。。
バンカーからの第2打。
ボールは右のラフに入る。
クラブを叩きつけるウッズ。
残り100ヤードほどだったが、ボールの頭が少し見える状況。
解説者は「ノーチャンスだ」とぼそりといった。
ラフからの3打目。
ピン右3、4メートルにつける。
フックラインの難しい距離。
ウッズは入念にラインを読む。
その様子をTVで眺めるすでにホールアウトした首位のミーディエート。
大きなきらきらした瞳に人のよさがにじみ出ているそのやさしい目で、ウッズのパットを見ていた。
ウッズのパット。
ボールは転がり転がり・・・カップの脇からスッと消えた。
ほえるウッズ。
自然にできた握りこぶしを力強くあげ、ほえる。
赤いポロシャツを着て、天に向かって感情を爆発させる。
人間的というより、むしろ野性味を感じる獣的ですらある・・・まさに「タイガー」そのものだった。
グリーン周辺から上がった喜びの歓声は、人が多すぎて18ホールのティーグラウンドまで延びていた観客へと連鎖し、しばらくの間、止まることはなかった。
ウッズのパットが決まった瞬間、ミーディエートは「アンビリーバブル」と繰り返しつぶやき、軽く首を振った。
一瞬、下を向いたその表情を読み取ることはできなかったが、軽く微笑んだような顔からは暗さはなかった。
「信じられない。でもそれがタイガーなんだ」
おそらく、心のどこかで覚悟はしていたのだろう。
表面には、優勝だったのに・・・という悔しさは感じられなかった。
「強めで正確なストロークだけを考えた。方向はカップ2・5個分だけ右。自分がコントロールできるのはここまでだった」
ウッズはホールアウト後、インタビューにこう答えた。
これは最終日、プレイオフへと繋がるプレーを見ていたものである。
残念ながらプレイオフは観戦することができなかったが、18ホールで決着はつかず、プレイオフのサドンデスという19ホール目で勝負がついた。
45才の最年長記録、世界ランク100位以下と優勝すれば記録尽くめだったミーディエートは優勝することができなかった。
人のよさそうな彼には、ぜひ優勝をしてほしいと思っていたので残念だ。
プレイオフ後のインタビューはぜひ聞きたかった。
きっと、すべてを受け入れるようなあの目で、きっちりと優勝できなかったという事実を受け入れたのだろうと思う。
ウッズに追いつかれた後のコメントでこんなことも言っていた。
「自分があと1打どこかで伸ばせればよかった」
多分、優勝を逃したことへの質問だったと思う。
他人に転嫁するでもなく、受け入れるその姿勢。
素晴らしいプレイヤーだと感じた。
「トリプル・グランドスラム」を達成したウッズ。
ウッズの強さはどこなのだろう。
もって生まれた才能だけではないだろう。
ウッズの一番強いところは、「勝利への確固たる強い決意」だと思う。
必ずこのパットを入れる、このショットをピンに絡ませる。
これだけ勝利しながら、まだ貪欲に勝利を望むウッズ。
(一般生活で周りにいたら引いてしまうかもしれない)
この「強い決意」がウッズをここまで強くした大きな資質ではないだろうか。
「勝利への欲望」「強い決意」があるからこそ、日々努力し、自分のできることを行う。
その上で、後は結果を神にゆだねる。
(パットに対しての、神のいたずらにも似た一息でボールが転がり落ちたり・・・)
人智の及ぶところまでは、すべて自分で行うからこそ、上記に書いたあのコメントが出るのであろう。
ゴルフの才能よりも大きな勝利への決意、それがバランスを取って、どちらの利点も引っ張りあげているのではないかと感じる。
サントリー・レディースでは、久しぶりに日本ツアーに参戦した上田桃子が見事に優勝を飾った。
ある点では、ウッズと上田桃子は似ていると思う。
それは感情をあらわにするところではない。
その感情の裏に備わっている心の面を見ているとわかる。
彼女も、勝利への決意は強く、揺るがない。
スケールが違うと思うかもしれない。
今時点ではそうかもしれないが、その強い想いはウッズのように同様の資質を持っているはずだ。
もっと勝利を、もっと勝ちたい。
そういう思いで努力し、駆け足で日本賞金王になった彼女は、まだ優勝はないが、アメリカでも健闘している。
今回の日本での凱旋優勝で、確固たる決意で自分のできることを日々行っている。
それが、最終ホールでアメリカでつちかったランニングアプローチが結果に繋がっているのではないかと思う。
自分の心をベースに、エネルギーに自分のできることを行う上田桃子。
確実に成長している。
これからはもっと期待できるのではないか。
ウッズの強さ、ミーディエートの目、上田桃子の成長・・・。
やっぱりゴルフって、最高峰の戦いって面白い。
