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甲子園は期待する、皆の想いがかなう場所(夏の甲子園、準決勝2試合)

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打つ人が打ち、9回にもつれる展開。 投手戦がお好みの方には大味と映るかもしれない。 ただ、最後までハラハラドキドキの展開で、準決勝は興奮が止まらない2試合となった。

第2試合、天理対広陵 この大会、ナンバーワンヒーローの中村が、初回、5回と2本の本塁打。 準決勝の時点で、夏の甲子園記録となる通算6本目の本塁打が飛び出す。 極め付きは9回表、ランナーを置いての中村に打席が回り、高めのストレートをレフト線に運ぶタイムリーヒットで6点差にした。 その打球の速さは、捕手中村の送球と同じように矢のような速さである。 この大会でヒーローは作られ、中村自身がそれ以上に応え、成長してきた。

9回裏で6点差。 打つ人が打つのはいいが、これだと物足りない…と思う甲子園で応援するファンの期待に応えて、天理は3点を返し、なお満塁のチャンスを作るが、反撃もここまで。 12対9で広陵が勝利した。 決勝での中村の活躍は見たい、この試合の盛り上がりも見たい、という欲張りな野球ファンにとって最高の試合展開となった。

第2試合、東海大菅生対花咲徳栄。 東海大菅生が先制し、花咲徳英が追いつき、逆転。 その後、追いつき、突き放す。 同点になること3回。 9回裏に追いつき、一死2塁のサヨナラのチャンスを東海大菅生は活かせず。 延長戦でこの試合の続きが見られるという贅沢な展開。 最後は花咲徳栄が11回に3点を取り、9対6で決勝に進出した。

今日の甲子園を見ていると、つくづく夏の高校野球、甲子園は期待に応える場所であると感じる。 明日は決勝戦。 花咲徳英の清水投手は語る。 「対戦が楽しみ。逃げないでいきたい。自信をもって投げれば打たれないと思う」 岩井隆監督も同じ言葉を話す。 「なんとか1本くらいに抑えられれば。逃げることはさせたくない。うちは(早実)清宮君とも対戦しているので、打たれ慣れているし、勝負すると思います」

きっと広陵中村の前には、得点圏で打席が回ってくる展開になるはず。 甲子園はそうしたシーンを必ず作るだろう。 そこからは、シナリオなしの文字通り手に汗を握る、目が離せない戦いになることは間違いない。 初回の中村の打席がキーポイントとなりそうだ。 明日の決勝戦が、今から楽しみである。



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野球全般
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花咲徳栄
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