2008年06月17日

バーレーン戦は一番厳しい試合?

3次予選最終戦、バーレーン戦に向けて代表選手が発表された。
バーレーン戦の目的は何か?
たくさんの人を寝不足に追いやっているユーロでは、予選突破を決めたポルトガルやクロアチアがメンバーを落として戦っている。
ユーロでは決勝トーナメントに向けて、体力の保存や控え選手の出場機会を増やしたりなど、優勝に向けての明確な目的があるためだ。

予選突破を決めた日本代表の目的は果たして何になるのだろうと考えた。
勿論、勝利を得るためというのが大きな目的であろう。
ただ、それだけでは終わってほしくない。
目標は最終予選突破だが、はるかな目指す先はワールドカップ決勝トーナメント出場、そしてベスト8以上へ・・・である。
なんらかのプラス材料を見つけて欲しいものである。

予選を突破し、順位が2位であろうと最終予選の組み合わせには影響しない。
がしかし、ここはなんとしてでも勝利を奪いにいくべきである。
有名な将棋棋士でこういう言葉がある。
「勝負に関係ない一戦こそ全力をもって勝ちにいくべきだ」
1戦1戦をおろそかにしないその姿勢が、これからの大事な戦いで糧になる。
そして、バーレーンに向けての今後も甘くないぞ!という強いメッセージともなる。

勝利を目指す上で、ここはあえて怪我(の程度はわからないが軽くはないだろう)の中村俊や他の選手、そして警告保有している選手を外す。
最終予選では何が起こるかわからないもの。
そのシュミレーションとも言うべき厳しい状況を自ら作り出し、戦う。
そしてしっかり勝ちきる。

先日のU-23戦(カメルーン戦)のように、選手全員がチームのコンセプトを共有しているのであれば、支障は少ないはずである。
スポーツナビでの宇都宮さんのコラムでもあったとおり、今の日本代表は特定の選手への依存が大きいように思う。
勿論、チームの大黒柱、守備の要、セットプレーでのキーマン、ゲーム作りに欠かせない選手ではあるのだろう。

「○○頼り」はややもすると、チームの活性化を阻む。
いざというときのため、そして、全員がよく走り、よくボールを動かすという日本らしいサッカーのベースがあるべきじゃないかなと感じる。
親善試合ではないガチンコの試合で、試してみる。
それが許される珍しい場ではないか。
暖かいホームでの雰囲気、予選突破が決まっている両チーム、なんとなく戦い、なんとなく90分が過ぎる、または単純に勝てばいいんだという内容だけには終わって欲しくない。
いろいろ試し、その上で勝つ。
ひょっとすると、今までで1番厳しい試合になるかもしれない、そんな雰囲気を自ら作り出すのも一考ではないか。

その点で、コンディションが万全ではない安田の招集には疑問を感じた。
12日にチームの全体練習に参加したばかりだそうだ。
サイドバックに人がいないわけではないであろう。
呼びたい、見てみたい選手であるのはわかるが、コンセプトを浸透させるのであれば新たに体が万全の選手を使うほうがメリットがあるのではないかと思う。

アウェーでの2試合。
選手達は過酷な条件でよく戦った。
岡田監督への疑問、選手達への不安を過去ブログでぶちまけたこともあるが、徐々によくはなっているのであろう。
川淵キャプテンのコメントで最終予選は安心して岡田監督に任せられるとの記事も出ていた。
最初から素晴らしい監督はいない。
選手達のがんばりを引き出すのも、チームのコンセプトを確立するのも監督である。
ある意味、予選の中で一番厳しい目で試合を見られるのではないかと思う。
選手、監督はお疲れであろうが、応援する我々を、いい意味で裏切るような成長力、試合を期待したい。
なにより、気持ちのこもった試合を・・・。
今週末のバーレーン戦、いろいろな点で楽しみだ。

話はそれるが、その記事のタイトルは「岡田監督を絶賛「オシム以上」」であったが、内容はそんなに偏ったところもなかった。
タイトルを見てむっとしたが、マスコミは食いつくような上手いタイトルを考えますね(笑)

posted by ballgame |22:26 | サッカー | コメント(11) | トラックバック(1)
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W杯アジア3次予選最終戦 バーレーン戦に岡田監督 ゲキ!! 【スポーツ大好き人間】

日本サッカー代表は6月22日に行われるW杯アジア3次予選最終戦バーレーン戦に向け、直前合宿を開始した。 この合宿で、岡田監督は、9月6日の最終予選初戦で対戦する可能性もあるバーレーンを戦意喪失にまで追い込むよう「倍返し宣言」を繰り出した。 岡田監督=闘将の辞書に消化試合の4文字はない。相手を完膚無きまで叩くのみ。記者から「圧勝してアジアに強さをアピールする狙いは?」と問われた岡田監督は「最終予選最初(の試合)の相手はバーレーンかサウジかイラン。3分の1の確率でバーレーンと当たる。バーレーンに対し...