posted by ballgame |00:19 |
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2007年11月21日
先週行われた女子ゴルフ、大王製紙エリエールレディースで上田桃子が優勝し、最年少での賞金女王となった。
賞金女王となるには、その年もっとも強く安定した成績を収める必要がある。
横峰さくらとの賞金女王争いも面白かったが、今年に関しては「女王」の座は上田桃子にふさわしいものだろう。
優勝後の表情は、「女王」というよりも「おてんばな王女」といったほうが当てはまるかもしれない笑顔だった。
出場28戦中23戦でベスト10入り、今季5勝の成績は立派なもの。
去年が未勝利だったことを考えると、フロックとは考えられない、恐るべき成長力といえるだろう。
ただ、5勝したものの「もっと勝ってもよかったのでは?」と思わせる内容だった。
それは、がっかりしたというものではなく、期待の高さから思わせるのだろう。
現に、プレーオフで負け、1打差で負け、涙する。
最終ホールのグリーン上でのギャラリーのため息が何回聞こえたことか。。。
この絶対的な王者というよりも、不安定でもろそうな精巧なガラス細工のような強さに、より上田桃子に惹かれる。
熟した大木より、生き生きとした芽を出し始めた若木。
これからどれだけみずみずしく、大きく成長するのだろうという期待感。
そんなところに彼女を追いかけたくなるところがある。
賞金女王を獲得して、日本のトッププロの仲間入りをした上田桃子を見て、ふと頭に浮かぶ選手がいる。
その選手は、競技は違えども、同じくトップとして君臨しているであろう選手。
フィギュアスケートの浅田真央だ。
くしくも同じ日にフランスで行われた大会で、浅田真央はカナダに続いて2度目の優勝をあげた。
これで12月に行われるGPファイナルの出場権を獲得した。
GPファイナルとは、何戦か行われるGPシリーズの上位6名のみで行われる大会。
まさに、フィギュアスケートのトップを決める大会だ。
初日のショートプログラムで首位となった浅田真央。
しかし、得点が出た後の浅田真央の目は真っ赤になっていた。
コンビネーションジャンプの失敗に、自分を責めていた。
トップに立ったにもかかわらずである。
2日目のフリー演技。
序盤で挑戦したトリプルアクセルは、決まったと思った瞬間に着地に失敗、しりもちをついてしまった。
その後の演技で盛り返し、見事2勝目をあげた。
印象的だったのは、その強さでもなく演技終了の浅田真央の表情だ。
演奏とともに、演技が終わり、演技上の表情から素の自分に戻る時。
演技時の鋭い集中した視線から目の力が消え、一瞬ではあるが物足りない表情を浮かべたのを僕は見た。
しかしそれも刹那で、観客からの拍手に応える笑顔にすぐ変わった。
得点後、優勝が決まりインタビューに答える浅田真央。
その顔にはいつものかわいらしい笑顔があったが、演技後の表情とともに、それは100%満足していないように見えた。
上田桃子、21歳。
浅田真央、17歳。
違う競技をしていながら、似ていると感じるのはなにか。
それは、「もっと上手くなりたい、もっと強くなりたい」という強い気持ちではないか。
自分が目指す理想像へのチャレンジ、確固たる強い決意。
競技も違えども、若き2人からは同じように強く感じる。
それが、結果にもかかわらず、試合後の涙につながるのではないだろうか。
なりたい自分になる・・・そのためには、アドバイスを聞き、取り入れる。
強気とも取れる発言には、自らを鼓舞するため、あるいは自分を信じるがための、本人にとってなんでもない当然の発言なのかもしれない。
だから、マスコミから過度の取材や記事にもあまり動じずにいることができるのではないか。
自分の中での取捨ができているのだろうと感じる。
彼女達の目標として、賞金女王や大会での金メダルなどがあるだろう。
しかし、それも「もっと、もっと上を目指そう」という課程のひとつでしかないのではないか。
行われている時期も、場所もまったく違う2つのスポーツで生まれた2人の女王。
今後どれほど伸びるのだろうと、目を離せずに応援していきたくなる存在である。
確固たる強い決意を持った、自分をしっかり持った若き2人の女王。
完全な強さに見えないが、この結果が出ている2人。
不完全な強さゆえに、惹かれるもの、期待感も強くなる。
一体どれほど強く、大きく伸びていくのだろうか。
これからもますます2人に注目していきたい存在だ。
上田桃子、賞金女王おめでとう!
来年は米ツアーでも、大きく活躍を期待です。
浅田真央、GPファイナル出場決定おめでとう!
