2008年06月23日
監督と選手の表情(対バーレーン戦)
バーレーン戦は残念ながら残り15分しか観戦できなかった。 テレビをつけたときには、0-0。 日本の攻撃は、どうしても1点取ろうという意思が感じられ、ボールを何度も放り込んでいた。 残り時間や状況から、やるべきことをやっているなと感じながら、それまでの時間、試合内容はどうだったのだろうと気になった。 なんとか1点をもぎ取り、バーレーンに雪辱することができた。 試合を通してみることができなかったが、バーレーンからのプレゼントといっても良いゴールに岡田監督の喜びようで、試合内容の苦しさがうかがえた。 そこには、絶対に勝たねばならないという強い意志を感じた。 苦しい試合での、のどから手が出るほど欲しかった1点、そして勝利だったのだろう。 「バーレーンに雪辱を果たさねば」試合前のインタビューでも語っていた岡田監督。 しかし、爆発させた喜びに違和感を覚えた。 雨の中、サポーターは5万人も応援してくれたという。 日本代表にかける思い、しっかりと選手に伝わったであろう。 頭が下がる。 果たして、そのサポーターに、テレビの前で応援しているファンに満足や期待感を与えるような内容だったのか。 試合後、勝ったにもかかわらず、選手達に笑みは見られなかった。 中澤、楢崎のインタビューがあり、その表情はさえなく、受け答えも歯切れの悪い内容だった。 選手はわかっているのだ。 結果、内容ともにバーレーンを圧倒しようと強い決意で試合に臨んで、それが上手くいかなかったことを。 そして、このままでは最終予選も苦しい戦いになると。 インタビューでの中澤、楢崎のさえない表情と監督の喜び。 違和感を覚えたのは、少なくないはずだ。 あの1点を例えるなら、真夏に外で営業に駆けずり回り、昼飯を食う暇もないくらい働き、汗だくになりながら「あー、終わったら冷えた生ビールを飲もう」という気持ちだけで動き、いざ店に入って「生ビール!」を注文。 待ってる時間が長く感じるもどかしさ。 いざ、目の前に置かれると同時にビールを飲んだら、あんまり冷えてなかった。。。 そんな「うーん」とした気持ちを感じた人は少なくないはずだ。 岡田監督は、チームをまとめ、結果を出している。 目の前の1戦1戦を見据え、勝利を目指して指揮を執っている。 果たしてそれでいいのだろうか。 最終予選が始まり、目先の1勝が一番大事なのはもちろんだ。 だが、その先には・・・期待感ではなく、満足感で終わってしまうことだけは避けてもらいたい。 数日前のスポーツナビさんのユーロコラムでこんなことが書いてあった。 2003年2月のことだった。韓国の五輪代表が欧州遠征し、オランダと試合をした。結果は1-0、韓国の勝利だった。2002年のワールドカップ(W杯)で韓国を4位に導いたヒディンクは観客席から観戦しており、試合後、韓国人記者に囲まれた。そして言った。 「私はがっかりしている。韓国の選手はあまりに勇気が欠けた試合をした。私が一番嫌いなことだ」 オランダリーグのレギュラー級クラスをそろえたオランダに勝ったことは、韓国にとって金星であった。しかし韓国はあまりにオランダの力を恐れ、消極的で守備的なサッカーをしたのだった。 相手にフットボールをさせるのではなく、自分たちがフットボールをしろ。そのための勇気と技術を持て――ヒディンクの言葉に込められた行間は、そういうことだったのかなと、ユーロ(欧州選手権)でのロシアの成長ぶりを見て思った。 ヒディング監督はユーロでも結果を残している。 チームごとにコンセプトを変えながら、どのチームでも共通したのは、「選手の戦う気持ち」を注入することだった。 果たして、岡田監督はここまで日本代表に期待感を与えることができる監督なのか。 勝利を目指しながら、ファンに期待させるサッカー。 短期的な目標と長期的な目標。 並立するのは難しいが、バランスが取れてないと、過去のワールドカップのように出場だけで満足してしまうことになりかねない。 そんなことを考えると、あの喜びように違和感を覚えかねない。 救いは選手だ。 試合に満足した選手がいないことは、表情からもわかる。 選手達は戦おうとしている。 そして自分達の力をもっともっと信じているはずだ。 それを纏め上げ、率いていくのは監督の仕事である。 9月から最終予選が始まる。 ヒディングの例でもわかるとおり、監督の手腕はすべてではないが、大きな要素を含んでいる。 「今からでも遅くない、しっかりした監督を!」 という声が聞こえないように、いい意味での裏切りを期待しつつ、岡田監督のこれからのチームの指揮、その手腕に注目したい。 「ひとつのチームになってきた」 とは岡田監督のコメント。 しかし、小さくまとまらないように・・・してもらいたいものである。 がんばれ、日本代表!