2008-06-18 14:32 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
バーレーン戦は一番厳しい試合?

3次予選最終戦は消化試合になったが最終予選まで強化試合が少ないので内容にこだわって勝って欲しい。代表の試合を見ていると中澤のヘディングでのゴールが目立つ。それは貴重な武器だがそれだけで勝てるとは思えない。得点のオプションを増やして欲しい。中盤には良い人材が揃っているし中田浩、稲本も復帰したらもっと強固だと思う。しかしFWの得点の少なさは気がかり。カズ以降確固たるエースが育っていないと思う。次のバーレン戦では無理かもしれないがFWの奮起に期待。

posted by 櫛田 英記 | 2008-06-18 00:12

バーレーン戦は一番厳しい試合?

櫛田 英記さん

早速のコメントありがとうございます。
内容にこだわって欲しいですよね。
強化試合よりプレッシャーのかかる試合、作り出そうと思ってもなかなかないですから。
中澤(トゥーリオ)のヘディングは確かに目立ちます。
強力な武器ではありますが、それが目立ちすぎるのは、
櫛田さんのいうとおり、逆にいうとFWが目立ってないからともいえると思います。
秘密兵器くらいにとどめておかねば、実はまずい状態なのかななんて同感です。
FWの奮起!
チェックしてみたいと思います。
(今後は個人的に森本に期待してます)

posted by ballgame | 2008-06-18 00:23

バーレーン戦は一番厳しい試合?

FWに点が少ないと言う意見もありますが、それぞれのチームコンセプトというものががあって、日本の場合、FWが点を取らなければならない戦術かと言えばそんなこともないような気がします。
そもそもFWが点を取りやすい状況というのは、カウンターなど個人で打開することを求められる状況、サイドから質の高いクロスがたくさん入ってくる状況、中央の裏のスペースがねらえるような状況、のどれかであることがほとんどです。
日本の場合、個人の打開よりチームプレイを優先しますし、クロスも少ないですし、何よりストライカータイプのFWを起用していない点で、あまりFWが点を取ることにこだわっていない気がします。チームとしてそのための戦術をとっていないので、当然の結果としてFWの点は少ないのだと思うのです。

私も森本は好きですが、彼はセリエAのFWに見えます。つまりボリエッロやトレゼゲやインザーギなどストライカータイプが重宝されるリーグにふさわしい育成をされた選手であると言うこと。彼の動きはチャンスメイクとか、ポストとか、そういうものではなくて、シュートを打つためのポジション、裏への動き、をくり返すのが感じられます。残念ながらオリンピック代表ではパサーが少なく彼の良さが生きているとは思いませんが、近年まれに見るFWらしいFWとしてみています。
問題は、ポストが下手でも、チャンスを作れなくても、1点でも取ればOKとなるセリエの概念を日本のサポが持てるのか。ストライカータイプが点を取るのは単純にそれ以外をあまり考えないからで、万能タイプのFWが好かれる日本代表ではプレースタイルを変えるか、チームにあわせてもらうかのどちらかが必要になるかもしれません。私はストライカーとしてこのまま成長して欲しいと思っていますが。本当にセリエのFWの動きをするので非常におもしろいです。

あと決定機のゴール率は大体3割なのでマスコミはなんでもかんでもFWのせいにするのはよして欲しい。ユーロ見たらキーパーや決定力の事やいろいろ見えるはずです。

岡田で良かったという川淵にあえて言いたいのは、4年に1回しかないW杯は考えられる限りの最高の監督に率いられた最高のチームで望んで欲しかったなんてね。最善という言葉は評価に値するはず・・・。

posted by さあ、ここは守りたいニッポン! | 2008-06-18 04:35

バーレーン戦は一番厳しい試合?

>勝利を奪いにいくべきである
>「勝負に関係ない一戦こそ全力をもって勝ちにいくべきだ」
ベストメンバーを組めってことか


>中村俊や他の選手、そして警告保有している選手を外す。
控えのテストしろってことか?

いろんなブログを見ても誰も言及しないのですが
最終予選進出が決まっている
バーレーンはどう来るんでしょうかね

posted by 何がいいたいの | 2008-06-18 11:46

バーレーン戦は一番厳しい試合?

ただでさえFWの問題は時間がかかりそうです。
ところで、大久保の処遇はどうなのでしょうか。18日現在でもまだ結論が出ていない状況にうんざりしています。FIFAはこの件にどれだけ時間を掛けるつもりなのでしょうか。下手すると試合当日に発表なんてこともありえます。監督は大久保先発をまだ考えているでしょうし、早く結論を出してくれ。

posted by サポ | 2008-06-18 13:56

バーレーン戦は一番厳しい試合?