GPファイナルは制約のなくなった(出場権がかかるなど)思い切ったチャレンジや演技が楽しみです。
posted by ballgame |23:27 |
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2007年11月04日
女子ゴルフのミズノクラシック、前日首位の上田桃子が競り合いを抜け出し優勝した。
7番ロングホールでのアルバトロス。
実際に見るのは初めてだ。
グリーン脇で興奮するギャラリー、一生に一度あるかどうか、ホールインワンより目にする機会が少ないアルバトロスを見ることができたのは幸せなことだ。
16番、バーディで単独首位に立つ。
そして
18番、グリーンへパーオン。
上田が首位でのこのシュチエーションはよく見る光景だ。
2位の選手のバーディトライが外れたため、このホール、パーで上がれば優勝。
距離もあまりないパット。
だば・・・一抹の不安を覚える。
しかし、先週リフレッシュすることができた上田は、きっちりパーを決めた。
ウィニングパットとして、最後に打つのが習慣となっているが、上田はそれも待たず、マークなしでパットを決めた。
前回の悪夢などは想像していなかったのだろうが、それでも余裕は感じられないほど、気持ちが高揚していたのだろう。
ゴルフの強者は、最終日必ずといっていいほどスコアを伸ばす。
ウッズしかり、オチョアしかり。
この日の上田も最終日ベストスコアを出していた。
先週休んだことで、精神的なリフレッシュの面が大きかったのだろう。
今年1年の安定したゴルフ、ほとんどの大会で上位をうかがう安定した実力の持ち主だが、どこかにもろさを感じる。
数年前の不動のように、絶対的な安定感は感じない。
「不動の女王」というよりは、「か弱いヒロイン」。
プレイオフで負け、1打差で負け、人前をはばからず泣く上田。
それだけ自分への期待も高く、また自分を信頼しているから故だろう。
細身の体ながら、飛距離がでるドライバー、そして短い距離のアプローチは安定している。
高い技術の持ち主だが、どこか不安定なところも感じる。
それでいて、賞金女王はほぼ手中に収めている今の現状に驚く。
どこかしら弱さを感じるということは、それだけのびしろも多い。
前記と反するかもしれないが、気持ちの強さ(精神面ではなく、自分への想い)がもっと上田を上のランクへ伸ばしていく原動力となるだろう。
それにしても、この若き上田の成長力は驚くばかりだ。
若きアスリートは自信を手に入れると、目に見える成長を感じることができる。
上田に限らず、今の女子ゴルフは下からの突き上げで盛り上がっている。
本人達の努力のたまものであるが、それだけではない、なにか勢いを感じる。
若さゆえののびしろ、成長力。
ゴルフに限らず、野球・サッカー・バレーボールなどその成長の過程が目に見える時、ファンは喜びを感じることができる。
これで上田は来年のアメリカツアーシード権を獲得した。
自分へと期待し続ける上田桃子。
上へ、上へとの渇望とも言える貪欲さは、高い次元の選手の集まりであるアメリカツアーへの挑戦をも、喜びとした感じないのかもしれない。
成長の喜びと、ちょっとした嫉妬。
自らを振り返って、1ファンとしてそんなことを感じた1日だった。
それにしても、宮里藍の不振はどうしたことだろう。
野球やサッカーと違い、ゴルフは個人のスポーツ。
チームメイトが助けてくれることはない。
ゆえに、よりメンタル的なスポーツといえるのだろう。
思い切って今年は全部休んで立て直す、という方法もあるのではないか。
メンタルの部分さえ立て直すことができれば、きっとあの素敵な笑顔やアグレッシブなプレーを見ることができるだろう。
あせらず、ゆっくり・・・期待したい。
posted by ballgame |23:52 |
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2007年10月31日
先週の話になるが、日本シニアオープン選手権で青木功が優勝した。
最近、男子ゴルフをあまり見なくなっていたが、久しぶりに見たこの試合、聞き覚えのある名前がたくさんあった。
中島、友利、デビット石井・・・。
昔は、日曜日競馬中継を見た後、チャンネルを変えて、ゴルフ中継を見ていた時に、軽くタイムスリップするような感覚があった。
ゴルフも、その時はコースを回ったことは無かったが、とにかく面白くてよく見ていた、僕の中ではゴルフの黄金時代のような時だ。
優勝した青木は最終日、65を出して逆転優勝した。
65歳の青木、自分の歳以下のスコアで回ることを「エージシュート」というそうだ。
寒くなってきて、少々ゴルフの時期ではないが、今度回ったときには、ハーフラウンド後の食堂で、この言葉を良く聞くことになるかもしれない。
