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伊藤美誠が感じた「初」のプレッシャー、そして壁を突き破る(世界卓球女子、日本対北朝鮮)

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女子日本代表の準決勝の相手は北朝鮮。 日本のオーダーはドイツ戦同様、伊藤、石川、福原、伊藤、石川。 ドイツに続き、北朝鮮はグループで対戦している相手だ。 ――― 第1試合。 伊藤対キム・ソンイ キムはカットマン。 カットマンは個人的には好きな戦い方だが、日本チームの相手となると、とてもいやらしい戦い方をする。 カットマンでありながら、隙あらば攻めてくる攻撃的な選手である。

第1セット 伊藤は、珍しく攻め急いでいる印象だ。 攻撃がネットにかかるなど、ミスが多い。

第2セット キムのフォアハンドは強い。 伊藤はサーブミスをする、前後にふる得意のプレーもネットにかかるなど、なかなか流れに乗れない。 顔色は変わらないが、その表情はさえない。 連続でセットを落とし、あっという間に追いつめられる。

第3セット 伊藤はサービスミスが続く。 キムの思うままのプレーをしている。 球が切れている。 ドイツに戦術を変えて勝った日本は、北朝鮮に同じことをされて苦しんでいる。 キムがストレートで勝利。 キムは伊藤の短いボールを読んで上手く攻撃に結びつけていた。 日本は、初戦を落とした。 伊藤の顔は白いままだ。

――― 第2試合。 石川対リ・ミョンスン。 リもカットマンだ。

早いボールはカットしやすい。 上手く遅いボールを使って、カットマンのミスを誘っている。 上手くカットボールを拾って、持ち上げている。 40本近いラリーにも我慢でポイントをもぎ取り、徐々に相手を追い込んでいく。 カットマンはこう攻略するんだ、とばかりにストレートで勝利する。 ――― 第3試合 福原対リ・ミギョン 福原は、第3セットを落とすものの、しっかりと勝ちを収める。 日本が2-1とリードする。

――― 第4試合 伊藤対リ・ミョンスン 伊藤は第1戦の悪い流れをそのまま持ち込んだような試合展開。 第1セットを簡単に落とした時には、これは第5試合までもつれる…と正直感じた。

第2セット5-6で日本がタイムアウト。 ここから伊藤が変わった。 徐々に動きが良くなってくる。 ガッツポーズに力強さが出てきた。 第2セットを勝ち切り、セットカウントは1-1

第3セットがまさに手に汗握る戦いだった。 試合は10-10のジュースとなる。 10-10 リのスマッシュが決まる。 10-11 伊藤が3球目をスマッシュ、先ほどの仕返しだ。 11-11 リが攻めたおす。 11-12 リが勝負を決めようと攻撃をするが、それがミスとなる。 12-12 リが3球目をミスする。 13-12 伊藤のスマッシュで、リが苦し紛れのロビングが台に変える。 伊藤は中途半端な返しでミスをしてしまう。 この試合、何度か見せる簡単なミスだ。 13-13 伊藤のミス 13-14 リのミス 14-14 伊藤のミス 14-15 リのミス 15-15 伊藤のスマッシュがミス 15-16 北朝鮮が勝負どころと見て、北朝鮮がタイムアウトを取る。 3球目をスマッシュで決めて、伊藤が取り返す。 16-16 長いラリーの末、クロスのスマッシュを決める。 久しぶりの伊藤のポイントだ。 17-16 長い我慢比べでミスしたのは伊藤。 17-17 今度のラリーはリをミスする。 18-17 3球目の狙い澄ましたスマッシュは伊藤がミス。 会場を覆うのは、大きなため息。 18-18 伊藤の返しがネットに当たりアウトとなる。 18-19 最後のショットがラケットのへりに当たり、伊藤がミスをする。 長い長いジュースの展開は18-20で伊藤は落としてしまう。 前後にショットをちりばめて本来の伊藤のゲームになってきたところ。 ぜひとも取りたいセットだったが…。

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卓球
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世界卓球
伊藤美誠
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