各方面から絶賛されたホームのオマーン戦時点で既に攻撃は個人頼みの傾向は見えていた。攻撃は現段階で既にセットプレーが最大の武器になってしまっているように見えるので不安は尽きません。
岡田さんがどのように攻撃もアレンジして行くのかこれから注目ですね。

posted by お手並み拝見 | 2008-06-18 16:57

バーレーン戦は一番厳しい試合?

バーレーン戦はむしろ一番優しい試合。だって負けたって何の影響もない試合なんだから。ホームだからとか、バーレーンには一度負けているからというのはメディアが強調しているに過ぎないです。プロである以上、負けても良いなんて言えないだろうし言って欲しくないですけど。

FWの話しが出ていますが典型的な日本人FWが柳沢では? 巧いし、速いし、頭も良く、試合中は良く動くし、自己犠牲の精神も十分。けれども決められると確信しないとシュートを撃たない。個人の性格もあるんでしょうけど日本人の典型的な例ですよね、柳沢は。日本では身勝手な人間は嫌われる傾向があるし、ホリエモンのように出る杭は徹底的に打たれる風潮が強いです。つまり目立つ奴が嫌いで、プレーでは目立っても性格は控え目というのが日本人好み。ボクシングの亀田が良い例ですね。亀田の場合は行き過ぎが原因ですが。
小・中学生のFWはシュートを撃たないのではなく撃たせて貰えない、高校までサッカーやっていた僕はそう考えています。実際、僕もFWでしたがシュートを決める事ではなくポストプレーとプレッシングの事ばかり言われていました。無理にでもシュートを撃つと怒鳴られ、それならばと味方にお膳立てをしてもその味方もシュートを外すから報われず、なのにいざという時に限ってシュートを撃たないと「撃てよ」と怒られ、それが続くとメンバーから外される。誰もがこうとは思わないし単純に僕の力量不足もあるんですけど少なくても一昔前まではこういう風潮が強かった。ああ言えばこう言われる、そしてその内に二進も三進もいかなくなる、こんな感じでしたね。
今の日本代表に必要なFWは高原でも平山でもなく、森山泰行でしょう。森本が森山のような自らのゴールに徹底的にこだわる選手であるのならば大いに期待したい。

posted by バーン | 2008-06-18 18:42

バーレーン戦は一番厳しい試合?

さあ、ここは守りたいニッポン!さん

長いコメントありがとうございます。
FWの見方は参考になります。
うがった見方をすると、前線からのディフェンスのために居るように感じる試合もあります。。。
日本の戦術もニッポン!さんが言われたとおり、求めているのが違うんですかね。
森本の見方については、なるほど~と思いました。
確かにストライカータイプ、前回のカメルーン戦ではボールキープに苦労していましたが、本来裏を狙ったりいざというときにするするっとゴール前に入ったり・・・そんな役割があいそうに思います。
FWらしいFWの森本には貪欲に自分の長所を伸ばして、日本に力を与えて欲しい、なんて期待してます。

posted by ballgame | 2008-06-18 19:41

バーレーン戦は一番厳しい試合?

何がいいたいの さん

コメントありがとうございます。
わかりづらくてスイマセン(笑)
控え選手などを試しながら、勝利を勝ち取るべし、そう期待しています。
バーレーンの立場だとどうなるんでしょう?
確かに気になります。

サポさん

コメントありがとうございます。
試合当日とは・・・そこまではいかないと思いますが。。。
頭を冷やすためにも、処分を問わず控えに回すという手もあるのかなと思います。

お手並み拝見さん

コメントありがとうございます。
確かに、今後の日本代表の攻撃のコンセプトを図る上で、バーレーン戦は注目ですね。

posted by ballgame | 2008-06-18 19:45

バーレーン戦は一番厳しい試合?

バーンさん

実体験を語ってくれてわかりやすいコメントありがとうございます。
やさしい試合にしないように、厳しい状況を自らつくりだしてほしいなぁという願望があります。
えるものが何もなかった・・・といかないようにあえてこのタイトルをつけました。
バーンさんの実体験から、今日本代表でのFWも小さいころからの指導があるのかなぁと思いました。
「昔とったきねづか」ではないですが、なかなか「はい、これから自由に」といわれてもできないものでしょうから。
チームプレーの中に、少しのエゴイスティックを感じる選手、こだわりをもって自分の武器を十分にいかすような選手達を期待して応援したいと思ってます。

posted by ballgame | 2008-06-18 19:50

バーレーン戦は一番厳しい試合?

一番厳しい試合?・・・何jを考えているの?

格下のバーレーンから見れば、三次予選は突破してるし、日本にはホームで勝ってるし、メンバー温存の余裕の試合でしょう。
中東の(不真面目的)気質からしても、アウェーだし、怪我したくないし、シャカリキになって勝とうなんて、思うはずがない。

今度の試合、日本大学選抜チームと対戦しても、いい試合出来ると思いますよ。

それでも、権力にしがみつきたい岡田さんですから、俊輔を出したいんでしょうね。

posted by toudaimotokurasi | 2008-06-19 10:49

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