ハーフでまわれたら・・・自分はベストスコアを大幅に更新することになるが、年齢のほうが早いかもしれない(笑)
青木といえば、パター。
独特の構えから、ヘッドで打つパッティングは有名だ。
僕も実家にいたころ、それほど広くない庭に植木鉢を埋めて、どこから手に入れたのか記憶にないが、青木と同じパターで、パターゴルフをしたものだ。
ゴルフボールは自転車で15分ほど行ったところにあるゴルフ場脇の小川にOBボールがたくさんある。
「これを入れれば全英チャンピオンです!」なんて心の中で実況しながら、暗くなってもやっていた記憶がある。
雨上がりなんかは泥からうまく打つのに、パターの裏側で打ってたりしてたな~。
少し角度がついていて、アイアンの変わりになったりする。
A(青木)O(ジャンボ尾崎)N(中島)なんていわれていたころからの青木ファンである僕は、この優勝をうれしく感じた。
情報に疎くなっていたので、青木は全英の解説者で人を食ったような(笑)軽い口調で解説していることから、解説者としてほとんど引退に近い形だと思っていたのだ。
会見では飄々とした解説でおなじみの口調で言っていたが、この優勝は実力もさることながら、やはり精神力の強さにもあるだろう。
「これからも、あきらめないでゴルフをやっていきたい」
ゴルフにかける熱さは口調とはうらはらである。
復活といえば、丸山茂樹も先週の大会で2位に入り、シード権をほぼ手中にしたそうだ。
最近は丸山大輔の活躍もあって、あまり名前を聞かなかったが、あきらめずに自分の力を最大限に引き出す努力を怠らず、それで最後に結果をだした、丸山茂樹もすごい。
最近は結果が振るわないが、まずは怪我をしっかり治して、まんまるのお月様のような暖かい笑顔を見てみたい。
青木、丸山の「復活」とくれば、今週久しぶりに宮里藍が日本でプレーする。
ドライバーの調子が悪いらしいが、ゴルフは特に精神的な部分が大きいスポーツ。
技術的には日本トップクラスの技術があると思うので、先週から続いた復活劇・・・この波に乗って、きらきらした黒目に喜びが浮かべばいいのだが。
巻き返しといえば、上田桃子も、先週のツアーを休んでリフレッシュにまわした。
こちらも精神的なもろさが最近でて、勝負弱さが目立つ。
はかなげな強さ・・・上田桃子の魅力にもなっているが、今週も優勝争いに絡んでくることは間違いない。
上田、宮里、横峰での最終組となれば盛り上がるだろう。
キーワードは「復活?」
日曜日が楽しみだ。
posted by ballgame |22:49 |
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2007年10月22日
マスターズGCレディースを見ていた。
2日目までトップの上田桃子はスコアを崩し、6位。
優勝は古閑美保だった。
自分でもゴルフをやるので、日曜日の日も翳ってきた午後、家にいるときは大体ゴルフの番組を見ていることが多い。
週代わりでヒロインが交代する展開はとても面白い。
勿論ベテランも活躍する。
ルックスも素敵な方が多い!
皆さんもそこには同意してくれるだろう(笑)
ちなみに僕は、古閑さんが好み。。。こんな話はどうでもいいですね。
外見でも見せ、プレーでも見せる。
人気が出るのは勿論だが、それだけの要因ではないはずだ。
バスケもサッカーもテニスも女子の試合が面白く感じる。
僕だけだろうか、こう思うのは。
「女子の試合はなにか手の届きそうなわかりやすい内容だ」と。
男子の試合は、例えばバレーなどは「はーっ」とため息の出る内容。
まさに鑑賞だ。
しかし、女子の試合は、「俺なら・・・」なんて考えてしまう。
一緒になって応援できるような感覚がある。
現在の賞金女王は上田桃子。
成績は常に安定し、上位に食い込んでいる。
ここ最近はプレーオフで負け、そして今週は最終日で逆転。
パットをはずして、号泣、、、などとも聞く。
すばらしく強いのだが、精神的なもろさ、はかなさを感じる。
もちろん、テレビで見ているだけだから、そう思ってしまうのだろう。
精神的にも技術的にもすばらしいトップレベルの力を持っている。
しかし・・・ここで精神的なもろさ、ひょっとするとまた・・・、と思ってしまう彼女にそこはかとない魅力が感じる。
現在、完璧でない彼女。
ただ、毎週優勝するような精神力を身につけても、かの岡本綾子のように額にたてじわを刻みながらプレーするようにはならないで欲しい。。。とは勝手な意見である。。。
のこり少なくなってきたトーナメント。
ますます面白くなってきた。
posted by ballgame |00:32 |
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