2007年11月11日

女子バレー第8戦(すがすがしさ)

土曜日のポーランド戦は、友人の結婚式のため、ダイジェスト版でしか見ることができなかった。
フルセットまでいった試合はさぞかし見ごたえがあったろう。
古い友人同士の結婚に続き、日本の勝利といいことが重なった。
人の心配ばかりせずに、自分のことも考えねば(笑)

バレーの話にもどろう。
ダイジェスト版のみで、試合の全体の流れや内容を見ることができなかったのは残念。
1、3セットを取られ、常に先行される形からの逆転は今後に期待できる。
今まで、日本は競り合うと弱い(勢いに乗られるととめられない)ひ弱な先行型が目立っていたので、やっと日本本来の粘りが出てきたのかなと、一安心。

第6戦で感じた札幌ならではの、熱い応援の力もあったのだろう。
日本の大黒柱の高橋の復調も頼もしい。
ダイジェスト版特有の、いい場面が多かったのを差し引いても、ポーランド戦の高橋はキレていた。
体の切れもあるのだろうが、顔つきから気持ちの面でもキレていたように思う。

高橋(竹下)中心のチームといってもいい今回の日本。
実力もさることながら、精神的要となる選手である。
もちろん、高橋本人もわかっていたことだろう。
持ち前の責任感の強さ、気の強さから気持ちがキレて、それが体にまで影響していたのではないか。
力任せのスパイクという形で。

「チームのためになんとかしなければ」から「自分のできることをやれば、それがチームを引っ張ることになる」という気持ちの変化があったのではないかと思う。
それが、相手チームからは憎たらしく思えるような、いつものブロックアウトのスパイクに繋がったのではないかと感じる。
いい意味での、気持ちのキレ方。
飄々とした、プレーを楽しむかのような表情からも、復調は間違いないように思う。

もちろん、高橋一人では勝てない。
しかし、高橋が自分を取り戻さないとチームは勝てない。
頼もしい高橋が帰ってきたのを、心からうれしく思う。

さて、今日はケニア戦。
日本以外の試合をなかなか見ることができないが、ケニアは少し実力が落ちるチーム。
ここまで全敗だが、強いカテゴリーに入っていたので、油断は禁物。
最終ラウンドに向けて、勝敗より勢いづける試合作りに期待して観戦開始。

結果は3-0のストレート勝ち。
高橋の調子が上がってきたのもしっかり確認できた。
トスが変わったのだろうか、スパイクに入るタイミングが早く感じる。
今までブロックにつかまっていたのが、早い攻撃のため、つかまらない。
解説者が「ペルー戦で、二段トスを打ち抜いたとき、スパイクのタイミングをつかんだ」といっていたが、まさに復調といっていい出来であろう。
素敵で頼もしい高橋だ。

控え選手も今までより長い時間、コートにたつことができ、試合勘やチームの一体感にプラスになったことだろう。
第3セットは試合結果に響かないところだったので、栗原を休ませて大山の出番を増やしても良かったのではないか。
注目されている大山ではあるが、やはり体が100%ではないのだろうか。
そういう立場でありながら、悪意すら感じるカメラワークで捉えられている大山。
頭の片隅にはいつも残っているだろうが、がんばって欲しいものである。
ムードメーカーとなっている大山、これからの強豪相手に必要になってくる存在になるだろう。
勿論、大山だけでなく、12人全員の力が必要である。
今日、杉山以外の全員がコートに出たことは、これからの戦いに向けての準備としては良かった。
(杉山が怪我でもしたのかと心配したが・・・)

試合内容は一方的だったが、試合で一番印象に残ったのは、ケニア選手の喜びだ。
1点取るたびに、チーム全員で喜ぶ。
それも習慣で集まるのではなく、心から喜ぶのだ。
純粋なスポーツの喜び。

みていて、応援したくなるチームである。
高校生のようなチーム運び、そして高校生のようなすがすがしさ。
あぁ、いいチームだなぁと感じる。
自分達のできるプレーをし、喜ぶときは喜ぶ。
まさにチームプレーの楽しさ、観客にも伝わるものだと思うだが・・・。

得点して、静まり返るコートに響くケニア選手の喜ぶ声。
それでも変わることのないケニアの選手・・・素晴らしい。
それでも変わることのない観客・・・なにか寂しい気がする。
画面から感じたこの気持ちは、テレビで客観的に見ることができるメリットなのだろう。

ケニアはつなぎの部分が弱かったが、ブロックは良かった。
このチームの特徴を活かしながら、鍛えていったら面白いチームができるのではないか。

水曜日から、いよいよ最終ラウンド。
強豪との3連戦が始まるが、ケニア戦で面白いなと思ったことがあった。
それは、ケニアのつなぎが悪いため、普通ではないタイミングでのスパイクなどが日本コートに決まっていたように感じた。
レシーブする側の予想しないプレー、タイミングから来ているとおもうのだが、これも日本はいかせないだろうか。
ペルー戦から、時間差が有効に決まっている。
荒木は1試合ごとに成長を感じ、高橋の復調もある。
木村は普通のトスよりも、難しい体勢のほうが決めているように思う。
ドカベンの岩鬼ばりである(笑)
(強く印象に残るプレーだからであろうが・・・)

キューバ、アメリカ、ブラジルと続く3戦。
セルビア戦のぽっきり折れたような試合だけは見たくない。
チームでの声もようやくかかっていたケニア戦。
勝つには相当に粘り強く、基本的なミスをしない戦いぶりが必要になるだろう。
手に汗握るような、面白い試合になることだけは間違いない。
がんばれ、ニッポン!

posted by ballgame |23:13 | バレーボール | コメント(0) | トラックバック(2)
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スポーツはメンタルが大事。 スポーツ経験者なら誰もが実感すること。 そのメンタル面のなかでも"笑顔"って ものすごいパワーを持っていると思う。 松坂大輔 宮里藍 浅田真央 大神雄子 レイ・セフォー(笑) など、笑顔が印象的なアスリートは結構少ない。 「真剣勝負の最中には笑えない」という意見もあるが、 時として笑えるくらい(決して気を抜いているわけではない)の 余裕がないと、肩肘張って自分のことしか見えなくなってしまう。 特にチームスポーツの場合、チームメイトに与える影響は絶大だ。 ホッとして肩の力がぬけた

2007-11-11 23:28 | 続きを読む
ケニアに完勝で北海道シリーズ3連勝!! 【全日本女子バレー】 【スポーツマン・スポーツウーマン 体に良いことはじめよう!!】

やはり、だいぶ力の差があったように思います。日本が勝って当然の試合だった(ケニアさんごめん)ので、2セット目のようなスタメンじゃない選手の出場機会がもう少し多くても良かったように思います。  ・・大村・多治見・大山・河合・庄司・・ 選手起用は確かに難しいとは思いますが、かりにも全日本として選ばれたメンバーですからねぇ。 得失点率?でしたっけ? とかが関係あるから、あまりリスクをおかさなかったのでしょうか? そこまでの争いに食い込めるかという疑問もありますが・・[:たらーっ:] 個人...

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