2008年10月02日
赤か青か、はたまた・・・(MLBプレイオフ開幕)
レギュラーシーズンが終わるやいなや、早くもプレイオフが始まるMLB。 日本と違い、レギュラーシーズンからプレイオフ、そしてワールドシリーズまでの間隔が短いことが選手にとってもモチベーションをそのままに、ファンにとっても、熱狂が醒めることなく試合を見続けることがうらやましいところだ。 秋も深まる季節、広いアメリカでも季節の差こそあれ、そろそろ寒くなってくるところだが、野球ファンには当てはまらない。 そして、TVを通してだが、広い太平洋をはさんだ自分達日本人にも1プレー1プレーを通して、熱気が伝わることだろう。 去年はレッドソックスがMLBの頂点を真っ赤に染めたのが記憶に新しい。 ロッキーズの勢い、松井対松坂の対決、岡島の冷静な投球、ベケットのこれぞエース!という前にいるものすべてねじ伏せる力強い投球、パペルポンのダンス。 そして、家族的雰囲気を感じさせるレッドソックスの歓喜のパレード。 たったいま、DVDをみたかのように強烈に映像として残っている。 今年の組み合わせはこうなった。 エンゼルス対レッドソックス レイズ対ホワイトソックス カブス対ドジャース フィリーズ対ブルワーズ 半分の4チーム(レッドソックス、レイズ、カブス、ドジャース)に日本人選手が所属しているのは、うれしいことであり、誇り高い気持ちになれる。 野茂に始まり、その後も主力として活躍している日本人選手。 彼らのおかげで、毎日のように、MLBの試合を楽しむことができることに、そしてその中から、野球の楽しさを新たに味わうことができることに感謝したい。 さて、プレイオフを勝ち残り、ワールドシリーズ制覇をするチームはどこになるのだろうか。 ひいきのチームはいろいろあるだろうが、やはり同じ日本人として、日本人選手のいるチームを応援したくなる。 観戦している試合が偏っているが、日本人選手を中心として、予想してみたい。 松坂、岡島がいるレッドソックスはエンゼルスとの戦い。 去年も対戦したこの両チーム。 エンゼルスは去年にもまして、手堅くそつのない戦いをしている。 野球を知っているチームと見て良いだろう。 去年ほどの力が感じられないレッドソックスの原因は、去年銀河系の中心に位置する太陽のような強い輝きを放ったベケットの故障(不調)だろう。 去年は難なく勝ち進んだレッドソックス。 ことしはタフな試合になるであろう。 松坂は今年18勝をあげた。 2年目の今年、MLBによくアジャストすることができ、速球の切れも増してきたように見える。 プレイオフ進出を支えたのは、投手陣ではレスターと松坂であろう。 しかし、MLBでも一目置かれるようなエースとしてみとめられるかどうかは、これからの試合できまる。 しかし、そこまでたどり着くには容易ではない。 レッドソックスファンはもちろん、MLBファンは知っている。 エースとは何かを。 去年の手も足も出さなかったベケットのエースとして投球がすべてだ。 ベケットが本調子じゃない今季、その役割を担うのは松坂であろう。 ファンも望んでるし、日本での経歴を知っている自分達はできると信じている。 松坂は第2戦先発だと聞いている。 元西武の森監督だったか、楽天の野村監督だろうか。 「日本シリーズは第2戦が重要だ」 3戦勝利で勝ち抜けだが、第2戦が重要であることは間違いない。 去年のワールドシリーズでの、アジャストを捨て、一見わがままにみえるかのように、力を見せ付け、勢いのある球を投げ込む松坂。 それを期待したい。 岩村のいるレイズはホワイトソックスと。 1ヶ月程前、アリーグ西地区で優勝したチームは次に進めるだろうと思っていた。 エンゼルスは強いと感じたからだ。 いつ落ちてくるかといわれ続けたレイズは、結局優勝を決めた。 大躍進を果たしたレイズ、チームワークがきっちりしたレイズは、今年のミラクルチームとしてアリーグ決勝までいけるだろうと思っていた。 しかし、ここでとんでもないチームが現れた。 ホワイトソックスである。 8連勝で首位に追いつき、地区優勝戦でも勢いそのままにツインズを下したホワイトソックス。 去年のロッキーズのように、台風の目になるのではないかとひそかに注目している。 岩村がチームを大きく牽引している一人といっていいレイズに勝ち進んで欲しいが。。。 レイズの終盤の戦い、ホワイトソックスの勢いを考えると、レイズに分がわるいのではと不安である。 福留のいるカブスは黒田、斉藤のいるドジャースと対戦。 これは日本人からするともったいないところである(笑) 福留はここ数ヶ月調子を崩し、プレイオフでは先発落ちの可能性も残っている。 しかし、スタートダッシュの点火人としての福留の活躍に文句を言う方はいまい。 そのまま、すんなりと力を見せ付けるような形で優勝したカブス。 ヤギの呪いが解けるのか、非常に興味深いところではある。 カブス有利ではあろうが・・・、しかし、個人的にここはドジャースを応援したい。 昔から好きなチームだが、それだけではなく、大好きな選手の斉藤がいるからである。 怪我が回復し、プレイオフでは抑えではなく、中継ぎとして活躍が期待される斉藤。 去年見せた重力に逆らうようなストレートの切れ、スライダーの変化はピンポン球を使っているようだ。 怪我明けでそこまでの威力を望むのは酷だが、去年の岡島で、中継ぎの重要性を再認識できた今、キーマンの一人であるのは間違いない。 同じく、広島時代から好きだった黒田は第3戦の先発予定。 防御率はまずまずながら、なかなか勝ちきれなかった黒田。 広島時代同様、打線の援護がもらえない日々が続いていたが、レッドソックスからラミレスを獲得したことで、打線に厚みができた。 広島時代、果たすことができなかった優勝をMLB1年目で経験する。 皆が望むような夢ではないか。 田口、井口のいるフィリーズはブルワーズと。 ここはあまり試合を見ていないので情報が少ない。 田口は試合に出ていなくても、チームを鼓舞しているのだろう。 毎年プレイオフに進出するようなチームの一員になっている。 田口の持っているものを信じて、フィリーズに勝ち進んで欲しい。 (井口はプレイオフ権利がない) こう書き連ねていく間にも、窓から入る風が冷たい。 耳をよーくすませば、気の早い人は冬の足音が聞こえるかもしれない。 しかし、今年も後3ヶ月と振り返るのはまだ早い。 1日1日大切な試合が続く毎日、極上のプレーがまだまだ今年のメインは残ってるぞ、と訴えかけるだろう。 日本以上に感じるホームゲームの有利さ。 球場に来たからにはすべてプレーを目に焼き付けようとする観客。 鳴り物こそならないが、むしろそれが、1球がこれほど大事だという感覚を画面越しにも与えてくれるブーイングや歓声、そして大事な場面のつばを飲み込む音さえ聞こえそうな静寂で、球場にいるような気持ちになれる。 暖かくなるのに熱燗やワイン、暖かい料理はいらない。 この試合さえあれば・・・そんな試合を必ず見ることができる。 さて、頂点に立つのはどのチームか。 ワールドシリーズの予想は、個人的好みを多分に含みながら、レッドソックス対ドジャース。 連覇か、初優勝か、はたまた古豪復活なるか。 去年のようなこれぞ野球!という試合を期待したい。 そして、今年も日本人の活躍で、その指に光るチャンピオンリングを見たいものである。 がんばれ、日本人選手!
posted by ballgame |00:04 |
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