posted by ballgame |23:32 |
サッカー |
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監督と選手の表情(対バーレーン戦)
「違和感を感じる」に違和感を覚える。
posted by 通りすがり | 2008-06-24 09:08
監督と選手の表情(対バーレーン戦)
状況を把握しましょう。
岡田監督は苦しい立場なのです。
結果を求められるのはもちろんの事、
チケット販売や視聴率などのサッカー人気向上まで要求されてきてるのです。
あなたのような「にわか日本代表ファン」対策を強いられているのです。
「プライドをかけた戦い」という発言をしたのも、チケット販売数、視聴率向上を迫られているからに他ならない。
本気勝負とメディア対策として発言していたが、緻密な計算をする岡田監督だから、実際は累積警告出場停止回避の為のスタメン起用っだったし、本来なら怪我の俊輔は休ませたかったはずである。
でも、俊輔がいないと観ない人が増えるから前半だけでも使ってと言う指令が出てるのです。
今回のスタメンを見て「プライドを賭けた戦い」というのがビジネス的発言だったのがわかったし、そのメンバーの試合で、今の日本代表とはとの内容を語る事が、そもそも間違っているのです。
このようなビジネス的なことの為に、結果を駄目にしかねない行動と言動をしなければならない状況に、あなたは
違和感を感じて欲しいものである。
今回は、バーレーン監督はサブのメンバーいくと明言していて、実際そうだったし、そうするのがベターだったはずなのです。
過密日程、大黒柱の俊輔を怪我を押して出すのは、にわかファンの為の要素が大部分で、リスキーだった。
>果たして、岡田監督は日本代表に期待感を与えることができる監督なのか。
と書いてあるが、
あなたは与えられることばかり考えているのす。
本気でサッカー日本代表を愛している人は、
今回は、怪我の俊輔は無理する必要がないと思うし、「スタメンは休ませ、テストしたいメンバーがいるからその選手を使う」と正直に言ってもらって結構。
そのメンバーテストの状況の試合でも、しっかり観戦し(スタジアムに行けなくとも)代表に声援を与えるのです。
与える事を覚えましょう。
ファンの意識が向上すれば岡田監督は試合の為の戦略に専念でき、メディア対策の矛盾した発言をしなくてよくなると思います。
まず、きちんと試合を観てから、意見や感想を述べてもらいたい。
ファン意識の向上が、そのスポーツの発展に繋がります。
がんばれ、日本代表ファン!
posted by もも | 2008-06-24 09:08
監督と選手の表情(対バーレーン戦)
通りすがりさん
校正ありがとうございます。
表現なおさせてもらいました。
ももさん
貴重なコメントありがとうございました。
とても参考になります。
「スタメンは休ませ、テストしたいメンバーがいるからその選手を使う」と正直に言ってもらって結構。
との意見はまったくの同感です。
以前のブログでも、同じ内容の趣旨で書かせてもらってます。
来るべき状況に備えて、控え選手をためすべきだと。
いろいろな見方がありますが、マスコミのために、自分のやりたいことを抑えるような、保身を考えるようなやわな監督ではないと思ってます。
日本代表を強くするための采配を取っていると信じてます。
もし逆にそうでなければ、代表監督としてふさわしくないといえるのではないでしょうか。
「がんばれ、日本代表ファン!」
良い言葉です。
与えてもらうだけではなく、与えられるファン、それこそがサポーターなのでしょうね。
深く考えさせられました。
ありがとうございます。
posted by ballgame | 2008-06-24 23:28


